part1,2,3-5多重クロスオーバー⑤-2

※注意!

このお話は、R15判定となる描写があるよ!

苦手な方は、注意してみてね!

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~あらすじ~

不死鳥の悪魔、、、名はフェネクス、、、

彼の内に秘められた思いとは、、、?

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~幻獣?いえ、バベルです。~

霊夢「さて、、、フェネクス、、、ん~、、となればバンシー、、、ユニコーン、、、

じゃなくてもキリン、、、。」

と、、、ぼやく。

颯真「お前本当好きだな、、、それ。」

霊夢「う~ん、、、最悪倒しても良いんだが出来るなら和解したいよな~、、、。」

颯真「でもユニコーンやバンシーなんて、、どこに居るかわからないよな?」

霊夢「それならワープをすれば、、、。」

颯真「う~ん、、、あいつが居れば、、、

出来なくは無いか、、、。」

アポピス「それって誰ですか?」

颯真「しれっと話に参加するな、、、。」

アポピス「まぁまぁ良いじゃないですか。

それよりあれをやるつもりなんですか?」

颯真「それは最悪な時だけだな、、、。」

アポピス「つまり奥の手、、、。」

颯真「あぁ、、、。」

霊夢「う~ん、、、あいつら呼び出しても

良いけどな、、、ボウシは記憶が無いし、、ナナシはあの能力が使えない、、、オレンジに関しても同様だな、、、。」

颯真「う~ん、、、。」

アポピス「では、、、部隊を作るのは?」

霊夢「戦力がバラけるのは良いとして、、、お前が強すぎる、、、。」

颯真「そうしたのはお前だろ?」

霊夢「ともかく、、、女王に関してはお前に任せるし、必要なら倒しても良い。」

颯真「わかった、、、だが、、、。」

霊夢「?」

颯真「記憶を元に戻したりとかは?」

霊夢「難しいな、、、どの位経ったかによるから一概には言えない。」

颯真「そうか、、、。」

と、、、その時ッ!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

皆「!?」

東西南北の端に、、、塔が立ったのだ、、、東は青く、、、西は白く、、、南は赤く、、

北は土色だった、、、。

霊夢「あれは、、、バベルの塔、、、。」

颯真「えぇ!?」

ボウシ「バベルの塔、、、?」

メガネ「神学に置ける、人間が作り出した

最長の塔、、、でもそれが何故、、、。」

霊夢「まさか、、、四神、、、!?」

颯真「え?」

霊夢「皆、、、見ろ!この配色、、、

そして方角的に真東、真西、真南、真北。」

颯真「確かにこの配色、、、四神だ。」

ボウシ「四神?なんだそれ、、、?」

霊夢「説明する暇は無い、、、取り敢えず、四つに別れるぞ?良いな?」

ボウシ「わかった、、、。」

ナナシ「わかった。」

霊夢「それなら、、、二人組か、、、。」

颯真「どうする?俺、アポピス、ナナシ、、それにボウシが一番戦闘が出来る訳だが、、フェネクス関してはまだ体が子供だ、、、

だったらあと二人連れて来て図書館で待機の方が良いと思うんだが、、、?」

霊夢(さて、、、誰に頼もうか、、、。)

と、、、数分考え、、、弾き出した結論、、それは、、、オレンジに預ける事だった。

霊夢「オレンジ、、、男と見込んだ、、、

フェネクスを頼む、、、。」

オレンジ「え?」

颯真「成る程、、、オレンジなら、、、

俺にも、、、他の奴にも無い、、、か。」

霊夢「よし、、、じゃあペア分けをしたいと思うが、、、俺と颯真、かばんとアポピス、ボウシとメガネ、オレンジとフェネクス、

ナナシと胡蝶は図書館で博士達と待機。

これで皆異存は無いな?」

颯真「多分大丈夫だと思う。」

ボウシ「こっちも問題無い。」

かばん「わかりました。」

オレンジ「わかったよ。」

霊夢「さて、、、問題は塔を登った後、、、普通考えれば崩れる、、、高さも即死だ、、そういう時は、、、。」

颯真「俺が分身すれば良いのか、、、。」

霊夢と颯真以外の皆「分身!?」

颯真「あれ?言って無かったっけ、、、?」

二人は耳打ちで話す。

霊夢「颯真。お前以外は記憶がねぇだろ?」

颯真「あぁ、、、すまん。」

霊夢「それより早く塔を上るぞ?」

颯真「わかった。」

気になった様にボウシが声をかける。

ボウシ「何を話してるんだ?」

霊夢「何でもない何でもない、、、それより早く塔を登って四神を助けに行くぞ?」

ボウシ「あぁ。」

四組は塔へと歩き出した、、、それぞれの

思いを胸に、、、塔を上る、、、。

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~request~

For collaborators...

