【KAC 20204参加作品】異世界マッチング💖アプリ✨😆🎶✨💕バスルームより結婚へ💕💖😆🎶✨突然、美少女が僕の元へ舞い降りた😆🎶✨💕

オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白

第1話 異世界マッチング💕アプリ😆🎶✨

 災難は、いつだって前触れもなく降り掛かってくるモノだ。




 夏休みの真っ最中、僕は深夜、風呂に入り微睡まどろんでいた。


「はァ~😆🎶✨」

 今夜は両親が居ないので大好きなエロ動画を夜通し見られる。下半身は、期待と興奮で熱く火照ほてっていた。



 僕は、風見 友朗トモロウ、二十歳の大学生だ。

 恥ずかしい話しだが、彼女なしの童貞チェリーボーイだ。

 もっぱら毎晩、ソロ活動にせいを出していた。



「さァ~て、と」

 あったまった所で浴槽から出ようとした瞬間、天井から悲鳴と共に、何かが湯船に落ちてきた。


《キャァァ~ーー~ーーッ😆🎶✨💕》

 ザッバーンと僕の頭の上に柔らかなモノが激突した。

 これまで味わった事のない衝撃だ。

 派手に、みず飛沫しぶきが上がった。


「ええええェェ~ーー❓」

 いきなりの事に僕はパニック寸前だ。

 なんだ。どうしたァ~ー❗

 いったい何が落ちてきたんだろう。


《痛ッたたたァァ~ーー~ー(>_<)》

 僕の腕の中で美少女が顔をしかめ、可愛らしい桃尻を押さえた。

 

「わ、わ、わァァ~ー❗❗」

 突然、見たこともない金髪の美少女が風呂の上から落ちてきた。どうやら、さっきの衝撃は美少女の桃尻だったようだ。


 運が良いのか悪いのか、裸の僕と抱き合う格好だ。


「な、何ィ~ー、どうしてェ😲」

 しかも驚く事に、美少女が身につけているのは、僅かに身体を隠した極彩飾のパレオだけだ。

 さらに、風呂の湯にかり、透け透け状態だ。


 僕も頭から水飛沫を浴び、びしょ濡れだ。


《キャァ~ー😆🎶✨💕 良かったねぇ❗❗

 トモロー💕 やっと逢えたァ~✨✨》

 突然、美少女は歓喜の声を上げ、ずぶ濡れまま僕の頭をかかえるようにきついてきた。


「うゥ~ー😳💦」僕の顔面に柔らかな美乳が押しつけられた。生まれて初めての経験だ。

 固まって身動きが取れない。


《キャッキャッキャァ~ッ😆🎶✨》

 金髪の美少女は歓声を上げ、グリグリと顔面に胸の膨らみを押しつけてきた。


「ちょッちょっと、キ、キミ……

 いったい誰なの❓」

 

《ウッフフ、もちろんマリーよ✨😆🎶✨》

 

「もちろんマリー……ッて、会話として成り立ってないけど」

 だが、それも仕方がないか。見た感じでは外国の美少女のようだ。

 この熱烈なハグは、彼女の国の挨拶なのかもしれない。


「あ、あの…… どこから来たの❓❓」

 天井を見上げたが、穴など開いてない。

 浴室も閉まったらままだ。全くの密室と言って良い。

 どんな密室トリックを使ったのだろう。

 それともイリュージョンなのか。


《どこッて、もちろん異世界からよォ~✨😆🎶✨ 決まってンでしょ……》

 さも当然と言うように胸を張って応えた。

 柔らかな胸の膨らみで僕の頬を突っついた。


「え、異世界……❓」

 この、大丈夫なのか。

 何が決まっているんだよ。やっぱり変わり者だ。残念ななのか。


《別に、残念なじゃないわよ。

 失礼ねェ…… マリーは魔法使いなの》

「な、何ィ~ーー……、魔法使い……」

 そんなバカな…… やっぱコイツは……

 

