S7.1 【妖精】風鳴颯天の属性一覧と属性入手方法|効率的な付与のやり方【自然発生妖精概念】4月2日
――光綿市 光綿支部紅葉――
帯刀「瀬川さーん?最近お客さん来ないよ?大丈夫なんですか?」
瀬川「まあ、赤字でも大丈夫だよ。裏の実績があればここが潰れることはないよ」
帯刀「そんなもんなんですかねえ……。喫茶店が閑散とするのって結構寂しいですよね」
花園「おーっす。これだけゴタゴタしてると流石に客もいねーか。あ、メロンソーダフロート一つ」
稲生「あ……いらっしゃい、ませ……」
ハコベ「はーい。今日はじめてのおきゃくさんです」
風鳴「よーっす。へいよ」
花園「お、サンキュ。またなんか例の……闇か。やるんだって?来れる面子には連絡かけたみたいだが」
瀬川「連絡はしていないよ。不要不急の呼び出し以外では無闇矢鱈と外出しないようにって通達しただけだよ」
花園「うん?じゃあなんで俺だけ……まあいいか」
百瀬 「どうもですー。家に近いから気軽に来れますねぇ」
稲生「いらっしゃ……ぁ……お席に、どうぞ……」
帯刀「不要不急とは何だったのか」
百瀬「お腹がすいたら急を要すると思います!」
風鳴「らっしゃい。親の管理がある学生連中は難しいだろうが、そうじゃないなら関係ねぇわな」
瀬川「東京の地獄度が最近レベルアップしたみたいでね。今東京に行くと肺炎で死んだことにされるくらいにはまずいらしくってね」
花園「死んだことに……ぞっとしない話だな」
風鳴 「アイを常にここに呼んどいた方がいいんじゃねーか、それ?」
瀬川「東京近郊の地域は結構厳戒体制なんだ。だから今日は警告も兼ねようと思ってね」
稲生「外には、あんまり……出ないほうが、よさそう……ですね……」
花園「そうだなあ。ウチの妹なんか身体が弱いもんだから絶対に出ないように言い含めてるくらいだしな」
瀬川「警戒感がない人間は何もなくても紅葉に来ちゃうからね。お店閉める前に言っておかないと」
百瀬「はいー。私はあんまり思い詰めるほうが病気になりそうな気がしますので程々にしてますよー。今日は寒いしホットコーヒーくださいー」
元木 「不要不急じゃねぇし……家に閉じこもってストレスたまったらどうすんだってんだ……外出してストレス発散は急務であり必須なんだっつの……」
稲生「…………おしぼり、どうぞ……」
風鳴「……まぁ、本人がいいんならいいんだろうよ。へいよ」
稲生「――悪鬼にも、病原菌とかって……入り込む、のかな……?」
帯刀「こうやってクラスターが集まるんですねえ。概念じゃ病魔には勝てないんですけどね」
瀬川「悪鬼は思想の空間だから基本はない……、と思う。みんな身体を持て余してるんだね。――闇、するかい?」
元木「……んなボードゲームでもしようかみたいな……。っす……」
花園「やるったってなあ……今までにやった面子で言えば残りは……」
風鳴「選択権があるならもっと集まれた時にしたいが……次いつそうなるかも分からねぇか。ほれ、温かいものどうぞ」
瀬川「早めにやっておくに越したことはないからね。不要不急の外出を咎められている現状、戦力が集う機会なんてもうあまりなさそうだし」
百瀬 「正直今までのことを考えると全く気乗りしませんけど、何もしないよりかはいいのかもしれないですね」
帯刀「じゃあ、とりあえず」
▶風鳴にライトを当て、黄色い悪鬼を生成するよ
風鳴「っと、んなこと言ってたら俺か」
元木「へぇ……」
瀬川「風鳴くんか……。うーん、僕からはなんとも言えない、かな。これは」
▶ライトを覗き込んで渋い顔をします
風鳴「なんだよ、勿体付けるじゃねーか」
瀬川「いや……うん。帯刀くんに似てるタイプだな、と」
風鳴「…………」
▶複雑そうな顔をしますね
花園「余計な事言うと中身に影響が出るんだっけか? ――その辺、解決すればもうちょっと楽になるんだがなあ」
元木「どんなのが出たって、終わった後に対応変えないでくださいよ……。ほんとに……」
風鳴「ま、存在賭けて殴り勝たねぇといけねぇんだ。遠慮して乗り越えれるもんでもなし、恨みっこは無しだ」
花園「ま、とっとと準備して終わらせるぞ……。長引くと精神衛生上、よろしくないからな」
百瀬「本当に、早く終わらせて帰りましょ」
元木「ま、そっすね……。風鳴さんなら……大丈夫っすね……」
稲生「……私も、入らなくちゃ、いけない…………ですよ、ね……」
百瀬「私はどんなことがあっても、私と皆さんを信じていますから、ね」
帯刀「白々しいなぁ。責任を放棄しまーすってことだよね」
元木「……っす」
花園「人の闇を覗くのも……除くのも楽じゃあねえなあ」
瀬川「そう言ってやるな帯刀くん。人間無恥厚顔も欺騙も必要なんだ。――世の中、ファクトだけが正しいわけじゃない。そうだろ?稲生くん」