Write a different perspective for your own original character.

~point~

A summary will be sent to your status note.

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~二人の覚悟~

かばん「、、、私達は朱雀さんを助けに

行くんですよね?アポピスさん。」

アポピス「えぇ、、、私達は南で

颯真と霊夢は東。ボウシとメガネは西、

オレンジとフェネクスが北です。」

かばん「では、、、行きます。」

アポピス「はい、、、。」


~記憶の螺旋階段~


二人が歩いて着いたのは、、、ゴースト

タウンの螺旋階段だった、、、。

二つの螺旋階段は、一方はかばんの記憶を

飾り、もう一方はアポピスの記憶を飾る。

かばん「これは、、、螺旋階段ですか?」

アポピス「恐らく、、、私達の記憶が絵画になっている様ですね、、、。」

かばん「これは、、、私の、、、幼少期、、何で、、、絵画に、、、。」

アポピス「こっちは私が神国に居た時、、、そして暗黒期、、、。」

かばん「上がれば上がる程、、、段々最近の記憶になりますね、、、。」

アポピス「、、、。」

かばん「颯真さんの、、、姿、、、。」

アポピス「こっちもですね、、、。」

二人は階段を別々に上がって行く、、、。

そして、、、頂上、、、。

かばんとアポピスが見た物は、、、一枚の

巨大な絵画、、、真ん中の雲の上で自由に

羽ばたいて居る一人の少年、、、そして、

右には7人の天使達、、、左には7人の悪魔が居た、、、しかしその絵画には邪悪などと言う要素が一つも無かった、、、。

かばん「これは、、、天使達の、、、。」


~偽りの意志~


アポピス「真ん中が、、、颯真ですかね?」

かばん「としたら、、、右が7つの美徳者のラファエル達、、、、、左は7つの大罪者のサタン達、、、でも、、、なんか、、、

何故か、、、引き込まれます、、、。」

アポピス「、、、危ないですッ!!」

バァンッ!!

かばんに思いっ切り体当たりしたアポピスは虚空の闇から放たれた弾丸に撃ち抜かれる。

かばん「、、、!?」

アポピス「、、、ッ!!」

かばん「アポピスさん!?」

アポピス「右腕を撃ち抜かれました、、、

それより、、、撃った人物を、、、。」

右腕の傷口からは黒い血が流れ出る、、、。

かばん「でも、、、ッ!」

アポピス「私は颯真さんと同じ種族です、、だから簡単には死にません、、、。」

かばん「わかりました、、、私がその人物を確認しに行きます。」

アポピス「気を付けて行って下さい、、、

私に撃った弾丸は特殊な弾です、、、ッ!」

かばん「これは、、、銀の弾丸シルヴァ・バレト、、ッ!」

アポピス「神学に置いて、、、銀は、、、

古くから病をもたらす未知の存在へ対抗する手段として、、、経験則的に知られていて、

こうした背景から、、、通常の弾丸では通用しない吸血鬼や狼男、魔女なども銀の弾丸

なら射殺できるとされ、伝説やフィクションの世界で多用される存在となった、、、

つまり、、、サンドスターロウを浄化する

能力が、、、あります、、、ッ! 」

かばん「浄化、、、したら?」

アポピス「私は存在出来なくなるでしょう。そして、、、記憶ごと、、、抹消されます。誰も私の事なんて、、、見向きも、、、。」

かばん「止める方法は、、、あるんですか?私は、、、誰も、、失いたく無いですよ。」アポピス「私を、、、ハハッ、、、。」

血は流れ続ける、、、。

かばん「アポピスさん!?」

瞳は光を失い初め、、、、

アポピス「この弾は君には効果は無い、、、あるのは悪魔や私みたいな堕天使、、、所謂サンドスターロウを持つ者です、、、つまり私は、、、もう一度喰らえば助かる事は無いでしょう、、、でも、、、君なら既に、、、持っています、、、その力を、、、。」

肌は段々色褪せて行く、、、。

かばん「アポピスさん!?アポピスさん!」

アポピス「少し、、、寝させて、、、

貰います、、、かばん、、、。」

かばん(早く手当てを、、、ッ!)

