第20話 反省無き脅迫男

検察庁が「起訴」せず「不起訴・起訴猶予」としたことで、


刑事裁判は行う事が出来なくなった。




次なる手段は、脅迫によって被害をうけた「慰謝料請求」を求める、


「民事裁判」を行う事にした。


俗にいう「民事での慰謝料請求裁判」だ。




相手は「起訴猶予」だ。


事実上の「クロ」判定。




民事裁判で勝訴する可能性は高い。




本当ならば、慰謝料請求の民事裁判を起こす前に、


被疑者の脅迫男が直接謝罪に来てくれたら・・・


陣太鼓やもち吉の詰め合わせ1000円分でも持って謝罪に来てくれたら


慰謝料請求裁判は行う事はしなかった。




ただ、脅迫男に全く反省の色が見えない。


そんな態度は微塵にも感じられない。




・・・というのは刑事事件で検察庁の「起訴」「不起訴」を待つ期間、、


一度、私から被疑者の男に電話をし示談(和解)を申し出た時に、


「もう関わらないでほしい」


「示談や和解もする気は無い」


「裁判になっても、一円も払う気は無い」


と全く反省していない言葉が返ってきた。




「はあ??」


被害者への「謝罪」の気持ちも「誠意」も全くない回答だったからだ。






とりあえず、お城のそばにある裁判所に出向いて、説明を受ける事にした。




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