三章 九節


 意識を取り戻したアメリアはメリッサとの相部屋に寝かされている事に気付いた。


 アメリアが身を起こすと枕許に座していたメリッサは泣きついて礼を述べ、謝った。そんな彼女を宥めてイポリトの消息を問うた。


 顔を上げたメリッサは、治療を受けたイポリトは既に現世に戻ったと伝えた。他のヒュプノスが埋め合わせてくれたが仕事が山積しているらしい。


「……こんな大事になったらメリッサもあたしも苦役課せられるかなぁ」アメリアは溜め息を吐いた。


 メリッサは首を横に振った。イポリトがアメリアを救出したので今回はメリッサとアメリアへのお咎めは反省文だけで済んだようだ。


 アメリアは胸を撫で下ろす。そしてポケットから指輪を取り出すとメリッサに返した。


「ありがとう。本当にありがとう」メリッサは涙を流した。


「どう致しまして」アメリアは微笑む。


「イポリトさんにもお礼を言いたかったんだけど、彼ってば意識を取り戻したらさっさと帰っちゃった。取り付く島がなかったの」メリッサは眉を下げる。


「イポリトは照れ屋だからね」アメリアは失笑した。


「イポリトさんって可愛いね!」


「そう? ガサツだし面倒臭がり屋だしオタクだから大変よ? ……でも確かに可愛い所もあるよね」


 メリッサはアメリアを見つめて悪戯っぽく微笑んだ。


「もう、何よ。……ところでメリッサってさ、男性から指輪を貰った事ある?」


「どうしたの、急に?」


「ううん。何となく。お母さんから譲り受けた物でそんなに大切なら、男性から貰ったらどんな物なのかなって」アメリアは膝を抱える。


「貰った事はないけど……きっと嬉しくて泣いちゃうと想う」メリッサは形見の指輪を左手の小指に嵌めた。


「そっか……なら良かった」


「なあに? どうしたの? まさかイポリトさんから貰ったの?」メリッサはアメリアに顔を近付ける。


「まさか」アメリアはたじろいだがメリッサの肩を掴んで離した。


「じゃあどうしてそんな事聞くの?」メリッサは再びアメリアに顔を近づけた。


 アメリアは観念すると崖を登った際の会話をメリッサに説明した。


「……ふーん。イポリトさんが好きな女性にね」メリッサは膝を抱えて独りごちた。


「あたしも男性から指輪貰った訳じゃないからさ。想像で言ったから実際に貰うとどんな物なのかなと想って聞いてみたの」


「……アメリアは誰から貰ったら嬉しい?」小首を傾げたメリッサは悪戯っぽく微笑む。


「え!? あたし? ……そんな事聞くメリッサはどうなの?」


「少なくても好きな人から何か貰えれば嬉しいな。例えそれが鉛筆とか飴とかでも嬉しい。……でも想いを寄せる人じゃない人から指輪なんて貰ったら困るかも」


 アメリアは俯いた。もし想いを寄せる女性に好意がないなら、指輪をプレゼントしたイポリトは気不味い想いをする。不適切なアドバイスをしてしまった。


「どうしたの? 顔色悪いよ?」メリッサがアメリアの顔を覗く。


「……イポリトに不味いアドバイスしちゃったなって想ってさ」


「どうして?」


「だって好きでもない人から指輪貰ったら逆効果なんでしょ?」


「うん。重いよね」


「ちょっとイポリトにメールする。止めなきゃ」携帯電話を取り出したアメリアはメーラーを起動した。


「待って!」


 アメリアは指を止める。


「何?」


「イポリトさんにメールしないで」メリッサは眉を下げる。


「どうして? このままだとあたしの所為で可哀想な事になっちゃうかもしれないよ?」


「そっとしておいてあげて」


「どうして?」


「どうしても!」眉を吊り上げたメリッサは肉薄する。


「わ……分かった」アメリアはメリッサの肩を掴んで離した。


 メリッサは胸を撫で下ろす。


「アメリアってさ、鈍感だよね」


「鈍感って……あたしが?」


「うん、鈍感。イポリトさん大変そう」


「鈍感って……そういえばイポリトによく言われる。やれ鈍感だ、やれお子ちゃまだって」アメリアは眉根を寄せた。


「やっぱり言われてるんだ」メリッサは失笑した。


「やっぱりって何よ」アメリアは頬を膨らませた。


「アメリアってさ自覚がないもん。ステュクスで友達になった時にね、こう想ったの。この娘、真面目そうだからペア組んだら楽勝って」


