スマホの気持ち

詩の題材 連詩関連トリガーノート1 発案者 小鷹 りく

    スマホ、携帯などをイメージした詩


 この詩は、小鷹 りく さんのお題を受けて作った詩になています。


同じお題の詩 僕の詩 作者 小鷹 りく

    第50話 小さな箱 ーanswer poemー



僕は音を伝える。

言葉を伝える。

だから想いも伝える。

海を渡り、お星様を見上げ、世界中に伝える事が出来る。


何でもかんでもびさせる潮風しおかぜ

吸い込むととても落ち着く。

ざぁー、ざぁーと波の音。


あおく深く広がる海。

想いを伝える為に、対岸まで糸を置いている。


でも、全部声色こわいろさ。

それでもみんな、喜んでくる。


恋しい想い教えてあげられる。

愛おしさを語ってあげられる。


面と向かって言えない事も、僕なら言ってあげられる。

目じりが下がって、笑う顔を見せてあげたいよ。



晴れやかで爽快そうかい清清すがすがしい風。

吸い込むととても気持ちがいい。

さらさら、さらさらと草木の葉が擦れる音。


あおく何処までも高い空。

想いを伝える為に、小さな小さなお星様との間に、見えない糸を置いている。


でも、全部物真似ものまねさ。

それでもみんな、悲しんでくれる。


恋しい想い教えてあげられる。

愛おしさを語ってあげられる。


言葉を詰まらせ、むせび泣いている。

余りにも辛くて、物真似ものまねを止めようかと思ってしまう。


お星様と繋がっている僕に出来る事。

物真似ものまねだけど、お星様とお話をさせてあげたい。

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