第19話「sand star children」

〜あらすじ〜

遂に最終局面に突入ッ!果たして颯真達は、パークを守る事が出来るのか!?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〜遅れて参上ッ!〜

アスタロト[グッ、、、ッ!サンドスターの残量が、、、ッ!]

フォルス[彼はまだ来ないのか!?]

マルバス[グッ、、、はぁ、はぁ、はぁ、、流石に、、、ッ!耐え切れないよッ!]

バエル[グゥッ!]

ラウム[はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、、、。]

睦月[クソッ、、、ダメだァ、、、ッ!]

彩月(諦めるなッ!あいつは絶対来るッ!)

コヨーテ[はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、、。]

アスタロト[コヨーテッ!]

コヨーテ[!?]

セルリアンがコヨーテに奇襲を掛けるッ!

バシューンッ!パッカァンッ!

アスタロト[!?]

マルバス[来たの!?]

エネルギー弾で確認するッ!

睦月[遅ぇんだよッ!]

脳波で確認するッ!

アスタロト[待ちかねたぞ少年ッ!!!!]

目視で確認するッ!

颯真[皆ッ!遅れてすまないッ!]

ラウム[ヴィネさんが来ましたァァァッ!]

バエル[ヒーロー参上ってか?]

颯真[女王と対話をする為には、、、ッ!]

マルバス[僕達に任せてッ!]

睦月とマルバスが颯真の前に出るッ!

マルバス[行くよッ!]

バシュゥゥゥゥンッ!!パパパッカァンッ!

ライフルでビームを放ち纏めて一掃するッ!

睦月(良いか?最強の連携だァッ!)

彩月(分かってるッ!)

マルバス(了解ッ!)

彩月と睦月の瞳がリターニーになるッ!

睦月(行くぜェェェェェェェェェッ!)

ブォンブォンブォンブォンブォンッ!!!!

パパパパパパパパパパパパパパッカァンッ!

鎌を二つともブン投げて一掃するッ!

睦月(これがッ!リターニーの力だァッ!)

彩月(違うッ!未来を切り開く力だッ!!)

スパァンッ!パパパパパパパパッカァンッ!

中型のセルリアンも撃破するッ!

マルバス[ハァァァァッ!]

バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!!

最大出力でビームを放つッ!

パパパパパパパパパパパパパパッカァンッ!

更に辺りを一掃するッ!

マルバス[ヴィネッ!]

キュィィィィンッ!!バビューンッ!!!!

颯真がスラスターを噴射して火山に向かう!


❊解説入りマースッ!

現在の颯真の装備について、、、。


ベース:ユニオンフレンズ


~各武器の詳細~


W・ウェポンラック×2

W・ブレード×8

T・キャタピラレッグ×2

SセブンスSソードMモード・SSパーティクルブレード×2

SセブンスGガンMモード・P90

W・クロスシールド×3

Aアシスト・メガスラスター


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〜光〜

バシューンッ!バシューンッ!

エネルギー弾が颯真目掛けて飛んで来るッ!

颯真[!?]

セーバル[火山には行かせない、、、。]

颯真[俺は戦う為に来た訳では、、、ッ!]

セーバル[女王の為に、、、ッ!]

ガンッ!

剣で突進攻撃を繰り出すッ!

颯真[グッ!](W・ブレード展開ッ!)

シュィンッ!シュィンシュィンシュィンッ!

ブレードでパーティクルシールドを作るッ!

セーバル[シールド!?]

アスタロト[援護をしに来たぞ少年ッ!]

シールドの前に出た!

颯真[アスタロト!?その体じゃ無理だ!]

アスタロト[少年は、前にこう言ったな!?とッ!]

颯真[あぁ、、、だがッ!]

アスタロト[だから私は、、、ッ!]

セーバル[邪魔だよッ!]

バシューンッ!バキッ!

ブラスターで攻撃し、当たるッ!

アスタロト[グァッ!私が生きる為に、、、少年を、、、助ける為に、、、戦うッ!]

颯真[アスタロトッ!]

アスタロト[行けッ!少年ッ!生きて未来を切り開けッ!]

少しの間を起き、、、。

颯真[分かったッ!]

キュィィィィンッ!バヒューンッ!

セーバル[させないッ!]

アスタロト[その様な行いもさせないッ!]

バシューンッ!バシューンッ!

セーバル[キャッ、、、ッ!!]

