第35詩 明日

空しさと淋しさを感じた夜

そっと 窓の外を眺めてみよう

ビルやマンション 家々や電灯の明かりが見える

でも それらよりもっと美しいものが見える

上を見上げ 星を見て 月を見よう

星々をつなげば あなただけの 一夜限りの星座が生まれる


月は満ち欠けを繰り返し 太陽の光を反射している

何の意思もないものたちが 動いていると思うけれど

本当は 大切な思いを持って 回っているのかもしれない


星と月の子守唄を聴きながら

明日を夢見よう

明日は誰にでもやって来る 太陽は昇る

星と月は 太陽に隠れてしまうけれど

そっと あなたを見守っているから


虚しさも寂しさも抱き締めて

明日笑えるように

ゆっくり眠ろう

明日の笑顔は 未来の光

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