第7話 強味ってなんですか?

「強味を活かした仕事をしたい!」


なんでしょうね。強味って。

なんかの調味料?すみませんふざけてはいないです。


転職活動していて思ったんですよ、

精神疾患て言った瞬間に

「手帳は?」あれはこれは?

何ができますか?


ええい黙れ面接官!手帳持てないグレーなんだよ!

この病気を経験していることが強味だ!


ていう私の暴言はスルーしてください。(あくまで個人的見解です)

最近はフリーランス考えだしたぐらいなんですけど、家に籠ると腐りそうなので転職活動しています。


ただ、今の段階だと、ちょっと病状よくないのでそんなに大きな動きはしないようにしています。

躁の状態と鬱の状態のバランスを取るために、激しい動きは控えています。

現在の上司が実体験者で寛解している方で(これもなんのめぐりあわせか)今の会社の現況と私の病状を加味して、色々とアドバイスをくれました。理解もありつつも焦らない事を前提に、休職経てゆっくり活動しています。


ぶっちゃけ言うと、転職活動って働きながらやるのおもっくそしんどい!(笑)


去年経験済みなので本当にしんどいです!


だから今疲れてます。頭回りません。なのでのらりくらりしてます。

なるようになるさ精神を引き継がせてくれた天の母にある意味感謝。


私の今の状態を言いますと、脳にストレスがダメージくらいすぎて、無双ゲージ真っ赤のまま動いてる状態。いつ〇ボタン押す?

みたいな感じです。ボタン押したら躁に転じてしまうので、とにかく頭を休めるために努力しています。


ふざけてすみません、私は今『過眠』という状態になっています。

正直に言うと、危ない状態です。休めっていうのはそういう事です。

元々貧血で低血圧なので、朝はそこら中にぶつかって部屋の中歩いていて、

通勤もやっと。


原因は、会社の体質と結果主義(福祉はプロセスを重要視するとこと真逆)で、利用者獲得のための営業でのパワハラでした。

入院レベルになったら元も子もない!と休職という選択肢を自ら盾になって会社に印籠を翳したのは先ほどの上司です。ギリギリのところで救い上げてくれたので、生きてます。ありがとう上司。生きてる。


代償として、脳にいかにストレスをかけないかが課題になりましたが。

なっちまったもんはしょうがない。


というか、おぎゃあとうまれて次の日大人になったやつらなんかいるわけないだろと思う私です。育てるというプロセスがあって大きくなるのに。


福祉関係の人相手の営業は大変なんです。

皆さん歴戦の将です。資格を持つ人相手に営業は、呂布にレベル1で突っ込んでいくのと一緒なんだと何度言ったことか。


まあ、そのパワハラ上司は今や事業失敗ということで大変そうですけどね。


私の強味は何かって、実は考えてないんです。

つい一昨日、私の状況を知っている上司が言ったことがそれかなって思ってます。


「今双極性障害と付き合って生きてることが強味になるよ」


付き合って生きてる。

私が障害者支援の仕事をしたい事も知っているので、何かと喧嘩もしましたが、

お付き合いをしていく事の難しさを知っている経験は、将来自分がだれかの支援に入った時に生きてくるのかな。


今はまだ、わからないけれど。


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