第22話 野外活動準備

 次の日の朝


「よーし明日から野外活動と言う事で1泊2日で山に行くぞ!」

「え〜まじかよ〜」

「そう落胆するな カレー作ったりとかするんだから楽しみにしとけよな

 それに伴って班を決めて貰う ひと班4人にしておくように

 今から話しあって決めろ〜」


「亮くん!一緒に行こ?」

「瑠奈か…いいぞあと2人どうする?」

「良かったら俺たちを入れてくれないか?」


 そこに居たのは海斗と麻衣がいた


「いいけどお前たち付き合ってたのか?」

「あはは…最近ね…」

「おれはめでたいな おめでとう海斗」

「ありがとう橘」

「じゃあ決まりだね!先生に言ってくるね」

「ありがとう〜瑠奈」


 瑠奈が戻ってきた


「そうだ!親睦を深めるためにも放課後ファミレスに行かないか?」

「俺はいいぞ 瑠奈は?」

「私も全然OKだよ!」

「じゃあ放課後になったら一緒に行こうぜ」

「おう」



「お〜い橘!」

「お疲れ海斗」

「じゃあそろそろいこうぜ」



 そしてファミレスに入った


「明日の野外活動何するんだろうな?」

「カレー作るって言ってたし楽しめばいいんじゃないか?」

「そうだな」

「ねぇ橘くんっていつから瑠奈の事で好きだったの?」

「え?う〜ん中学生の時からかな」

「高校じゃなかったんだね意外〜」

「もともとは何も思わなかったんだけど高校に入って瑠奈が毎日告白されてたから俺から離れちゃうんじゃないかなって思ったんだ そこから自分の気持ちに気づいたっていうか…」

「橘くんって意外に嫉妬深い?」

「う〜んどうだろう?でも瑠奈の方が嫉妬深い気がするけど…」

「ちょっと!亮くん!」

「なになに?瑠奈嫉妬深いんだ〜?」

「そ、そんなわけないじゃん!」

「だって俺が女子と話してたら怒ってたじゃん」

「そ、それは…」

「あはは 2人とも良いカップルだと思うよ〜」

「「そんなことない!」」

「ほら息ぴったり!あはは!」

「そういう麻衣と海斗くんはどうなのよ」

「へ?私たち?」

「どっちが告白したんだ?海斗か?」

「いや実際は麻衣だぞ?」

「え?麻衣から告白したの!?」

「そ、そうなのよ 海斗なんで言うのよ!」

「だって聞かれたからさ」

「もう!私、海斗にナンパから助けて貰ってね?そこから海斗の事が好きになって付き合いたいって思ったの」

「海斗ってそういう事するんだな」

「目の前で困ってるクラスメイトがいたら助けるだろ?」

「まぁそうだな…」

「そうだ!橘って進学先とか決めてるのか?」

「う〜ん特には決めてないけど」

「加藤さんは?」

「私は出来れば亮くんと一緒のとこに行きたいな」

「ほんとあなたたちラブラブね…」

「いいじゃん!別に私は亮くんの事大好きだもん」

「おい瑠奈…さすがに恥ずかしい…」

「あっ!ごめん亮くん…」

「じゃあ惚気話を聞いたし帰ろうかな」

「そうだなもう暗くなってきてるしな」

「じゃあ解散〜!また明日ね!」


 そうして俺たちは解散した


「亮くんさっきはごめんね?」

「いやそんなに気にしてないぞ?ただちょっと恥ずかしかっただけで…」



 ピロリロリン♪


 するとMINEがきた


「亮くんMINE来てるよ?」

「え?ほんとだ」


 確認してみると送り先は北条だった


「北条さんとMINE交換してたの?」


 瑠奈の低い声が出ていた


「え?いや別にMINEぐらい良くないか?」

「私ちょっと嫌だけどまぁいいや」


『先輩!この前はすいませんでした!

 加藤先輩と付き合ってる事を知ってて誘ってしまいました!』

『いいよいいよもう終わったことだしね』

『そう言っていただけると幸いです』


「ほら北条も反省してるぞ?」

「いやいや謝るのが普通だからね?」

「そうだが…」


『先輩のおかげでお父さんに喜んで貰えました!』

『それはよかったよ 一緒に選んだ甲斐があったね』

『はい!ほんとにありがとうございました』



 俺はうさぎのOKスタンプを送って閉じた




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女神的な存在の先生に告られた結果幼馴染みがグイグイ来るのだが 並木 るい @namiki-

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