ただ幻想の中にいたい

昨今、クリエイターと呼ばれる人たちの不祥事があります。自分が好きなクリエイターの発言とか行動が問題になった時、あなたは作品を以前と同じように愛せますか?

この小説はそんな問いかけがテーマになっています。

人によって「裏切られた、罰として世間から消えて無くなれ」「復帰してほしいから、むしろ積極的に推す」とか色々な意見があるかと思いますが。

このお話ではただ静かに強く、作品が汚されないことだけを願っています。おおっぴらに主張しないからこそ、祈りのような雰囲気が良かったです。作品そのものを愛している感じが伝わってきました。