人気が欲しい為にガイドラインのギリギリを攻めたつもりでいると、オマエはこうなる



4月の1日は「ウソの日」だ。

それは分かっているか?挫刹ワタシ


「……いいえ」


……ふん?反抗期か?キサマ?

いいのか?

『例のあの子』が公開されるまで、もはや一週間もないな?

そんなオマエはいったい今、どんな気分だ?


「……最悪です」


……最悪……か?

だが本当に最悪なのは、全然更新しないキサマを待っている読者ではないのか?


「……スミマセンでした!」


こんどは開き直りか。

そうやって開き直っていれば全てが解決するとでも本気で思っているのかッ?


「……」


それで、すぐにだんまりか……。

キサマは本当に変わっていないな。

まあ、よい。


では、ここから先は何を書こうか?

なあ?挫刹ワタシよ?


「……知りませんよ」


そうか?

なら、ここからはワタシの自己満でも書いて行ってみるかな?


ワタシはカクヨムに来た当初はここには読者はいないものだと思っていた。


「………」


しかし、それはどうやら違ったらしい……。

このカクヨムにも読者はいる。

ただし、その読者の存在している場所が偏り過ぎているのかもしれないなと……。


「……」


そうだ。SFというジャンルには読者はいなかった。

いや正確には、非常に少なかったと言うべきか。

ならば、カクヨムの読者は、いったいドコにいるのかだろうな?


「……」


そうだ。

挫刹ワレワレは、ここで活動していて一つだけ気になることがあった。


「……付けていたタグの中で動いているタグがあるみたいなんです」


そうだな。それが「いじめ」というタグ。


「だからそれを調べる為に、

新しい作品には「ハーレム」や「浮気」なんかのそれらしい人気そうなタグも付けて投稿して、

動向を調べてみたんですけど……」


結果はやはりSFよりも気持ちPVが多くなる。という現象。


「……と、いう事はこのカクヨムさまにも読者はいるんです。

それもかなり偏った場所に……」


恐らく現在のカクヨムの読者は主にこれらのジャンルの作品を重点的に探している。


『異世界ファンタジー』、『現代ファンタジー』、『恋愛』、『ラブコメ』などの、

主にこの四つ。


そしてタグとしては、


『ハーレム』、『チート』が定番ながら俗にいうスコッパーの目安になっている可能性がある。

……ということ。


「……スコッパーなんて本当にいるんですか?」


……ワタシは会った事がないから何とも言えん。

しかし、やはりそれらのジャンルの作品はオレたちが書いていても軒並みPVがいい。


「……」


ふてくされるな。この作品はラブコメだろう?


「もう誰も読んでませんよ」


ならば好き勝手に書けるということだ。

独り言をブツブツ言ってると気味が悪いのだが、作品にするとなかなかラクなものだ。

などと、まあこの作品の裏話は置いといて。


挫刹ワレワレは作品を書き続けて人気を出さなければならない。

そうだな?


「……」


だからといって、

結構強めの刺激を出すために「性的な描写」や「残酷な描写」等に手を出そうとすると……。


「またココでも警告を喰らいますよ?」


と、まあ、これが恐い所だ。

しかし我々はやらなければならない。


「……はい」


そこで、今回の投稿した日付だ。

4月1日……。

なぜ、今回はこの日が選ばれたと思う?


「虚構だからですか?」


バカめッ!そんな安直なことでは人気作は作れんぞっ!

4月1日はウソの日だ。

ウソは必要なのだよ?恋愛というモノにはなッ?


「騙し騙されて、男女の仲は親密さを増していく……」


その通りだ。

そしてこの作品はラブコメ。

ここまで言えば、もう何となくでも分かったか?


「次の更新日はいつですか?」


……ほう?いつだと思う?


「……夏の、海の日の7月20日?」


ちょっと悩んでる。


「え?」


いや、悩んでるんだよ。

ラブコメと言えば、水着回と温泉回は外せないッ!

水着回だったら夏だろ?温泉回はどちらかといえば冬がいいよな?

そして冬にはクリスマスと初詣あるッ!


「それをこの作品で書くつもりなんですか?」


……その為には……もっとたくさんのヒロインがいるよなぁ?


