ひとりよがりの、ひとりごと。

白浜 台与

第1話 自己アピールビデオ

白浜台与

「あー、えっと…自撮りって初めてやるんだけど恥ずかしいな。ええぃ、ままよ」


以下ビデオ映像。


こんにちは、


私は令和二年2日現在44才、誕生日が来たら45才でアラフィフになる白浜台与です。


小説は37才の頃から書き始めだから今年で8年目になります。理由は…


売れたいから?

お金が欲しいから?

何かを成し遂げたいから?


書き始めの頃は全てそうでしたが、

今となっては、

年齢的に肉体的にいつ死ぬかも解らんから「あー、今日は書いたなー」と思って死ねたらいい。


お金はあるに越したことはない。


という気持ちです。

何故そう思ったかって?実は去年の夏、私にとっての最大ニュースなんだけど…


過呼吸で緊急搬送されたから。


これはなってみないと解らないけど鼻と口以外に体の感覚無くなるから…


いや、これマジで死ぬ!?死にたくない!せめて死ぬなら何をしてでもいい。

何かを成し遂げてからじゃないと!とストレッチャーの上で一昨年死んだ母方の祖父がニコニコ笑って手を取ろうとする幻を振り払って


ばーろー!まだ連れ去られてたまるかってんだ!と罵詈雑言をかまし続けたのでした。2年前から大河時代劇「嵯峨野の月」を書き始めて…


ブログでしか営業してないのにもうそろそろ10000PVに達しようかとしてます。

奈良時代から平安時代への変動期、桓武、平城、嵯峨、淳和、仁明、文徳と天皇6代の王朝の移り変わりと

頂点に立つもののそれぞれの苦しみ。


と橘嘉智子、空海、最澄、藤原冬嗣、藤原三守、橘逸勢と当時を精一杯生きた人々の物語なんですけど、


回数多いと読者減るの当たり前よね~。付いて来てくださる方々がいるだけでも有難いわ。


他にもリアルな大人のヒーロー戦隊もの、電波戦隊スイハンジャーや、近未来SFもの、お節介なAI(これは完結済ね)、実用的バラガーデニングエッセイ、ロザリアンラプソディ等々書いて投稿してるけど…


さて困った。


お前のジャンルは一体何だ?


という自分への問い。


やっぱ自分が一番読まれているのは…

時代劇なんです。


まだ書いてないアイデアがあるのは時代劇が多いです。


歴女、と自分を称するほど物知りではありませんが何故か、納得のいかないところは郷土史の論文を調べてまで知ろうとするかなり偏執的なところがあります。


その上でよし、後はどうつっ込まれようと…

邪魔な史実は省いてディテールが出来上がったらソッコー書きます。


だから、ツッコミ、コメント大歓迎です。返事は必ずします。


作品、と呼べる自信のあるものが仕上がるまでSNSで営業活動はしない。と決めてコツコツ書いてきましたが。


年齢的にも体力的にも、意地を張るのはもう限界ですね。


ブログやっててインスタは私生活の写真日記のみ。


でも…

ツィッターをやるのは恐いな、と思っています。すぐストレスで体調崩すくらい気がちっちゃいし、人間としての器もちっちゃいんです。


それに

SNSというツールが人と繋がるために作られたものであるかもしれないが、

逆に個人へ復讐を容易に実行させてしまう危険な道具だな、と最近思うことがあって。


自動車の運転以上に抑制が必要なものだ、と慎重に取り扱ってます。


数のために自分に嘘を付くのも嫌なので、本当に読みたい作品を読んで本音でコメントをする。


嘘をつかない所が数少ない長所でしょうか。


最後に、書くことで自分は何を作りたいか。


生も死も美も醜も清も濁も併せ呑んだ人間のすべて。


を文字で描きたい。と心がけております。こないだテレビで曼陀羅解説の番組を見て、


あ、自分がやろうとしてることは…


言葉で曼陀羅を完成させようとするなんと無謀ことか。


がちょーん。


でも自分にとっての生きるってそういうことなのね。


苦手なもの。女性を醜く浅ましく書くこと。

そんなものを見て辛い思いをするのは現実で十分です。


一度覚えたことを忘れられないのは学生時代には便利でしたが、年を取ると重荷になります。

最近はなかったことのように暮らす。という知恵を身につけました。


あと、有名な占い師に見てもらって

「あなたは多重人格なの?」

とガチでドン引かれた事があります。


その人には私の中の小説の登場人物たちが見えただけなのかもしれません。


安心してください、趣味で小説を書いていて精神的には安定しています。


と説明せずに帰ってしまったんですけどね。


あれから七年経ちますが、占い師さんが勝手に超過した料金三千円返して欲しいなーと未だに思ってます。


今年の抱負。

空海と三種の神器の物語を書くために、熱田神宮、熊野大社、等取材旅行する。今年中に書き上げる。


です。


「あービデオに向かって喋るって緊張する…声帯疲れちゃったわ…安心して、この一話で終わりだから。バーイ」


と映画マイ・インターンのロバート・デ・ニーロ風に自己紹介してみました。




























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