第15話 初恋……👄✨💕💕

 まだ亜蘭は身体にバスタオルを巻いたままの格好だ。



「おい、おバカかァ~~ーー❗❗

 入って来るなッて言っただろォ❗❗❗」

 あたふたして股間をタオルで隠した。



「フフ……👄✨💕 恥ずかしがらなくッても大丈夫よ」

 いきなり僕の背中に抱きついてきた。



 魅惑的で柔らかな胸の膨らみが背中に押しつけられた。



「あ、お、おい、濡れるだろォ……」



「フフ……、バカねぇ…😌✨✨💕💕 

 亜蘭は、とっくにビショビショに濡れちゃってるわァ~」



「あ、あのねェ……」どう言う意味だよ……

 心臓がドキドキしてきた。



「フフゥ~ン……😌🎶✨✨💕」

 亜蘭は鼻歌を歌いながら僕の背中を丁寧に洗い、ボディソープを落とした。



「ど、どうも…… もう自分で出来るから」

 女子に背中を洗われてくすぐったい。僕の背中には無数の傷跡が有った。



「やっぱ、間違いなかったわ」

 背中を撫でながら呟いた。



「え、何が❓」


「ポーだったのね。学校で会った時から解かったけどォ~ー……」


「何が、解かったンだよ……」



「私の初恋の男の子よ……」

「初恋……」なんの事だろう。



「そ、あれは…… 夏のお祭りだった。

 私は境内の階段を昇っていたの」

「階段を……」




「その時、誰かに突き飛ばされたの❗」

「え……❓❓」




 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ノ∠※。.:*:・'°☆

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