気が動転していたのか、、、初期治療をしていなかったかばん、、、血は、、、2割程

失われていた、、、。

かばん(取り敢えず、、、弾丸を抜いて、、血を止めないと、、、ッ!)

バックを地面に下ろし救急箱を取り出した。

ピンセットで弾丸を引き抜き、ガーゼを傷口に当て、包帯を巻いた、、、。

かばん(これでよし、、、後は自然治癒を

待つだけですが、、、。)

パチパチパチパチパチパチ、、、。

??「流石はかばんさんですね、、、。」

かばん「!?」

コツ、コツ、コツ、コツ、コツ、コツ、コツ

足音が鳴り響く静寂の中、、、姿を表した

のは、、、紛れもない、、、。

かばん「ミライ、、、さん、、、。」

その姿は、、、紛れもないミライだった。

左腕は黒く染まり、うねっている。

ミライ「えぇ、、、私はミライ、、、。」

かばん「でも、、、カコさんと同時期に

亡くなったと、、、何故、、、。」

ミライ「そうですね、、、私はあの時確かに亡くなった、、、でも何故か死ななかった。それは何故だと思います、、、?」

かばん「、、、!?まさか、、、ミライさんも、、、セルリアンに、、、。」

ミライ「私はカコ、、、いや、、、女王に

助けられました、、、その時の私は、実に

滑稽でしたよ、、、神にすがる人間の様に。でも実際は違った、、、女王は神だった。」

かばん「え?」

ミライ「私を助けた神、、それは紛れもない女王でした、、、そして私は融合した。」

かばん「一部が黒いのは、、、。」

ミライ「セルリアンに近くなったからです。これでフレンズ達を救えます、、、。」

かばん「、、、。」

ミライ「そう、、あの時は理解出来なかった女王の思いが、、、理解できます、、、。」

かばん「ミライさんは、、、本当に、、、

それで、、、良いんですか?」

ミライ「?」

かばん「本当に、、、全てがゲームみたいに保存された世界で、、、ッ!」

ミライ「、、、。」

かばん「決められた物語の様な世界で、、、本当に良いんですか、、、?」

ミライ「私にはそれしか生きる方法が無いんですよ、、、とっくに後戻りはできません。それに、、、生きる事を辞めてしまったら、人間としての存在意義は、、、失われて

しまいますよ、、、?かばんさん。」

かばん「え?」

ミライ「さて、、、そろそろ私は私では

無くなるので、、、早めに決着をつけると

しましょう、、、その人を守る為に、、、

私を殺してみて下さい、、、。」

現実を突き付けながら、、、鮮やかな笑みを浮かべる、、、爽やかだ。

かばん「そんな、、、嫌ですよ、、、ッ!」

ミライ「なら二人とも私に殺されて下さい。その方が私は楽に済みます。」

銃を向けた、、、。

かばん「どちらも助かる方法は、、、無いんですか、、、?」

ミライ「無いですね、、、必ずどちらかが

死にます、、、時間が経っても私が変異してセルリアン化で死ぬ、、、一方で貴方が戦いを拒めば私が殺して貴方が死ぬ、、、。」

かばん「、、、ッ!」

ミライ「世の中は自身の都合でどうにかなる様な簡単な事では無いんですよ?」

かばん「どうして、、、ッ!」

ミライ「では、、、一つ聞きますが、、、

貴方のその右手に持っている銃は、、、何の為に持っているんですか?」

かばん「それは、、、フレンズ達を守る為に自分で作った、、、。」

ミライ「では、、、彼女は、、、どうして

貴方に協力しているのでしょう?」

かばん「、、、。」

ミライ「彼女の本名をご存知で?」

かばん「としか、、、。」

ミライ「彼女の本名、、、それは、、、。」

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~二人の過去~

霊夢「さて、、、俺達は東の塔、、、つまり青龍を助けに行く。」

颯真「嫌な予感しかしないのは俺だけか?」

霊夢「う~ん、、、わからなくは無い。」

颯真「でもなぁ~、、、なんか嫌なんだよな上りたくねぇ、、、。」

霊夢「コマンドでも駄目か、、、まっ、

飛べば良いけど、、、。」

颯真「はぁ、、、じゃあ、、入りますか。」

二人は扉を開け、、、中へと入った、、、。


