第18話 この本、いくらにする?(価格設定)

さて、ついにきました値付けの今回。

もちろん好きに作ってから値段を決めにかかる、

という無謀をしていないのは、冒頭でご紹介したとおりです。


さらにその前段階として、サイト等で色々な作品と値段を拝見し、同様のスレッドを読んだりして「相場」っぽいものを探りました。

分かりやすくするため「文フリへの道」ではこのような順序、構成にしましたが、なので原稿作成に入る前に、価格はほぼ(目安)決めていました。


その価格になるよう、原稿をそろえています。

どうしてもはみ出してしまった分だけ、印刷代を上乗せする形で価格にプラスしています。


ゆえに

コピー本 短編

もっとも目についた価格が100~200円だったので、上限の200円で。

コピー本 長編

完結しているため総ページ数の想像はつき、相場内には絶対収まらないことが分かっていたので、最も目についた500円に収まるように仕上げることに。


結果

短編3種

各200円(平均36P)

長編

1つ目 650円(268Pまで頑張って圧縮)

2つ目 500円(目標まで圧縮成功!)


と、なりました。


コピー本にしては高いかなぁと思いましたが、あまり安過ぎると見栄え、印象(ありがたみ)に影響すると言う話を聞いたことあり、避けました。(高すぎると手に取りにくいと言うのはあれど、安いから売れるというわけでもないし)


また、印刷屋さんへ出すのと違い、コピー本は好きな部数を印刷できます。沢山印刷して印刷単価を下げるより、初出店ゆえ必要数だけを印刷して売り切る方を選択しました。(続けて出店するかどうかも不明ですし。無駄をなくしたい)


そして何よりここで悩むことになるのは、とにかく「作ってから値段を決める」と言う段取りにあると思っています。

作る前に値段を決めて、その値段で納得できるものを創意工夫しながら作ってゆく方が値付けの筋道としては良いのではないか、と感じています。

その値段が赤字承知にせよ、黒字うわのせにせよ。


ということで商品はそろった。

陳列すべく店のレイアウト検討は、次回。

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