溺れてしまう

下記詩を受けて作った詩になています。

私に想う心と表現をもたらしてくれたこの詩は、現在アルファポリスに移されました。

ご興味を持たれた方は、是非訪れて見て下さい。



素の詩 僕の詩 作者 小鷹 りく

    第41話 恋しい



恋しいと思えば、会いたくなる。


会いたいと思えば、れたくなる。


一度ひとたびれれば、想いはつのる。


恋しいと言えぬ時間は、もどかしさをもらせる。


会いたいと言えぬ壁は、歯がゆさをもらせる。


もったものが胸の中を埋めて、息苦しい。


放置すれば、いきえになってしまう。


少しずつでもき出さねば。


何処どこかにき出さねば。


ひそかに誰かにちょっとだけ、げて見様みようか。


とげを持っている人かもしれない。


怖い。


穴を掘って、大声でさけんで見様みようか。


とげを持った人が、聞き耳を立てているかもしれない。


恐ろしい。


文字に想いを込めたらどうだろう。


とげを持った人が読んでも、きっと伝わらない。


だから少しだけ想いをらそう。


恋しい人がいる、がれる人がいる、会いたい人がいる。


めたままでは、おぼれてしまう。

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