「……ッぐっ……」


……まあ、この作品の次回の更新は無難にクリスマスかな?

だいぶ先になってしまうが、それもしょうがないところだろう。


予定が変わってしまった。

おそらく今年2020年中には、近況ノートで予告していた、

『氷河期世代の作品』と『和風ファンタジー』は書けないッ!


「え?」


おそらく書けまい。挫折だ。

その前に書かなくてはならない作品が出現してしまった……。


「…………」


……そうだ。

お前がいま何気に考えている現代ファンタジー。

それを出すぞ。


まあ、プロットはちゃんと考えてある、とか言っておいて、延びに延びまくっているあの『氷河期世代の話』は、本当にコイツって考えてんのか?とかみんなから疑われるだろうが、あれを一生懸命、書いて公開しても人気はでなさそうだからな。

アレで書くことと言ったら、例えば、

『あの挫刹に似ている有名人は誰ですか?この人です!』ぐらいのものだッ!

いったい誰が、挫刹によく似ている有名人の顔は誰なのか?なんて話が知りたいと思うッ!


井上ひさしだよッ!!!!!!!


この挫刹ワタシに超そっくりな有名人は『井上ひさし』さまだッッ!!!!!


うおっ!ワタシ、超イケメンッ!!!!!!!!!!!


顔がわからなかったら、ネットで調べろッ!

ワタシのイケメンぶりに恐れおののくがいいッッ!!!


いいか?

これからワタシの顔を想像するときは「井上ひさし」だ。

井上ひさしさんの「あの顔」を想像しろ。それで間違っていないッ!

大正解だッッッ!!!!

いいな?

これから挫刹ワタシの姿を考える時は、井上ひさしさんの顔を思い浮かべるのだッッ!!

名古屋に来たら「井上ひさし」の顔を探せっ!

きっとソイツが挫刹だッ!

で?あの挫刹さんですか?ってお前らから声を掛けられたら。

「は?なんですか?それ?」って返して言って、気味悪がって去って行くんで。

みんな、それでよろしくね?

単に井上ひさしさんに似てるからって、それが本当に挫刹ワタシだと思うなよ?

それ、完全に赤の他人だからな?


著者ヒトの言う事を真に受けるんじゃない。これは虚構なのだからッ!


ワタシは確かに井上ひさしに似てるが、井上ひさしに似ている人間は五万といるッ!(え?)


オッホンッッ!!


それでは、やっとここで二千四百文字は書けた……。

ならば、やっとここから始めようか。なあ?挫刹ワタシ


「……わかりました。

さあ、アンコ」


……アンコを呼ぶな!


「……え?」


アンコを呼ぶと行くぞ?


「行く……?」


そうだ……。逝ってしまうのだ……。

哀しみの……、裏側へとッッ!


「ラ、ライスボートッ?」


……フン。やはり著作権ギリギリをネタでパロると、つまらんな。

ギャグのセンスが致命的に不足しているッ。


「で、でも私はアンコで書きたい場面があるんです……」


……ほう?


「それを書くためにアンコを始めたんです」


……ほう、そうか。


「だからアンコ……。

それを書くまで、おれは絶対にお前を諦めないッ!」


…………。

……届かないな。


「届かなくても……、ワタシには「あの」場面が必要ですッ!」


……ふむ。所詮、自分の作品の読者は自分だからな?

ならば、これからも挫刹ワレワレは縛られ続けることになるだろう……。


……『隠れた変数理論』に。


「はい」


挫刹ワレワレは書かなければならない。

挫刹ワレワレだけがこれを手に入れた。


これを手に入れた挫刹ワレワレだけが『隠れた変数理論の物語これ』を書く資格がある。


「……その為にもまずは……」


今を生きる無垢な子供たちに……、

この「絶対零度変数理論挫刹のチカラ」の世界を見せてやらねばな?


「例え残酷でも……全年齢のレーティングの範囲でッ」


……現実を不確かに生きる、今も悩める子供たちに、

一つの虚構こたえを与えてみせよう。


この「決定論かもしれない残虐な現実」で生きる為の……すべをッ!



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