最近よくあるような作品っぽさ、皆無です(誉め言葉です!!笑)

 まず、プロローグが、長いです。

 それも、最近よくある、モノローグでどんどん語ってゆくような個人視点的な展開ではなく、対立する2つの軍という、俯瞰視点からの場面展開。

 そしてそこから結構ガッツリ、王国について、帝国について、関わる一族、血脈について……この世界についてのあれこれがプロローグ内で入ってきます。

 そんな中で登場する、2人の主人公となる少女たち。

 時代背景を重視した構成になっており、非常に古典的というか、少なくてもネット小説ではあまり採用されない手法で書かれていると、私は思いました。

 そして、そんなプロローグを経て、2人の少女は外の世界へ。

 第一章「疫病」では、物語が進むにつれて起こる、とある村の事件をきっかけに、かなりホラーな展開になっているなと感じました。

 第二章「別離」では……いま、読んでます!えっ?別離しちゃうん?せっかく2人で旅してるのに!ええやん!仲良いし、2人でこのまま、旅したらええやん!!(←個人の見解です笑)

 ……というわけで、ハマっております笑

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