「何それ、酷い」アメリアは唇を尖らせた。


「でも予想外に面白い娘だった。鈍感で優しくて可愛いし」


「可愛いって何よ」


 メリッサは大きな溜め息を吐く。


「あーあ。やっぱり鈍感だね。イポリトさん大変ね!」


「いいの! あいつはあたしの監視役なんだから。メリッサまでイポリトみたいに『鈍感、鈍感』言わないで!」アメリアは膝を崩して胡座をかき、腕を組んだ。


 メリッサは失笑する。


「止めてもいいけどさ……イポリトさんの想い人を当てたら鈍感の称号を取り消してあげる」


「何よそれ。……メリッサは知ってるって言うの?」


「勿論」メリッサは微笑んだ。


「あたしの知っている人?」


「当然」メリッサは隣に座す。


「えーっと、じゃあねぇ」アメリアは青白く光る瞳をぐるりと動かして思案した。


「ストップ。知ってる名前を片っ端から言えばいいってものじゃないよ。三柱までね。それ以上不正解だったら冥府一の鈍感クイーンね」メリッサは意地悪く微笑んだ。


「……三柱って事は神なのね。でもたった三柱なんて……当たる気しないわよ」


 眉を下げたアメリアは思案する。結婚するティコはメリッサも知らないだろうから違う。あまり接触しないカロンも考えにくい。イポリトと仲良さそうなのは……。


「カーミラ?」


「ブーッ」メリッサは唇からビープ音を鳴らす。


 えっとじゃあ……あとよくイポリトと接触する女性って言ったら神じゃないけど……。


「パンドラ?」


「ブッブー!」メリッサは腕で×印を作り胸の前に掲げる。


 アメリアは頭を抱えた。どうしよう。貴重な二答を無駄にした。あと一答間違えれば鈍感クイーンのレッテルを貼られる。


「アメリアってば鈍感過ぎ。どうして分からないのかなぁ?」メリッサは溜め息を吐いた。


「ヒント頂戴!」


「カーミラでもパンドラでもないよ」


「意地悪」アメリアは頬を膨らませた。


「だってほぼ候補出尽くしたじゃない。もう遅いし、明日は現世に戻って仕事しなきゃいけないから寝ようよ。お風呂入ってよく考えたら?」


「……うん」


 立ち上がったアメリアは備え付けのバスルームへ向かった。


「鏡でも見てよく考える事ねー!」


 背後からメリッサの声が聞こえる。片手を挙げ、アメリアはバスルームへ向かった。


 ブースでシャワーを浴びると入浴剤入りの湯が満ちた猫足のバスタブに浸かった。洗面台にあった手鏡を掲げ、自分を見つめつつ考えた。


 鏡に青白い瞳が映る。


 ……神ねぇ。イポリトが想いを寄せる神って死神の誰か? ……まさかメリッサ?


「分かったー! メリッサでしょ!」アメリアは声を上げた。


 すかさずベッドルームからビープ音と共に『流石鈍感クイーンね!』と聞こえた。アメリアは項垂れた。


 しかし相棒であるイポリトが想いを寄せる神は気になる。


「鈍感クイーンで結構! 答え教えてよ!」


 ベッドルームから『鏡をよく見て考えなさーい』と返ってきた。


 再び手鏡で顔を覗いてアメリアは思案した。


 カーミラもパンドラもメリッサも違う。まさかハデス様の奥方であるペルセポネ様の訳ないよね。


 アメリアは眉根を寄せる。


 ……鏡ねぇ。そういえば鏡を見るなんて久し振りだな。タルタロスには湖の水鏡はあったけど鏡なんてなかったもの。研修の朝に洗顔して覗いたきりだ。あーあ、髪の毛ボサボサ。折角イポリトが上手に切ってくれたのに。イポリトが告ったらヘアカットは控えなきゃ。イポリトの彼女に悪いもん。美容室探さないと。……でも好きな女でも無いのによく髪なんて切ってくれたよね。変なの。


 本当に変なの。美容師でもないのに好きでもない女の髪なんて切る?


 アメリアは眼を見開いた。


 まさか……あたし?


 メリッサに『鏡でも見てよく考える事ねー!』なんて言われた。鏡に映るのは自分だ。


 心臓は急に拍動を速め、鏡に映った頬はみるみる水蜜桃のように染まった。


 もしイポリトがあたしを女性として好きでいてくれるのなら……。


 胸が甘く疼いた。


 髪を切ってくれるのも、コンラッドに捕われた時に助けてくれたのも、介抱してくれたのも、寝かしつけてくれるのも、タルタロスに墜ちたあたしを助けてくれたのも、みんな好意を寄せてくれてるから……?


