読後、自分の中の厨二心が疼いてしょうがない……

オリンピック、お祭り騒ぎ、殺人ウイルス……。
現在の2020年の情勢から着想を得て書かれた作品であることは間違いありません。
ですが、この作品はホラーというジャンルだけで区分するにはもったいない魅力があります。

蟲(ナノマシン)、怪物化する人々、ポスト・アポカリプス。
そして、抗う健気な少女。

はい、これらの単語を見て心が疼いた方!
ぜひぜひ本作を読んでいただきたいです。

考え抜かれた行間、スピーディで迫力あるアクション表現、おどろおどろしい描写は想像力を掻き立てること間違いなしです。


もちろん、無事に収束し、エンターテインメントとしてこの作品が楽しめることを切に願うばかりでございます。

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