《何よ❗ やっぱコイツはッて❗❗❗

 マリーは、おバカさんじゃないわよ❗》

「な、何ィ……」どうして、それが……


《マリーは、ねぇ、今回、異世界マッチング アプリで、トモローと結婚が決まったのォ~ー😆🎶✨》


「何ィ~ーー❓❓ ボ、僕と結婚……」

 まじまじと僕は魔法少女を名乗る美少女を見つめた。確かに可愛らしい顔だ。


 日本語が堪能だが、どこの外国人なのだろう。

 青く澄んだ大きな瞳と金髪の長い髪が印象的だ。


 肌は雪のように白くあたたかな風呂につかったため、仄かにピンク色に染まっていた。

 このままアイドルにしたいくらいの美少女だ。一発で、ファンになった。

 極彩飾のパレオが華奢きゃしゃな身体に良く似合っていた。


『だが、そうか…… 可哀想に。

 このは、きっとと言うヤツだな……

 顔はスゴく好みだが、関わると面倒だな』


《はァ~ー、誰が厨二病よ……✨😡⚡》

 マリーは怒り、僕の両頬を摘まんで横に引っ張った。


「い、痛いよ。何も言ってないけど……」

 何で、バレたのだろう。まさか……

 この…… マジで。


《そうよ。マジで、マリーは魔法美少女なの》


「ううゥ、ま、魔法」

 そんな訳はないだろうが、これ以上、逆らわない方が懸命だ。

「ッで、そのマリーが、いきなり風呂に飛び込んできて、いったいどういった用件なの❓❓」


《もちろん【結婚】よォ~ー❗❗❗》

「け、結婚……」スゴく唐突だ。

 さっきも異世界マッチングアプリがどうとか、言ってたが……


 僕が、この美少女と結婚するのだろうか。

 だとしたら、僕は悪い夢を見ているのか。


 ま、こんなアイドルのような美少女と結婚する夢なら、いちがいに悪夢とは言えないが。


 僕は洗い場に座り冷たい水で顔を洗った。

 さっぱりしたが、目の前のマリーは相変わらず、ちょこんと浴槽にいる。

「ン……」

 ゴシゴシと目を擦っても目覚める様子はない。悪夢でも幻覚でもないようだ。


《もォ~ー、悪夢じゃないッてばァ~ー😆🎶✨》

 マリーは背中からおおいかぶさってきた。

 柔らかな胸の膨らみが押しつけられ、ドキッとした。

「ちょッ、ちょっとォ~ー😲💦💦💦 

 あ、あの…… そう言えば、さっき結婚とか、言ってたけど……」

 どぎまぎして訊いた。

《そうよォ~ー……✨😆🎶✨》

「それッて、もしかして僕と……❓❓」


《もちろんよ。異世界マッチングアプリで、マリーとトモローの結婚が決まったの✨😆✨》

 ニコニコして応えた。


「いやいや……、結婚ッて、キミ、幾つなの❓❓」

 どう見ても少女ロリータだ。


《大丈夫よ😆🎶✨ こう見えても、トモローの大好きな熟女だから》

 えっへんと言うように小さな胸を張った。


「どこが熟女だ❗❗ ロリータだろう❗❗❗

 オッパイだって、貧乳ちっパイだしィ~ーー❗❗」

 僕は無類の巨乳好きのオッパイ星人だ。

 しかも熟女が好みで、マッチングアプリでもムチムチの巨乳美熟女に交際を申請した。

 