 高鳴る鼓動を静めようとアメリアは手鏡を浴槽の縁に置き、両手で胸を押さえる。


 もしイポリトがあたしを愛してくれるのなら……。


 アメリアは嬉しさと幸せに目眩を起こす。瞳は泉のように涙を湛え、雫が頬を伝う。彼女は浴槽の縁に凭れて長い溜め息を吐いた。


 崖昇りの時に体を預けた筋肉質な広い背、共に眠る時に香る匂い、乱雑に髪を撫でる骨張った大きな手、名前を呼ぶ低くて穏やかな声……イポリトの一つ一つに愛しさが込み上げる。


 どうしよう。もしそうだったらとても嬉しい。


 ……でもそうじゃなければ。


 アメリアは俯いた。


 自分ではない可能性が高いだろう。今まで兄妹のように暮らしてきた。長く暮らして何も起こらないのだから、イポリトは他の女性に好意を寄せているのだろう。心の傷を隠して応援しなければならない。


 アメリアは勝手な希望を抱かないよう心に決めた。


 ぬか喜びして勝手に傷ついた無様な姿を見せたくはない。優しい彼は心を痛めるだろう。意中の女性を放ってあたしを慰めるだろう。それだけは絶対にしてはならない。恋や愛に希望を持つ女性を悲しませてはならないと、売春婦や好き者の女性としか睦み合うのを許さなかったのだ。そんな優しい彼が心から女性を愛し欲したのだ。


 ひとしきり涙を流したアメリアは今から涙を見せるまいと心に誓い、バスタブから勢い良く上がった。




 穏やかな日が続いた。


 冥府から戻って以来、アメリアは悪夢を見てもイポリトと共に眠ろうとは想わなかった。隈が出来たが見つかると心配されるので、買って来たコンシーラーで誤摩化した。


 日中は山積した仕事をこなし、夜はイポリトと共にDVDを観たり『シラノ・ド・ベルジュラック』の台本読みをしたりした。革張りの黒いソファに肩を並べて座していると幸せだった。ローリーとユーリエはフローリングでコルクを使ってフットボールをしていた。


 このままこの時間が続けばいいのに。


 イポリトと共にリビングで映画を観ていたアメリアは瞳を伏せた。


 明日は休日だ。


 イポリトは想いを寄せる女性の為にプレゼントを買いに外出してしまう。


 休みが重なったイポリトとツーリング出来ないのは寂しい。しかし何よりも自分が知っている範疇で彼が他の女性の為に何かをする事が悲しかった。


 痛みに耐えてイポリトに笑顔を向けなければならない。


 女性を傷つけまいと、今まで売春婦しか相手にしなかったイポリトの純粋な想いを握り潰したくなかった。


 イポリトが優しいのは監視役だからだろう。タナトスの始祖である父の純粋なる子孫であるからこそ、彼は兄のように優しく接してくれるのだ。迷子の時に助けてくれたのも、コンラッドから助けてくれたのも、タルタロスから助けてくれたのも、監視役だからした仕事なのだろう。彼は優しいからそれを態度に出さないだけだ。


 二柱が眺めていたテレビがエンドロールを流す。アコーディオンがワルツを奏で出演者のインスタント写真が次々と現れる。


「……お前、観てたのかよ?」


 俯いて爪先を見つめていたアメリアの顔をイポリトは覗いた。

 現実に引き戻されたアメリアは顔を上げる。


「う、うん。面白かったよ」


「……んだよ、ガキみてぇな感想言いやがって。いつもならもっと骨のある事言ってるだろ」イポリトは眉を下げた。


「ちゃんと観てたってば!」


「んじゃ八百屋の小僧がじじいに出前するシーン、アーティチョークの置物の中に何を入れてた?」


 ……心ここに在らずだった。答えられる訳がない。


 彼から視線を逸らしたアメリアは寄せた膝をもぞもぞと動かした。


「ほら、観てねぇだろ。お前が『名前が似てるから観たい』って言ってたから円盤突っ込んだのによ」イポリトはアメリアの頭を大きな手で掴むと回した。


「……ごめん」


「なぁ。最近おかしいぞ? なんかあったのか?」イポリトはアメリアの頭を撫でる。


「何にもないよ。心配しないで」アメリアはイポリトの手を頭から離す。


「けどよ」


「大丈夫だって! もう独りでお医者に行けるし恐い夢も見ないもの! あたしは大人! 子供扱いして心配しないで!」アメリアは大声で制した。


 イポリトは溜め息を吐く。


「阿呆。心配したいから心配してんだ。人の心に命令すんな」


「……ごめん」アメリアは俯いた。


 イポリトは立ち上がるとデッキからDVDを回収した。


「明日は早いからよ、もう風呂入って寝るわ。……アメリアもあまり夜更かしすんなよ?」


 背を向けたイポリトはDVDの箱を掲げて振ると、リビングを出て行った。


 入浴を済ませたイポリトが自室に入る音を聞き届けると、アメリアはバスルームに向かった。そして入浴を済ませ自室のベッドへ向かった。


 ベッドに横たわるとポスターが視界に入る。ポスターの下にはコンラッドに乱暴された日に開けた穴がある。昨日イポリトから映画のポスターを貰い、それを壁に貼って隠した。しかしポスターの中の穴が空いた空間からこちらを眺めるダリのような髭の男と視線が合う。


