不登校の要因 長男の場合

 長男の場合、原因を考えたら色々ありすぎてゾッとする。様々な場面が頭に浮かんで「あーしたらよかった」「なんであんな事…」と後悔と反省で、いつまで経っても更新できない。


 いつまでも過去の事で後悔や反省をして落ち込んでいても良い事はないので、極力短く省略してまとめてみることにした。


1.自己肯定感を育てられなかった

 「やりなさい」と命令し、「できるの?」と疑い、「なぜできないの⁈」と否定した。

結果、自己肯定感がボロボロになったのだと思う。なぜなら、ちゃんとした人間に育てないと…と思ったから。

 長男が3歳の時に次男が生まれた。私は次男の出産まで仕事をしていたから、それまで長男の面倒をみていたのは主に姑だった。

 産休で早めに退職した私は幼稚園に通い出した長男を「もっと自分でやらせないと!」と思った。それまでは、休みの日に遊んでくれるだけの母だった私が、急に成長を急かすせかすようになり、長男は戸惑っただろうと思う。

 それからの私は次男三男の育児もあり、いつもイライラし怒ってばかりいたような気がする。

 長男が小学校になると、私はますます長男のあらゆる事が気にいらず、「なんでできないの⁈」「なんでそうなの⁈」を繰り返していた。

 

2.学校でイジメにあった…らしい。

小学校時代に仲の良かった悪ガキは、中学に進学すると先生からも問題視される悪ガキになっていて、始めは"からかい"だったものがエスカレートしていったようだ。

 長男は言った。

「廊下ですれ違いざまに、みぞおちをなぐられる。怖い…」

イジメに関してはほとんど情報がない。この言葉しか聞き取れていない。


3.本人の資質…ひょっとして?

 発達障害なのかなぁ…。

高校に入学し、1年生の冬までは楽しそうに登校していた。私も色々と反省し家の中も少しづつ落ち着いてきていた。イジメとは無縁になり生徒会や新設の部活に入り頑張っていた。なのに冬休みが明けて突然、行かなくなった。

「学校、遠くてしんどい」

という理由だった。

遠いと言ってもバスで駅まで30分弱、電車で10分、駅から学校まで10分。

普通だったら遠いことを理由にはしないと思う。そのくせ接客のバイトは長続きをし、高校卒業程度学力認定試験は、手続きから受験まで自分でやっている。

調子の良い時と悪い時がある。アンバランスさが気になる。

 三男がわかりにくい発達障害だから、ひょっとして…と思う。





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