アスタロト[君の相手は私だッ!]

セーバル[邪魔ばっかりして、、、ッ!!]


〜颯真視点〜


颯真(あぁ、、、クソッ!事態は一行に良くならねぇッ!だが焦るな、、、焦るな、、、俺ッ!女王とは必ず対話してみせるッ!)

火山口が、、、開いて、、、ッ!?

颯真[何だ、、、あれは!?]

火山から、、、ネオジオ○グみたいな

セルリアンが、、、出現したッ!

女王[フハハハハハハハハハハハッ!!!!さぁて、、、そろそろ私が出ようか。地球に似た星など他に幾つも見つかっている。一つ減った所で問題は無い。]

颯真[見つけたぞッ!]

女王[何!?しかし依然問題は無い。

宇宙にて、この星を破壊してくれるッ!]

バシューンッ!バシューンッ!

総攻撃を仕掛けるが全く傷が付かない!

颯真(何!?傷が付かない!?)

女王[無駄な足掻きを、、、ッ!]

颯真[させるかッ!]

ガンッ!

ウイングブレードで攻撃するが傷付かない!

女王[ふん、、、その程度、、、ッ!]

頭上に超大型のワープゲートを作り出すッ!

颯真[!?]

女王[では、一時休戦と行こう、、、我にも準備があるのでな、、、。]

颯真[待てぇぇッ!]

女王はゲートを潜り宇宙へ行ってしまった。

セルリアンも全て消える、、、。

颯真[グッ、、、。]

ミラーズ[お待たせしましたァァァッ!]

颯真[ミラーズ!?]

ミラーズ[連れてきました!]

颯真[よくやった!]

ミラーズ[これで、、、パークは、、、。]

颯真[いや、、、駄目だッ!]

ミラーズ[え、、、?]

颯真[女王が、、、宇宙に、、、ッ!]

ミラーズ[そんな、、、ッ!]

颯真[俺はこのまま宇宙に行き女王を止めるが、お前はパークに居るハンターズの救助を頼む!]

ミラーズ[無茶ですよ!]

颯真[無茶でもやるんだッ!!]

ミラーズ[え、、、?]

颯真[良いから!行けッ!]

数秒間を置き、、、。

ミラーズ[わかりましたッ!]

キュイィンッ!バシューンッ!

スラスターで空をとび、ハンターズの援助に向かう。

ユニコーン(一人で良いのですか?)

颯真(大丈夫だ。俺は一人じゃない。)

ユニコーン(、、、。)

颯真(皆が、、、仲間が居るッ!)

宇宙へ向かう、、、。


〜宇宙〜


颯真(よし、、、何処に居る、、、ッ!)

女王『良く来たな、、、。』

セーバル(私は君の進化を見届ける。)

颯真(進化、、、?)

女王『私はこの星を破壊する、、、この人間によって汚された世界を、、、ッ!』

颯真(何故だ、、、ッ!)

女王『何故、、、?笑わせてくれるッ!自身の愚かさを知ろうともせず、ただ地球を食い潰す人間がッ!』

颯真(そうまでして人間を滅ぼしたいか!)

女王『そうだ、、、人間は滅ぶべくして、、滅ぶ、、、それならば、私の手で人を裁き、未来をより良い物へと変化させるッ!』

颯真(そんな変革に意味はあるのか!?)

女王『あぁ、、、ある、、、。』

颯真(何!?)

女王『私の見た未来は人が人を殺す未来、、その様な未来、、、私は認めないッ!』

颯真(駄目だッ!そんな未来があるからってこんな事をして良い事にはならないんだ!)

装甲の間から淡く赤い光が、、、。

女王『私が居た未来では、地球は荒れ果て、水も乾き、大規模なクレーターが出来、未だに争いを続けているッ!』

颯真(何、、、!?)

女王『だから私はこの時代に来た。』

颯真(だからって、多くの命を、、、奪って良いって事にはならないんだッ!)

女王『お前は未来を見ていない、、、。』

颯真(え、、、?)

女王『見てみるか?私が見た現実を。』

颯真(、、、。)

女王の瞳がリターニーに、、、!?

颯真(一体何を、、、!?)

女王『見るが良い、、、私が居た未来を。』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〜未来からの声〜

颯真(これは、、、!?)

