被害者になるな
どの本に書いてあったのか、分からなくなってしまったのだが、ある時読んでいた本に被害者になるなと書いてあった。べつに犯罪や暴力を受けないようにという防犯的な話しではない。
気持ちを被害者的にするなという事だ。
具体的には
"なんで私ばかりこんな目にあうの?"
"私がこんなに頑張っているのに!"
"せっかく私がしてあげたのに!"
"〜してくれない!"
"〜させられる!"
という意識を持つなという事だ。
たしかに上記のような意識を持てば、次に浮かんでくるのは怒りや悲しみの感情になってしまう。そうなっては生じている問題に冷静な対応ができなくなってしまうだろう。
ならばどうしたら良いのか。事実を事実として淡々と捉える事だという。これも難しい事だとは思うが、"なんで?"とか"どうして?"などという疑問符を付けないのがコツだ。
「うちの子はなんで学校に行かないの⁈」ではなく、「うちの子は学校に行けない」と淡々と捉え、「私がこんなに頑張っているのに!」ではなく「私はたくさん頑張った」と思っておけばいいのだ。自分が頑張った事とその結果、相手や周りの反応などは別の事実だとして捉えてしまえばいい。
私も始めのうちは難しかったし、今でもつい被害者意識が芽生えてしまうことはある。しかし、怒らないことと同じように、これも修行のうちなのだと思っている。
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