創作に関する15の質問

MS3

第1話 15の質問


Q1.文芸作品としてよく読むジャンル、執筆する主なジャンルは? 思い入れなどがあればそちらも併せてどうぞ。


A1.戦記やファンタジー系。両方備わっているものが1番の好物です。


Q2.初見の方に対して、とりあえず薦めたい自分の作品(※カクヨムで公開中のもの)はどれ? あらすじと共に、ごく簡単にご紹介を。


A2.「大魔王戦記」


────運命に呪われ人ならざる身に堕とされたひとりの男は、復讐に仕損じて逃亡する。そして忌み嫌われ人間の領域から隔てられた魔物たちの国、オルセウスへと流れ着く。しかしオルセウスはいま、内乱により滅亡の危機にあった。男はとあるひとりの魔物と出会い、そして自分自身の未来を掴むためその戦火に身を投じてゆくのであった。


Q3.「文芸作品たるもの、一番肝心なのはこれでしょう!?」「私はこれが備わっている作品が大好きなんだ!」と思う、書き手として、または読み手として絶対に譲れないポイントはある? ※最大3点ぐらいまで。


A3.主人公は強くてもいい、だが強すぎてはダメ(肉体的にも精神的にも)


・圧倒的に不利な局面でも、一縷の希望に全てをかけて行動する主人公勢。


・戦うための理由が、しっかりと互いにぶつかり合っている作品。


Q4.自作の執筆時、その譲れないポイントを読者にも余すところなく伝えるために、特に注力しているポイントや心掛けはある? ※最大3点ぐらいまで。


A4.自分の頭の中にある光景、思い、葛藤を描ききる。そして自分で見返して面白いかどうかを判断する。


Q5.「喜」「怒」「哀」「楽」の内、自身の作風やこだわりとして最も強く描き出したい感情はどれ? その理由や、具体の工夫、心掛けなどがあれば併せてどうぞ。


A5.「哀」ですね。これを乗り切れば乗り切るほど、人は成長できると信じています。そしてその壁を越えようと足掻く姿こそ、書くに値する物だと思います。


Q6.主人公、ヒーロー/ヒロイン、悪役、脇役、ライバルetc... 魅力的な人物として描き出すために、特にこだわっているポイントや意識はある?(例:個々の人物設定や各キャラの配置と関係性、外見・内面の描き方etc...)


A6.その者の過去と現在、そして何を求めているのかをはっきりさせます。出来上がった人物の価値観を主軸にして、不自然にならないように気をつけながら本編に登場させます。


Q7.世界観や設定を考える際、考証(時代考証、科学技術考証、職業や学校生活・部活などの考証etc...)は重視する派? それとも、あまり気にしない派? その理由や、重視する派の方は情報収集の方法やどの程度調べるかの基準なども併せてどうぞ。


A8.ある程度重視する派です。異世界ファンタジーならば物理法則や道徳倫理感、さらに魔法という存在がある以上さまざまな点が現実世界とは異なるでしょう。説得力が必要な場面では、現実世界の知識を元にその世界独自のものを組み合わせ、齟齬がないように仕立てます。必要な情報はとりあえず納得いくまで調べます。


Q8.最近の流行や話題作の中で、「いや~、そうじゃないんだよなあ」と思ってしまうことや、「世の流行りがどうであれ、私の作品ではああはしません」と意識していることはある?


A9.ご都合主義は盛り上がるならばよし。だがそうではないのであれば、ただの作者による怠慢ではないのだろうか。そう感じています。


Q9.最近の流行や話題作の中で、「これが世間にウケるのはわかる」と感じていることや、「自分の作品にもそこに通ずるものはあるぞ……」と内心思っていることはある?


A9.面白いものは一種の芸術作品のようにとても綺麗に見えます。そういうものは皆、面白いと口を揃えます。自分の作品にも、そんな纏まりを描こうという思いはあります。どうなるかは、まだ分かりませんが。


Q10.仮に自作品の出版やメディアミックスが行われるとしたら、ぜひ携わってほしいと妄想するクリエイターやアクターはいる?(例:映画監督・映像作家、アニメやゲームの制作スタジオ、俳優・声優、作曲家・音楽グループ、漫画家・イラストレーター・デザイナー、小説家・脚本家etc……)


A10.あまり考えたことはありません。ただもしやるのであれば、場面と場面をきって繋げたようなダイジェストになるようなことは避けたいです。


Q11.小説執筆以外で、「これに関しては一般の人よりちょっと詳しいかも」と言える趣味や特技、専門知識などはある?


A11.政治や歴史


Q12.自分の創作活動や創作物において、小説以外のもの(映画・音楽・絵画など他のカルチャーや、人間関係、勉強・研究・仕事、忘れられない思い出等々の実体験まで含めて)から受けている影響やモチベーションはある? ※最大3つぐらいまで。


A12.ゲーム、音楽、そして人間関係。


Q13.ものを書き続ける限り永遠に追求していきたい、もしくは自分のどの作品にも通底する(自分の作品とは切っても切り離せない)と思うテーマやメッセージはある?


A13.深い深い絶望の中を足掻く姿にこそ、その魂の真価が発揮される。


Q14.これから自作品を読む読者の方に、ぜひ楽しんでほしい、楽しませる自信があるポイントは?


A14.大魔王戦記はかなり重苦しい内容が含まれてます。人によっては胃もたれするかもしれません。ただダークファンタジー や戦記物が好きな人にとっては、楽しめる作品になっていると信じています。


Q15.最後に。これまでの回答内容も踏まえつつ、改めて自作品を深く、そして熱っぽくお薦めしてください! ※Q2と同じ作品でも、複数の作品でもOKです。


A15.これ以上の言葉は不要。ただ見て、そして感じて欲しい。



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