映る物、、、それは、、さっき女王が言った通りの世界だ、、、地球は荒れ果て、、、

水も無く、、、大規模なクレーターに、、、争いの火、、、。

颯真(何、、、だと!?)

女王(これが、、、私が来た理由、、、。)

颯真(そんな、、、馬鹿な、、、。)

女王(絶望するか?だが、こんなのはほんの始まりに過ぎなかったッ!)

颯真(なんだって!?)

女王(見ろッ!お前の同種が、、、子孫が!人類を率いているぞッ!)

颯真(、、、。)

女王(これで分かっただろう!?私は未来を改変させる為にここに来たッ!)

颯真(、、、。)

女王(そこで、私に一つの提案がある。)

颯真(?)

女王(私と共に来い、、、。)

颯真(お前と、、、共に、、、?)

女王(そうだ、、、私と共に、この様な未来にさせない為に、、、来い、、、ッ!)

颯真(俺は、、、。)

皆の声が聞こえる、、、ッ!


エミカ(颯真、、、。)

セリアン(颯真。)

オルス(颯真殿、、、。)

アル(颯真さん、、、。)

メラ(颯真、、、。)

ラファエル(颯真。)

サタン(颯真。)

クロノス(颯真。)

ヴィネ(颯真?)

モルペウス(颯真!)

彩月(颯真!)

睦月(颯真ァ!)


颯真(俺は、、、。)


ラウム(ヴィネさん!)

マルバス(ヴィネ、、、。)

バエル(ヴィネよ!)

バルバトス(ヴィネ、、、。)

コヨーテ(ヴィネ!)

フェネクス(ヴィネさん。)

フォルス(ヴィネ!)


颯真(俺は、、、ッ!)


ボウシ(エゾオオカミッ!)

アスタロト(少年ッ!!!)


颯真(俺は、、、ッ!!)


三日月(颯真、、、。)


颯真(俺はァァァッ!!!)

体を大の字に広げるッ!

女王(!?)

ウィィィィィィンッ!シュゥィンッ!

ガシャンッ!ガシャンガシャンガシャンッ!

装甲が展開され、、暖かな緑色の光が辺り

一帯を包み込むッ!

女王(熱、、、暖かな光、、、こんな物が

幾ら積み重なっても、、、そう。何もッ!)

しかし、、、予想と反し、その光は全てを

包み込むッ!

女王(何だ、、、これは、、、。)

地球は緑色と青色を取り戻し、人は争いを

やめた、、、。

女王(有り得ない、、、ッ!)

ミライ(この熱が皆を暖めるのでしょう?)

サーバル(そうだよ、、、。)

女王(あ、、、あぁ、、、。)

颯真(人は自分自身で未来を創る者、、、

そうだろう?これが人間の可能性だ。お前はそれでも、、、人類を滅ぼすのか、、、?)

女王(そうか、、、そうだったのか、、、

私は、、、争う理由も知りもしないで、、、

人類を滅ぼそうとしていた、、、。)

颯真(、、、。)

女王(私が、、、間違っていた、、、。)

颯真(そうか、、、良かった、、、。)

女王(君に、託す。成すべきと思った事を。正しき未来の為に、、、。)

女王の身体が、、、粒子化してゆく、、、。

ミライ(もう良いんですか?)

サーバル(カコさんがカコさんだった時の事は十分伝わったと思うから、、、。)

カコ(潮時か、、、。)

女王(そうだな。未来は、、、託したぞ、、颯真、、、未来は、お前次第だ、、、。)

そう言い残し、、、消えた、、、。

意識も元に戻る、、、。

颯真(ハッ!?)

一節の未来が見える。

ボウシ(エゾオオカミ!)

スラスターで飛んできた。

颯真(ボウシ!パークの直上へ行くんだ!

この宙域も危ない!早くッ!)

ボウシ(エゾオオカミ!?)

キュイィンッ!

ボウシ(エゾオオカミ!)

颯真(?)

ボウシ(これを受け取れ!)

颯真(これは、、、?)

ボウシ(サンドスターハイだ。これを首筋に打ち込め。)

颯真(分かった。)

注射器に入った溶液を全て体内に入れる。

キュイィィィィィィィィィィィィンッ!!!

颯真(これは、、、。)

ボウシ(さっきまでのお詫びだ、、、。)

颯真(ボウシ、、、。)

ボウシ(行くぞッ!)

颯真(分かったッ!!)

