第4話 方針転換
強制入院日記、書きたい、書こうとは思うのだが、カルテを読んでいると過去に引っ張られてどこまでも落ちてしまう。
それでも無理して書いていたら鬱状態がひどくなってしまった。これでは本末転倒である。
書くモチベーションを上げるためには、読者の声が私には必要なのかもしれない……。期間限定公開でカクヨムでアップして、出版するのが賢いのかも……。
でもなあ……。
いろいろ考えて、そもそもなんでモチベーションが上がらないか、という根本の問題を掘り下げてみると
1.強制入院について書くことが精神的に辛い
ということと
2.そもそも書き上げられたとして本当に一人でkindleで出版できるのか?
という不安の壁も立ちふさがっていることに気づく。
せっかく強制入院日記を書き上げたとしても一人でパプリッシング出来ないならそもそも書き上げる意味がなくなる。
ならば、2の問題だけでも解決して、書き上げたら直ぐにKindle出版できるんだ! という状態にしておけば筆が進むのではないか……と方針を転換することにした。
テストプレイとして、ネットで公開していない文章をとにかく試しにkindleで出版してみる。いつでも出版できる! と、下地になる環境を整えてから強制入院日記の執筆にとりかかろうという作戦である。
不幸中の幸い、というかネットにあげていない作品のストックもあるしね(選に漏れたものばかりだけれど……トホホ)
というわけで次回予告「真世、とにかくKindleで一冊出版してみたってよ」
じ、じつげんするといいなあ……!
未来の自分よ、頑張るのだ。
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