過去には戻れないはずなのに、妙にリアリティがある。そう感じるのは筆者の人生経験が下地にあるからでしょうか。面白かったです。
エッセイが中心ですが、小説も、詩のようなものも歌のようなものも置いてあります。 別名義で文学賞への投稿はしていて、佳作や秀作、二次選考ぐらいまでは通った経験が…
まあ、そうなっても仕方ないよね、となんだか主人公に肩入れしたくなる、甘酸っぱいんじゃなく強い苦味の恋模様。がんばれ。
同窓会で昔好きだった女子と再会し、告白したら、「私も好きだったよ」と過去形の返事と今好きな人に対する惚気が返ってきた。その日、主人公は不思議な体験をする。高校生の時に戻っていた。主人公は高校生の…続きを読む
『悪人正機とはよういうたもんや。ワシはアホやからこそ人間が愛おしゅうてたまらん』……『センゴク(宮下英樹、講談社、敬称略)』にて本願寺顕如の述べた台詞である。 翻って本作、作者の主人公に対する視…続きを読む
まるで、主人公を奮い立たせるような彼女の言葉。きっと、主人公のことが大好きで仕方なかったんだと思います。この作品は、あとからじわじわと考えさせられるところがいいと思います。青春の一大イベント・初…続きを読む
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