二人はパーク直上の宙域に向かう。

通信が入る。

メガネ[聞こえるかい!?二人とも!]

颯真[メガネ!?]

メガネ[僕も、世界を救いたくなったのさ!そのサンドスターハイには、可能性が秘め

られている!君なら出来る筈だ!]

颯真[メガネ、、、分かったッ!]

HAT[久しぶりだな!]

颯真[HAT隊長!?]

HAT[万が一の時は任せろ!]

颯真[わかりましたッ!]

アスタロト[少年ッ!]

颯真[アスタロトまで!?]

アスタロト[地上は任せろ!地上は私達が

守ってみせる!少年!未来は任せたぞッ!]

颯真[アスタロト、、、。]

ボウシ[皆、お前の為に頑張ってる、、、

やるぞエゾオオカミ、この光は俺とお前だけが生み出している物じゃない!]

颯真[わかってる、、、この中に皆の意思が入ってる、、、。]

セーバル[進化したみたいだね、、、。]

颯真[もうやめろ!お前を撃ち落としたくはない!もう次期この宙域も危ない!地球に

戻るんだ!]

セーバル[私の存在意義は無い。だから

君を、、、あれ、、、おかしいな、、、

早起きしたからかな、、、。]

颯真[それはお前自身がセルリアンとしての業に抗っているからだ!]

セーバル[違う、、、ッ!私は、、、戦う

為に、、、ッ!]

ボウシ[違うッ!お前はお前だ!]

颯真[お前はお前自身だ!それ以外の何者

でも無いッ!]

セーバル[違う、、、私は、、、。]

颯真[本当の自分を取り戻せッ!]

セーバル[私、、、は、、、私はッ!]

身体が発光する!

セーバル[そう、、、私は、、、セーバル!セルリアンのフレンズ!]

颯真[、、、。]

セーバル[ありがとう、、、おかげで自分を取り戻せた、、、皆を、、、頼むね、、。]

颯真[あぁ、、、絶対に守ってみせる!]

ボウシ[この破滅の終わりから、、、。]

颯真[世界を、未来を救って見せるッ!]

マルバス[そう。僕達は、ナンバーズ!]

彩月[切り拓くんだ、、、未来をッ!]

睦月[明日をッ!]

颯真[分かった、、、何が有ろうとも、、、俺がこの手で未来を救ってみせるッ!]

ボウシ[行くぞ、、、ッ!]

ウィィィィィィンッ!シュゥィンッ!

ガシャンッ!ガシャンガシャンガシャンッ!


〜数秒の奇跡〜


月から超巨大なレーザーが飛んできたッ!

颯真[行くぞッ!]

ボウシ[あぁッ!]

颯真[覚醒ッ!!!]

地球とレーザーの間に超強力なエネルギー

シールドを何枚も張るッ!


一枚目:トリプルクロスシールドフィールド

二枚目:SSウイングシールドフィールド

三枚目:四神のシールドフィールド

四枚目:四霊のシールドフィールド

五枚目:颯真のシールドフィールド

六枚目:ボウシのシールドフィールド


颯真・ボウシ[オーバードライブッ!]

キュイィィィィィィィィィィィィィンッ!!

ビームはシールドを五枚を貫通して、、、。

颯真[グゥ、、、ッ!ウヴヴッ、、、ッ!]

ボウシ[グァ、、、ッ!]

朱雀(グァ、、、ッ!)

玄武(我々の力を、、、舐めるなぁッ!)

白虎(させぬ、、、ッ!)

青龍(私達は、、、ッ!)

麒麟(絶対に、、、ッ!)

鳳凰(そう、、、絶対にッ!)

霊亀(そうよ、、、絶対ッ!)

応竜(絶対に、、、ッ!)

四神・四霊(守ってみせるッ!)

キュイィィィィィィィィィィィィンッ!!!

颯真[グァ、、、グゥゥゥゥゥゥゥッ!!]

ボウシ[ウォォォォォォォォォォォッ!!]

ウィィィィィィィィィィィィィィンッ!!!

バンシー(おめでとう、、、ボウシ、、、

これで私は必要ないわね、、、。)

シールド発生機が黄色から緑色に、、、ッ!

ボウシ(!?)

