第6話 じゃあダイスを振ってみよう

 1d6とは、何面ダイスを、何回振ることでしょうか?

 正解は、六面ダイスを一回振ることです。


 じゃあ、2d6は?

 実際に振ってみましょうか。


 どうせならTRPGっぽく振りましょう。



「こんにちは!」



 あなたの頭の中に、とある男の子が出現します。

 元気に挨拶をしてくれますね。


 どうぞ皆さん、それっぽい好青年を思い浮かべて下さい。



「むむ? サイコロだ! 振らなきゃ!」



 ……少年はサイコロを拾い上げます。

 とても振りたそうです、拾ったサイコロを見つめています。



「君、サイコロ振ってみる?」



 少年はそう言うと、あなたの手にサイコロを手渡します。


 気付くとあなたは頭の中にいました。

 あなたの思い浮かべた少年のいる、"あなたの頭の中に"いました。



「振りなよ! ほら、ぽーん」



 少年があなたの手を返します。

 サイコロは地面に落ちて、こん、こんと転がります。

 出目は3でした。



 クトゥルフ神話TRPGでは、あるときから行動が可能になります。

 物語がどう始まったのか、何が起きたのか。

 その導入が終わって初めて、あなたの冒険を始められるのです。


 まぁまずは導入をお聞きください。



「あー、三か。もっと大きな数、出したいね」


 そう言うと、少年は二つのサイコロを手渡してきます。


「じゃあ、今度は、二個でやってみよう! 振ってみて!」



 はい、それでは探索開始です。

 そんな言葉が聞こえたら導入終了。そんな豆知識もあって。


 導入が終わりました。ここからはあなたの物語です。


 存分にサイコロを、2d6で六面ダイス二つを振りましょう。

 振らずとも、別のダイスを振ってもOKです。


 何事も、好きにやって覚えると楽しいですよ。

 まずは自由に振ってみて覚えてみましょうか。

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