第15話やってみた

「ああ、わかった、やってみる」

口に含んだコメを、よく、かんで、水と混ぜる

いやーー水というよりお湯か


お湯にまぜる


お湯に混ぜた水は、泡立ちそれを、まるでペンギンが子供にエサを与えるように

口移しで入れる


当然関節どころか直接キッスなわけだが、底に甘さなど皆無

皆無に決まっているだろう

もし仮に、ここで、ヒューヒューなどとつぶやこうものならぶん殴られな兼ねないものなのである

というかそんな奴は一発ぐらいぶん殴られればいいと思う

そんな気がする彼なのであった

さて、どうするかである――尻に火が付いたような状態

なんせもう後がないのだ

痕がないのは村風たちも一緒

いままで、ななんだかんだ、と「椎葉」がいない状態でやってきたが、それでも

背後に「椎葉」がいるという安心感と

ついに、二人だけになっちまったぞおいという空気ではかなり違うものがある

どう違うかってーーー守ってくれる存在が皆無の時の感じる空虚感というところだろうか


冗談じゃねえーーこれに気づかなかったてのか俺は

いや、「村風」は悪くない

そう、村風だってこれを見たら異常事態だとは気づいたはずだ

ーーああ、気づいただろうさ


対処はできなかっただろうが、それでも、病院に行くとか、周りの人に聞くとかできただろう

今まで、現代では近くにいながらも

椎葉の病気には気づくことができんかったその理由を考える

ーーわからない、昨日会ったときは普通に見えたんだ

すこしやつれてるくらいだったんだ

「、、、なぁ、、椎葉昨日、、、、「あいつら」と戦ったのか」

「うん」

「かったのか」

「負けた」

「、、、、どうにかこうにか、助かったよーー夜になったから、平行世界から現代にもどってこれた

さくばんのよるくらだったかな、ずーーっとずーーーーーっとたたかってた」

府がいねぇ、俺たちだけ戦ってたと思ってたなんて

そうだ、考えてみれば、椎葉もそうじゃないか

椎葉もそうじゃないか

あの時、あの現場にいたんだろー―椎葉もということは気づいててもおかしくないじゃないか

それを何だ、俺は

あの時、二人で戦ったということは、こういう展開もあり得たのに、

実際、ありえてるのにー―気づいてなかったのかよ


「---悪い、俺のせいだ」

「、、、、ううん、私が悪いの」

「そんなことは、、、、、」


「さっさと寝ろんで、さっさと直せーーはなしはそれからだ、とりあえず

あまり飲むなよーー胃の腑が弱ってる、今少しでも大食いすれば吐くぞ

そんなことになったらますます弱るから気をつけな

それと、漢方を用意したいところだが、あいにく草がねぇ

とりあえず、病院にでも行ってーーー診察でもうけろや

大丈夫だ、俺がついている」


渡部はそういいって笑う

なんのかんのいっても、渡辺はいいひとなのだ

兄貴と呼びたいーー女成分薄いけれどもそれはそれとして


ーーーそのあと、病院で「村風」はこってりしぼられたそうだ

「やつら」の話ができない以上こってり絞られるのは主に村風になる

それと、やはり「椎葉」

わたべだけがおこられないのを理不尽に思う村風にジト目され

「椎葉に」ぎろりとにらまれたが、どこ吹く風であったとさ

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