バンシー(私は元の世界に戻るわ、、、。)

ボウシ(そうか、、、ありがとう、、、。)

と、同時に、、、。

ユニコーン(どうやら、完全に、、、私は

必要無いみたいですね、、、。)

颯真(ユニコーン、、、。)

ユニコーン(私は待っています、、、どうか未来を、、、お願いしますね、、、。)

颯真(あぁ、、、分かった。)

その時ッ!サンドスターの結晶が、颯真の体を包み込み、ビームを受け止めたッ!

バキバキ、、、バキバキッ!パリンッ!

颯真(、、、。)

ボウシ(あれは、、、。)

ビームは終わり、結晶体と化した颯真は

動かない、、、。


颯真(ここは、、、。)

ユニコーン(私には見える、、、。)

颯真(?)

ユニコーン(ここは、全ての者が輝き続ける場所、、、永遠の世界、、、。)

颯真(、、、。)

ユニコーン(この先に、道は続いている。)

颯真(そうか、、でもごめんな、、、俺には帰る場所があるんだ、、、。)

ユニコーン(そう、、、。)

颯真(じゃあな、、、。)


ボウシ(おい、、、エゾオオカミ!)

颯真(、、、。)

ボウシ(起きろ!俺達は地球を守ったんだ!だから、、、起きろよ、、、。)

颯真(小、、、夜李、、、。)

ボウシ(はぁ、、、ッ!)

パキパキ、、、パキパキパキパキ、、、ッ!

結晶が全て砕け散り、元の姿に戻る。

颯真(戻ろう、、、ボウシ、、、俺達には、帰るべき場所があるんだ、、、。)

ボウシ(あぁ、、、そうだな、、、。)

颯真(地球に降下する!)


〜その後〜


颯真[地球だ!さて、、、最後だ!]

ボウシ[行くぞッ!]

颯真[響けぇぇぇぇぇッ!!]

ボウシ[二人の力ならッ!!]

パーク中に音響が響き渡る、、、ッ!

彩月[あれはシールド発生機の輝き、、、

覚醒したのか、、、!?]

緑色の光がパークを包み込むッ!

アスタロト[あぁ、、、あれは、、、。]

セルリアンが、、、サンドスターに戻る。

パークに、数分の平穏が流れる、、、。

颯真[やった、、、遂に、、、パークを

守ったぞッ!!!]

ボウシ[やった、、、やったんだな、、、

俺達は、、、。]

颯真[あぁ、、、ほんの数時間、、、でも、これは、数時間で起こった奇跡だッ!]

ボウシ[帰ろう、俺達がいるべき場所へ。]

颯真[そうだな、、、。]

時は、永遠だ、、、だが、その永遠さえ破壊しかねない、、、でも、それでも、、、未来を信じれば、、、世界はいくらでも変わる。

颯真(さて、、、この世界に居るのも、、、そろそろ帰る時か、、、。)

ヴィネ(そうか、、、箱を開ける時だな。)

颯真(箱、、、?)

ヴィネ(ソロモン王の解箱げそう。それは、

ナンバーズ全ての願いでもあり、呪いだ。)

颯真(呪い、、、?)

ヴィネ(そう、、、呪い。)

颯真(呪いなのか、、、?)

ヴィネ(でも、それは時に願いでもある。)

颯真(願いでもある、、、って?)

ヴィネ(ソロモン王の願いは、全ての種族の対話と共生、、、そして調和。)

颯真(72から成る多様な意思は、全ての

意思の調和と生物の共生を可能にする。)

ヴィネ(そして、その鍵は、、、。)

颯真(鍵は、、、?)

ヴィネ(君だ、、、。)

颯真(俺、、、?)

ヴィネ(そう、今正に、鍵は出来上がった。未来を、、、真実を開く鍵だ。)

颯真(未来を、、、真実を開く鍵、、、?)

ヴィネ(箱が開かれる、、、。)

颯真(あれは、、、!?)

ヴィネ(扉だ、、、真実の扉、、、。)

颯真(真実の、、、扉、、、?)

ヴィネ(世界は、生まれ変わる。)

颯真(生まれ、、、変わる?)

ヴィネ(あぁ、争いの無い世界の始まりだ。これで、、、争いが終わる。)

世界は、、、新たに始まった、、、。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〜目覚めたら〜

颯真(ん、、、ん?)

重い瞼を強引に開ける、、、。

颯真(ここ、、、は、、、?)

そこは、一つの部屋だった、、、。

颯真(どこ、、、だ?)

