第13話

 深夜、警察署の駐車場で俺とクリスが待っていると満面の笑顔で馬場が駆け寄ってきた。



「悪い悪い❗❗❗ シンゴ君」

 いきなりハグをされた。


「おいおい」



「クリスちゃんもサンキュ。ンゥ😘✨💕」

 今度はクリスに抱きついてキスをせがんだ。



「やめてよォ❗ キスするなァ」

 咄嗟にクリスは顔をそむけた。



「命の恩人だぜェ。シンゴ君!

 何でもするよ。金はないけど身体で払うからさァ~😆🎶✨」


「いいよ。遠慮するよ。BLに興味はねぇ。

 そんな事より馬場アキラ


「何だよ。イブのノーカットのセクシー画像、上げようか❓ 丸見えだぜェ😆🎶✨」


「何ですってェ。ノーカット」

 クリスが目くじらを立てた。


「いらねェ~よ。懲りないヤツだな。

 それよりイブの墓前に花を手向たむけて、お母様にイブから借りた分の借金をしろよ❗❗」



「ああ、そうだな。俺もシンゴ君も早くに、お母さんを亡くしたからな。

 親孝行したい時には親はなし」



「うん、そうだ。だから、お前がイブの分もお母様に孝行しろ」



「フ…、解かったよ」

 馬場は肩をすくめ微笑んだ。




 慌ただしく年は暮れ、除夜の鐘が鳴り響いた。

 


 決して過去を塗り替える事は出来ない。

 


 俺たちは明日と言う未来へ向かって走り初めた。







 今年こそ良い年でありますように……





 END

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【ビジュアル系弁護士シンゴ】 #3 😆🎶✨💕💕【セクシー女王様《クイーン》は聖夜《クリスマス イヴ》に召される】👄✨💕 オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白 @aitr8228

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