第6話 KDPアカウントを作る
あとがきとか、目次を作るとか、そういったものは遅々として進まないため、目標としていた8月中の出版が出来そうにないなあ、と意気消沈していた、私の背を押してくれた本があった。
アマゾンkindle出版(電子書籍 出版)がなかなかできないあなたへ: たった1日でキンドル・電子書籍を出版する秘訣
(カクヨムの規約でAmazonへのリンクを貼れないのでお手数ですが検索してみて下さい)
Kindle出版をするための方法にはほとんど触れず、あくまで、モチベーションをあげるための本なのだが、さらりと読めたし、やらずにうじうじ悩んでいたところから前に進める勇気ももらった。(値段も99円だし)
あと、個人的に気にしていた、Wordで入稿でもちゃんと縦書きになるのかorならないのか問題についてもおまけリンクの動画でしっかりフォローされていて、案ずるより産むが安しを体現してくださった。
そうだよ、本文はできているのだから、版を差し替えることだって出来るのだから、とにかく当たって砕けてみないと!
やる気をだした私は、目次もついていない小説本文だけのWordファイルだけを手に、Kindle市場に突入することにした。
というわけで改めて、題名の「KDPアカウント」とは何ぞや、ということを説明する。
Kindleで出版する、イコールAmazonで電子書籍を販売するためにはKDPアカウントが必要になってくる。
と、いっても、通常のAmazonのアカウントとユーザー名とパスワードは共通になるので安心してほしい。
ここで注意したいのがAmazonのニックネームを本名にしている人は仮名にしておくこと。と、いうのも、コミュニティの表示名 (ニックネーム) は、Amazon のすべてのマーケットプレイスで公開されるからだ。
個人情報漏洩、ダメ、絶対。
ニックネームを変更するには、Amazonのサイトからアカウントサービスを選び、「アカウント&リスト」をクリックする。
そして、プルダウンメニューから「アカウントサービス」をクリックし、「お買い物設定」のメニューから「プロフィール」を選択して「プロフィールの編集」をクリックして編集・保存すればOK。
準備ができたらKDPに登録する。
まず、KDP(KindleDirectPublishing)のサイトに行く
https://kdp.amazon.co.jp
そして、amazonアカウントでサインインする。
規約が出るので読んで問題がなければ同意する。先に進むと、
「アカウント情報が不完全です」というメッセージが表示されるので、このメッセージが表示されないように、アカウント情報を入力していく。
著者出版社情報には自分の氏名、郵便番号、都道府県などを順次いれていけばいい。
電話番号は+81のあとに電話番号を先頭の0を消して入力する。
(電話番号が080-○○○○-○○○○なら+8180○○○○○○○○と入力する、というわけだ)
支払い情報および銀行口座を登録し、税に関するインタビューに答えていく。
で、この税に関するインタビューが一番曲者。
英語で住所を入力しないといけないのだ。私はこちらのサイトを使って日本語住所を英訳させてもらった。
https://kimini.jp/
納税者番号についてはマイナンバーカード(もしくは通知カード)を用意。
米国以外のTINを持っていますにチェックをつけて、マイナンバーを記入して「税制上の居住国」を「日本」に設定し、「確認」ボタンをクリック。
今まで入力した項目をまとめた「W-8BEN」がプレビュー画面で出てくるので、問題ないかチェック。内容に問題なければ、フォームを送信。
適用源泉税率が「0.0%」になっていることを確認し、「インタビューを終了」ボタンをクリック。
これでとりあえずKDPアカウントは作成できました。(アカウント情報が不完全です、の表示が出なくなればOK)
これで、あとは本の情報をアップロードするだけ、という段階にきたわけだけれど、
KDPアカウントが開設できたついでにちょっとだけ、とKDPのトップページでタイトルの新規作成をクリックしたらなんと……
思ったより、さくさくと(詰まることなく)導かれるままに進められるもので、どんどん進めていったらあっという間に私の作った本がKindleストアに並んでいたという……。
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「私はKDPアカウントだけを作るつもりだった。そう思ったら、いつの間にか本を出版していた」
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
と、唐突にジョジョネタを入れて(わからない人は検索してみてください)終わる。
いや、本当に本にする原稿が既にできていれば、簡単にあっという間に出版できてしまって拍子抜けというか、なんというか。
次回「一冊目、出版成功! 課題はまだあるけれど」に続く。
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