そして退院へ編！！

「ねえ、聞いた？」

「何の話？」

「これまで、法事とか大事な用事があればロングOKだったけど、今後一切NGだって！」

「え、それって、絶対NGってこと？やばくない？閉鎖病棟みたいなもんじゃん。1時間しか出られないって。」

「そうだよ。だからトーカさんの閉鎖病棟の中を早く読まなきゃ」

　そんな噂が病棟をかけめぐったのは今日の夕方頃でした。とーかさんが聞いたのもその頃くらいみたいです。自分の作品の宣伝とか。しかし、閉鎖病棟に累計1年ほどいたとーかさんにも、それはさながら閉鎖病棟に近いのでは・・・・・・と思ったようでした。

　がぶ飲みなんとかエナジーを飲めたりセブンに自由に行けるとはいえ、大病院の売店と同じではないか・・・？と考えることもできてしまう。

　しかし、閉鎖病棟の中の人たちには桜のつぼみの成長を見ることも、春の風の暖かさを感じることもありません。

　さて、残り少ないこの日記。ヤフーのトップページを見ると、大変なことになっているようです。大阪兵庫間はなるべく行くなとか、イタリアではまた何千人も死んでいるとか。詳しくは知らないのですが、毎日震災が起きているレベルの死者数なのでしょうか。

　それも遠い世界のような病棟でも・・・とある事態が。とーかさんは見ていたのですが、救急車で人が運ばれていたようでした。くわしくはわからないです。うかつなことは書けません。

　今月末で、多くの人が退院するようです。月をまたぐと医療費が跳ね上がるので、月末で皆退院します。

　病棟内に猫がいます！！！111

　気がついたらラウンジのすみっこでじっと見ています。トーカさんは危険でとても素敵なねこだと言っていました。

　で、その外出禁止令ですけど、病棟からはなんの話も出ていません。こういうの、いやじゃないですか。聞いてないのに、申請書を出すとき（そういう紙があります。神はトーカさんです。自称）、

　聞いてないのに、あら〜もう病棟からは出られないのよ〜ごめんなさいね〜とか、音を出されても困るじゃないですか。病院必殺キソクデスカラ。ねえだろそんな規則。

　トーカさんとしてはこれを書きたい。今病棟で流行っているもの、、それは・・・DoctorＸ！！大門美智子！！！111漢字が間違ってるかもしれない。

　Amazonで見ています。二人くらい。トーカさん入れて。麻雀のシーンがよく出ると大切な人が言っていたととーかさんが言っていますね。トーカさんなんか、こういうちょっとした漫画とかのシーンで麻雀に興味を持って入っていったそうなのですが、誰か興味持ちませんかねえ。的な。

　大門美智子はいつもいつも純チャン三色ドラドラ倍満で負けてませんか。まだ2話しか見てませんから気のせいですか。国士とかカンしたらチャンカンされたとか字一色狙ったら小四喜もついてダブルとかあるんでしょうか。血を抜き始める麻雀とか。

とーかさんがぼやいています。こんなことならもっと早くドラマの全部とか見ておくんだった・・・と。時間ならいくらでもあったのに・・・と。時間の大切さに気付くのは、いつだって、なくなりそうになってから。夏休みの例えをあげるまでもないでしょう。

「今日はお昼ご飯よかったね！」

「ね！！いつもこうならいいのに」

　こんな声も聞こえてきます。以前のここなら、こんな声は聞こえてこなかった。これがデフォルトだったのです。それでも、今週は頑張ってる感じがします。

　この病院は・・・食事のバランスがあるとトーカは読みます。朝貧弱なものだと、昼、ガストのランチレベルの食事が提供されます。そういう日は結構ある。夜はなんと、フルーチェが出ました。みなさん最後にいつ食べましたか、フルーチェ。びっくりです。

「なんか、この間少し日記を読み返してみたのだが、カギカッコがあると読みやすい感じがするな。」

「そうですねトーカさん」

「まず君はだれだ」

続

さらに病院で流行っているもの2 あそびとたべもの

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