帽子の男「起きたか、、、。」

颯真「お前は、、、誰だ、、、?」

その部屋は壁一面に本がぎっしりと詰まっていて、その中央には木製の机と椅子が置いてあった、、、不思議な部屋だ、、、。

帽子の男「初めまして、、、かな?」

その男は、少し汚れている茶色いローブを

着ていて、帽子を深く被っていて、、、顔は良く見え無い、、、。

颯真「お前は、、、誰だ、、、?」

帽子の男「初めまして、俺は帽子の男。この世界の管理者だ。」

颯真「この世界を、、、管理している、、、のか、、、お前は、、、。」

帽子の男「さて、、、少し建前だが、、、

まずはパークを守ってくれてありがとう。」

颯真「ん?」

帽子の男「そして、これは本音だが、、、

よくも来やがったな破壊者め、、、。」

颯真「!?」

その時不可思議な力で壁に押し付けられる!

颯真「ウグッ、、、ッ!」

首を掴まれるッ!

帽子の男「モニターを見ろ。」

映し出されたのは、、、パークだった。

颯真「あれは、、、パーク!?」

帽子の男「あれは100年後のパークだ。」

颯真「100年後、、、?」

帽子の男「そうだ、、、お前の所為でパークが滅茶苦茶だッ!」

颯真「ウグゥゥッ!」

更に強くなるッ!

帽子の男「お前の所為で、俺の予想した未来とは掛け離れた未来になったッ!」

颯真「何、、、!?」

帽子の男「そうやって、他の次元も滅茶苦茶にするんだろ!?」

颯真「違う、、、ッ!」

帽子の男「いつだってそうだッ!無責任で!弱くてッ!だから、、、ッ!」

颯真「グゥゥゥゥゥゥゥッ!!!」

右腕が若干動くッ!

帽子の男「何!?体は動かせない筈ッ!!」

颯真「人の未来は、、、人が創る物だろう!そうだろ皆ッ!!」

瞳が虹色に、、、。

ガシッ!

右手で首を掴んでいた手を掴むッ!

帽子の男「何だ、、、この、、、意識は!」

エミカ(確かに僕達は、今までに何度も過ちを繰り返して来た、、、。)

帽子の男「声が、、、聞こえるだと!?」

セリアン(だが、同時に私達は、決して後悔をしない選択をして来た、、、。)

オルス(そして、、それは決して消せぬ事実であり、、、一つの意思である。)

アル(ラヴアンドピース、、、私達は、、、いつだって未来を信じて、、、。)

メラ(こうして、、、対話の道を歩んで来たんだぜ?誰も悲しまなくて良い世界に、、)

ラファエル(誰も死なない世界にする為に、俺達は生きてきた、、、。)

サタン(時に怒り、時に悔み、時に笑う。

それは何よりの生きている証だ、、、。)

クロノス(人の強さは、生きる希望を持てる強さであり、心が強さだ、、、。)

ヴィネ(だが、時として苦渋の選択を

強いられる時もあった、、、)

モルペウス(心に鈍痛が走り、時に、足枷となった、、、でも、、、。)

颯真「それでもッ!俺は後悔をしていない!今の俺を創っているのは、過去の出来事全部俺の一部だッ!」

帽子の男「そんな、、、馬鹿な!?能力が

効かないッ!有り得ないッ!」

ヨハネ(奇跡は諦めない者にしか現れない。そして、彼は諦めなかった。故に奇跡が

起きたのだ、、、わかるだろう?)

帽子の男「奇跡が、、、起きただと!?」

能力が強制的に解除される!そしていつの間にかパークに、、、!?

颯真「あぁ、そうだ!お前が信じなかった

奇跡が、今ここで起きているッ!そして、、これは奇跡じゃない、、、。」

帽子の男「何、、、?」

颯真「一回目は奇跡だ、確かに一度切りだ。じゃあ二回も起こった奇跡の、、その二回目は何て言うんだ?」

帽子の男「なん、、、だと、、、!?」

颯真「お前、覚悟をして来てる人だよな、、俺を倒そうとするって事は、、逆に倒されるかもしれないって危険を背負っているんだ、そうだろう、、、?」

帽子の男「何、、、?」

颯真「覚悟は良いか、、、?」

帽子の男「その台詞は、、、ッ!」

颯真「俺は出来てる。」

帽子の男「ッ!?」

颯真「皆!行くぞッ!」

中に居る人格は全て外にでる!