 イポリトって悪趣味だよね。


 溜め息を吐いたアメリアはベッドサイドのランプを消した。


 ……明日は何して時間を潰そうか。


 家にいたら気になると想う。外へ出た方がいい。黒いレディ走らせて遠くへ行きたいな。人がいない所で思い切り泣きたい。そうすればきっと笑顔で帰れる。……でも独りになると燻っちゃう。ローリーとユーリエと一緒に鉄道で出掛けよう。


 明日の計画を立てるものの、胸が締め付けられるように痛む。両腕で抱きしめていると、ノックの音が響いた。驚いたアメリアは肩を跳ね上げる。しかし返事をしなかった。


 何か用かな? でももう独りになりたい。


 布団を頭から被り寝た振りを決めた。諦めて部屋に帰るだろう。そう想っていた。


 しかしイポリトはドアを開けた。


 身を固くして寝た振りをしていると、イポリトはアメリアを軽々と抱き上げる。


 流石にアメリアもこれには声を出す他ない。


「なっ何するのよ!?」アメリアは瞳を開いてイポリトを見上げる。


「んだよ。起きてるなら返事くらいしろよ」イポリトは鼻を鳴らした。


「今した!」


「そうかよ」イポリトはアメリアを抱きかかえたまま部屋を出た。


「だから何するのよ!?」


「眠れねぇんだよ。俺が」イポリトは自室のドアを足で押し開けると、ベッドにアメリアを下ろしてドアを閉めた。そして自らもベッドに横たわった。


「眠れないなら羊でも数えるか本でも読んでなさいよ!」


 アメリアは起き上がろうとした。しかしイポリトに腕を回され抱きしめられ身動きが取れなかった。


「羊でも数えろたぁ、その言葉そっくりそのまま以前のお前に返すぜ」


 そう言われてしまえばアメリアは何も言い返せない。


「……分かったわよ。一緒に眠る。……でも、どうしてあたしのベッドじゃなくてイポリトのベッドなの?」


「お前の部屋、壁に変なポスター掛かってんじゃねぇか」イポリトは鼻を鳴らした。


「それは昨日イポリトがくれたんでしょ!? 『穴塞げ』って!」


 イポリトは少し思案する。


「そうだっけか?」


「そうだよ!」


 イポリトはあやすように彼女の頭を優しく叩いた。


「あたし子供じゃない!」


 文句を言いつつも久し振りに寝かしつけられたアメリアは、心地良くなってまどろんだ。


 口数が少なくなったアメリアをイポリトは抱きしめた。


 アメリアの鼻腔をイポリトの香りがまさぐった。彼女は瞳を閉じた。安心する香り。久し振りに心地良く眠れそうだ。


 胸板に耳を寄せるとアメリアは眠ってしまった。


 規則正しく小さな寝息が聞こえる。イポリトは小さな溜め息を吐いた。


 普段は呼んでもねぇのに枕抱えて来る癖に、来て欲しい時に来ねぇ猫みたいな女だな。


 彼は自由な方の手で携帯電話のライトを点けるとベッドサイドテーブルに手を伸ばす。用意していた糸を取った。そしてもう一度耳を澄まし寝息を確認すると彼女の小さな左手を持ち、薬指に糸を巻き付けた。


 マーキング出来るものはねぇかや。


 サイドテーブルに筆記具を用意するのを忘れていた。彼は犬歯で親指を傷つけ糸が交差した部分に血をつけた。指から糸を解くとライトを当ててマーキングを確認した。そして糸をベッドサイドテーブルの引き出しへ仕舞った。


 例え指輪を貰って喜んでも、この引き出しにゴム入れるのはまだまだ先だろうな。


 イポリトは鼻を鳴らすと引き出しを閉め、携帯電話のライトを消した。


 九十年前のティコの時みてぇに手酷く振られなければ良いんだがよ。こいつお勉強はそこそこ出来る癖に人の機微を読み取れねぇからな。さらっと振りそうで恐ろしいわ。


 でもよ、メソメソと詩を詠んでたシラノみてぇに後悔したくねぇよ。やらぬ後悔よりやった後悔だ。振られたら振られたらで何とか暮らしていけるだろ。そこら辺後腐れある女じゃねぇよな、アメリアは。


 イポリトは安らかに眠るアメリアを抱きしめると彼女の耳にキスを落した。そして柔らかなショートヘアに顔を埋めて瞳を閉じた。

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