解説:夜明け前、甚だ暗く
「五胡十六国は暗君ばっかりでカオスすぎて面白い、誰か書いてクレヨン」と言う書き込みを見かけたので「っだオラ! じゃてめえが書け! あんだと! 返事がねえぞ、じゃ俺が書く!」とか発作的にやらかしました。基本的には「わざと暗黒時代っぽく書いた」ってやつなので、記述についてはいろいろアレなところはありますが、大筋は拾ってます。
ちなみにラストに李世民が出てくるのにはちゃんと意味があります。と言うのも李世民は、間違いなく五胡十六国~南北朝時代に範や反例を得ているのです。でなきゃ「晋書」なんて歴史書を編むよう命令を下すはずがありません。なので後々の天下統一に繋がる志の萌芽、的な感じで、けれどもやや先走りがちに書きました。
なお613年当時、李世民は数えで14歳です。
このときお母様が琢県で亡くなって、
その喪に服してたんですね。
かれを縛める「双龍の覇紋」が……な?
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