《失礼ねェ…… マリーのオッパイは揉まれて大きくなるタイプなのよ❗❗》

「え……😳💦💦 マ、マジッすか……」

 取り敢えず、風呂から出て頭を冷やそう。

 これ以上は、逆上のぼせて眩暈めまいを起こしそうだ。



 キッチンで、グラスにアイスコーヒーを作って飲もうとすると横からマリーが手を出してきた。


《ウッフフ、マリーにも頂戴✨😆🎶✨》

「え……」仕方なくグラスを差し出した。


《美味しい✨😌✨✨》一気に、飲み干した。

 笑顔がドキッとするほど可愛らしい。


「あの…… 僕たちマジで結婚するの❓」


《ええ、もちろんよ。

 だってマリーのお腹の中にはトモローとのが宿ってるンですモノ😆🎶✨》

 お腹をさすって微笑んだ。


「え、えええええええェ~……❓❓

 マジかァ~ーー❗❗」 

 いきなり【出来ちゃった結婚】かァ~ー❗

 ウソだろォ~ーー❗❗❗


《マジに決まってるわ❗❗ もうじき生まれるの✨ 楽しみねェ✨😆✨》


「ちょっと、待ってェ~ー……❗❗」

 絶対、妊娠なんて嘘だ。

 もうじき生まれるのに、お腹はまっ平らで妊娠している兆候は見えない。


《いいえ、待たないわ。待つはずがないわ。

 だって魔法美少女は、待つことが何よりも嫌いな種族なのよ》


「いや、だって僕とのッて……

 それッて、子供の事だろ……」

《そうよ。あの夜、二人は激しく合💟《ジョイ💟ト》ライブを敢行したの》


「どんな合💟《ジョイ💟ト》ライブだよ❗

 するかァ~❗❗ だって僕は、童貞チェリーボーイなんだ❗❗」


《何よ❗❗ まさか、バックレる気❗❗

 許さないわ。いいえ、決して許されるべきではないわ❗❗》

「いや、聴いてよ」

《聴かないわ❗❗ マリーは一切の言い訳を許さないタイプなの❗❗❗》


「そんな事を言っても、僕は一回もエッチをしてない童貞チェリーボーイなンだよ」


《そんな事は、ご存じよ❗❗

 マリーは何だって、ご存じなの❗❗》


「だから恥ずかしい話……

 僕は一回も合💟《ジョイ💟ト》ライブをした事がないンだ」


《そんなは何ら問題ではないわ》 

「え……、だろ❗❗ 一回も合💟《ジョイ💟ト》ライブをした事がないのに子供なんて出来るワケないじゃン❗❗」

 どう考えても……


《良いこと…… 童貞チェリーボーイをあなどってはいけないわ❗❗》

「え……? 何でだよ」


童貞チェリーボーイだって、何だかんだ、ドサクサに紛れてサクッと合💟《ジョイ💟ト》ライブを敢行してるの》

「どんなドサクサだよ。戦後の混乱期か❗

 サクッとした時点で、童貞じゃないだろ❗❗」


《何よ❗❗ トモローは子供が出来た途端、マリーを捨てる気なの❗❗》


「いやいや、捨てるッて……

 僕、童貞だから子供なんて出来るはずがないよ❗❗」


《許さないわ。決して許されるべきではないわ❗❗ パパに頼んでトモローの股💟の聖剣エ💟スカリバーをズタズタに引っこ抜いて貰うわ❗❗》


「え、ええええェ…… ちょっと待ってよ」

《いいえ、もちろん待たないわ。

 マリーのパパは魔界を支配する魔王なんだから❗❗》

 

「えェ❓ マジか」

《マジよ❗ これまでも二千人の勇者の股💟の聖💟 エ💟スカリバーを引き抜いた世にも恐ろしい魔王よ❗❗》


「な、何ィ~❗ わかったァ~ー❗❗❗

 結婚するから❗❗ 許して下さい🙇」

 思わず、僕はひれ伏し頭を床につけて謝った。


 魔王に股💟の聖剣をズタズタに引っこ抜かれてはたまらない。

 まだ一度も実戦に使った事がない新品なのだ。





 こうして、僕はウヤムヤの内に【めでたく結婚】する事になった。


 新婚旅行は、異世界への【童貞チェリーボーイの卒業】ジャーニーだ。




 その後、ポンポンと子供が産まれ、今では異世界結婚第一号の子沢山こだくさん家族として、芸能界デビューし、マスコミを賑わせていた。

 まさに【拡散する種】だ。



 しかし……



 どうしても【ひとつ】だけ納得出来ない事があった。




 それは僕が、まだ童貞チェリーボーイのような気がしてならないッて事だ。



 いつかはできるのだろうか。




 いや、きっと気の所為せいだとは思うけど……




 どうなのだろうか……






 おしまい😆🎶✨


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