~記憶の螺旋階段~


二人が歩いて着いたのは、、、かばん達と

同じ二重の螺旋階段、、、その壁には絵画が飾られていた、、、。

霊夢「さて、、、中はこんな感じか、、、他の奴は見ないと分からないが、、、。」

颯真「二重の螺旋階段か、、、ん?」

霊夢「絵画、、、いや、、、これは、、、俺の記憶、、、となると、、、。」

颯真「こっちは俺のだ、、、。」

霊夢「颯真、見れば見るだけ悲しくなる。

早く上がるぞ?」

颯真「わかった、、、。」

二人は階段を上がり、、、やがて頂上、、、最上階にたどり着いた、、、。


~偽りの覚悟~


霊夢「これは、、、。」

颯真「絵画か?」

二人が見たのは、、、一枚の巨大な絵画、、しかしその絵画には、地獄が書かれていた。腹は膨れ、四肢は痩せ細り、所々に人の肉を食らう人が居た、、更に全体に火が蔓延し、まるで、、、いや、、、正に地獄だ。

霊夢「うわぁ、、、地獄だ、、、。」

颯真「あぁ、、、。」

霊夢「まぁ、、、この程度なら、、、。」

颯真「でも、、、肝心の四神が居ない、、、それに暗い、、、。」

闇の中から、、、弾丸が放たれる、、、。

バァンッ!

霊夢「グアッ!」

ドサッ!

颯真「霊夢ッ!」

霊夢「こいつは、、、ッ!?」

弾丸を傷口から引き抜いた、、、しかし、、その弾丸は、、、なんと、、、。

颯真「まさか、、、!?」

霊夢「銀の弾丸シルヴァ・バレトッ!!」

颯真「出血は少量だ、、、まだ助かる!」

霊夢「それより早く撃った奴を、、、。」

バァンッ!

ガキンッ!

放たれた弾丸をセルリアンのシールドで的確に防ぎ、治療に集中する、、、。

霊夢「、、、ッ!」

颯真「どうした?」

霊夢「くそっ、、、野郎、、、弾丸に毒塗りやがった、、、ッ!」

颯真「何!?」

霊夢「安心しろ、、、只の毒だ、、、。」

顔面蒼白で颯真に語る、、、。

颯真「おい、、、これは、、、普通の毒じゃないッ!傷口を見せろッ!」

息苦しい、、、掠れる音がする。

霊夢「ハハッ、、、。」

颯真(毒による呼吸困難と唇や舌の麻痺。

まさか、、、ッ!)

霊夢「あ、、、ぐぁ、、、。」

既に肺や舌が動かなくなっていた。

颯真(まさかッ!サトシキトシン!?)

霊夢(呼吸が、、、出来ないッ!)

颯真(治療法が無い、、、毒、、、。)

ラファエル(俺に任せろ!)

颯真(わかった!)

背中から白い翼を生やし、瞳が白くなる。

ラファエル(さて、、、行くぜぇッ!)

颯真(蘇生治癒リザレクション・キュアッ!)

ピカァンッ!

光る両手で霊夢の毒を治癒して行く、、、。

霊夢「ッ!、、っハァッ!ハァッ!ハァッ!ハァッ!ハァッ、、、助かった、、、。」

ラファエル「さて、、、じゃあな。」

姿が戻って行く、、、。

颯真「さて、、、撃った奴は、、、。」

霊夢「毒を扱うからな、、、。」

颯真「、、、!?」

霊夢「おい、、、あいつって、、、お前の

彼女だよな、、、?」

颯真「あぁ、、、間違いない、、、。」

??「久しぶりだね、、、。」

その姿は、、、黒ドレスで、、、黒いリボンのロンググローブ、、、とにかく黒で統一

された洋服は、、、彼女を闇に彩る。

??「元気にしてた?」

霊夢(一先ず能力で様子見を、、、。)

??(変わらないね、、、あの時から。)

霊夢(、、、!?)

颯真「あぁ、、、。」

??「君は、、、私の事を、、、今でも、、愛してくれる、、、?」

颯真「勿論、、、。」

??「そっか、、、じゃあ、、、。」

霊夢(まずいッ!)

??「死んで、、、?」

愛が愛を重すぎるって理解を拒み、、、。

憎しみに、、、変わっていく前に、、、。

救わなければ、、、ならない、、、。

次回に続くッ!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~後書き~

予定(守るとは言ってない。)

胡蝶さん。ボウシさん。プリンさん。

お願いしますッ!!

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