帽子の男「なっ!?」

エミカ「えぇいッ!」

ガリッ!ガリガリッ!

胴体を引っ掻かれるッ!

帽子の男「グッこの程度、、、ッ!」

セリアン「ハァッ!」

グサッ!

足に触手を突き刺して抜く!

帽子の男「グァッ!」

オルス「フン!」

剣でもう片方の足に突き刺して抜く!

サタン「喰らうが良い!」

グシャ!

槍を投げて胴体に突き刺す!

帽子の男「グァ、、、グゥッ!」

メラ「喰らいやがれ!」

バコッ!

普通に顔面を殴る!

帽子の男「グッ、、、。」

クロノス「さて、、、私からは一発だ。」

指を弾いて鳴らす。

帽子の男「時間が、、、!?」

突然時間がゆっくりに、、、。

クロノス「痛みはゆっくりやってくる。」

ナイフで右下腕に突き刺す!

帽子の男「痛く、、、うぎゃあッ!!?」

鋭く鈍い痛みがじわりじわりとやってくる!

クロノス「時は元に戻る。」

帽子の男「グゥ、、、。」

颯真「じゃあ、これで最後だ。」

帽子の男「何を、、、するんだ!?」

ラファエル「こりゃ酷い、、、。」

キラキラ、、、キラキラ、、、。

帽子の男「傷が、、、治った、、、。」

颯真「残念、元々傷がねぇんだよ。」

帽子の男「何だって、、、!?」

睦月「よォ!引っかかったな!」

なんと、、、今までの攻撃は全て睦月の能力が創り出した幻影だったのだ!

帽子の男「突き刺さった槍がない、、、。」

颯真「だろう?」

睦月「面倒な事させやがって、、、。」

頭をボリボリ掻く。

颯真「まぁ、やり過ぎって事だ。」

睦月「五月蝿うるせぇな!お前が頼んで来た

んだろうがよッ!?」

颯真「何だと!?だからってここまでやる こと無いだろ!?」

睦月「俺の気分なんだよォ!」

颯真「五月蝿ぇな!気分で世界なんて救え

たら誰も苦労しねぇんだよ!分かったか

このばーか!」

睦月「何だとてめぇ!?」

突然体が入れ替わり、、、。

彩月「まぁまぁ、、、落ち着こうぜ?な?」

颯真「ぬぅ、、、。」

睦月(チッ!邪魔しやがって!)

彩月「さて、さっき?まぁいつでも良いが、睦月の件はありがとうと言って置く。」

帽子の男「あぁ、、、。」

彩月「だが、俺の家族なかまに手を出したら只じゃ置かない、、、とも断って置く。」

帽子の男「分かった、、、。」

彩月「それを踏まえた点で、俺達は手を取り合いたい。何か矛盾はしているかもしれないが颯真や俺を含む俺達は平和を望んでいる。決して崩壊する事の無い平和だ。」

帽子の男「、、、。」

彩月「さて、、、俺は、、、そうだな、、、帰るか、、、。」

颯真「帰っちゃうのか!?」

帽子の男「俺はこの事態の収拾がある、、、勿論、ボウシと共にな。」

颯真「そうか、、、。」

アスタロト「さて、、、私はまた新たに別の次元に行くとしよう。」

颯真「あぁ、、、そうだな、、、俺も着いて行く、、、。」

アスタロト「何故?」

颯真「行かねぇと何か後悔するかもって言う気がするんだ、、、。」

アスタロト「成程、、、承知した。」

彩月「さて、、、この件を通して、、、また改名をしようかな、、、。」

颯真「どんなのにするんだ?」

彩月「霊夢、、、かな?」

颯真「なんで?」

彩月「睦月が霊で、俺は夢、だから霊夢だ。それに、二人で一人だからな、、、。」

颯真「成程、、、そりゃ良い。」

彩月「さてと、、、行きますか。」

颯真「だな。」

アスタロト「了解した。」

帽子の男「じゃあな。」

三人は扉を潜り、次の世界へと歩き出した。

その時の空は、、、夕焼けだった、、、。

次回に続くッ!(はい?)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~後書き~

ん?何々?一話足りない?次回はIF系だから本編とは関係ないぞ、、、。

帽子の男とケモナー1号のIF、、、楽しみにしてくれ、、、。

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