稲生「えっ……?ぅ……そう、ですね……」
瀬川「少し意地悪が過ぎたかな。正しいことは悪ではないが、善ってわけでもないんだよ。そうだよね……」
――鳥籠のラプソディア――
▶君たちが空間に入ると巨大な鳥籠の中だったよ。その中央に人が立っています
???「来たね。さあ、抵抗してみせろ!!!」
▶男が、いや足が動いて立っている瀬川が、風鳴の周囲を鉄柵で囲みました
風鳴「随分とでけぇな……っておっさんか!?なんだ、こりゃ……?」
花園「はっ、問答無用ってか。余計なダメージが無いだけマシだが、相手が相手だなあ」
???「やはりな。風鳴、お前……、風の妖精じゃないだろ」
風鳴「……はぁ?おいおい、俺がどういうのかってのはあんたが1番見てきてるじゃねーか、おっさん相手に偽る理由はねーよ」
???「概念に支配されたこの空間で、妖精風情の空虚な塊。弱点に当てられて無事でいられるはずがないんだよね。鉄柵なのをお前はわかっていない」
???「”お前、本当は妖精じゃないんじゃないか?”」
???「”お前、本当は女なんじゃないか?”」
???「”お前、本当は存在理由がないんじゃないか?”」
ゴシュジンサマ「さあ、答えはどうなんだ?聞かせてくれよ。風ですらない妖精さん」
風鳴「なんだよ次から次へと……。俺が、今ある俺で何がわりぃってんだよ!」
百瀬「こういうのもある、んだ……」
元木「貴様の存在を証明してみせろ。か、実にらしいな!」
ゴシュジンサマ「悪くはないさ。そこにいる人達。本当に味方なのかなあ?敵では無いだろうけどね。今まで見てきて、殺してきたのは誰だった?存在証明を否定してきたのは誰だったか思い出してみるといい。本性の知らない存在を目の前にして、殺してこない確証があるのかい?」
花園「けっ、本性、本性ねえ……」
ゴシュジンサマ「疑うのも無理はない。だって、今ある自分が敵ではない証明ができないからだ。”お前、本当に味方なのか?”ってね」
元木「……チッ、耳障りだな」
ゴシュジンサマ「殺人鬼が何か言ってるよ。人を逡巡いなく殺せるから自分の正義を信じられるんだ。潔癖だからこそだね?そうだよなぁ?」
元木「貴様……!」
稲生「……違う、あれは、瀬川さん、じゃない……。惑わ、されない……」
風鳴「ああ……、敵ではねーだろうよ。立場上は味方なんだろうな、それだけの繋がりだ。そうさ、でもよ……」
風鳴「少なくとも、自分を誰だと答えられねーやつが問いかけていいもんでもねーんだよ……。クソッ」
百瀬 「自分の信じたいものを信じても、時にはいいんじゃないですかね」
ゴシュジンサマ「そのためなら味方でも殺せる、と。いい美談じゃないか。もう一度、見せてくれよ。”お前、何に縛られているか思い出せ!”」
▶戦闘前行動 元木 橙
▶戦闘前行動 風鳴 石を拾う
▶戦闘前行動 稲生 イスティドラール
▶パッシブ ゴシュジンサマ 必要な存在証明(行動全ての直前に1d20を要求する) 不安定な存在理念(1d20のうち、追加で1 2 3 4 5 16 17 18 19をファンブルとする)懐疑心(ファンブル結果ダイスは全て風鳴颯天が判定する。また、ファンブル結果ダイスの後に存在証明表をd66で振る)
戦闘開始!
▶ゴシュジンサマ 殺人鬼風情の懐疑心、怖いよなぁ?そうだろ?(風鳴、稲生以外に1d20で指定した数値以外ファンブルとして扱う1d20を要求する)10を指定
▶1d20判定
ファンブル ファンブル ファンブル
▶風鳴 何もなかった
▶風鳴 変質の力D66(風鳴以外全体毒12d14付与。精神固定8d7or狂気表+正気度1減少の選択)[花園:狂気表(放心)][元木:狂気表(過小妄想)][稲生:狂気表(生命15ダメージ)][百瀬:狂気表(GMの指示に従う)]
▶風鳴は全体的に幼女の見た目に変質していきます。声も上ずっていき、縮んだ幼女の風鳴の腹から蛇のように腸が出、全体に噴霧します。呼吸をするだけで肺がただれるような痛さを感じます
ゴシュジンサマ「お前の見た目は見た目幼子の童だった。そうだろう?風鳴くん」
風鳴「ん?はぁ!?なんだこr……ぐっ、うぉあああ!?」
元木「ふん、見た目だけの子供だましだな。この調子ならポンコツ一台でも始末できるだろう」
ゴシュジンサマ「そうだよなぁ?大事な大事なお仲間をもうひとり切り捨てれば自由になれるよ。ああ、もともと仲間じゃないんだっけか?」
ゴシュジンサマ「ああ、そうか。風の妖精じゃなくて、自分は敵を欺く羅刹でしたってことか。所詮概念なんてそんなものだよなあ。――最初から敵が紛れ込んでいた。それだけの話だからな」
稲生「うっ……そんな、簡単に……人を、弄んで……!?けはっ……ぐぅっ……ぁ……!はぁ、はぁ……」
百瀬「ぐ、うっ……ひっ……うっ、う、うわあああああああ! わああああん!! ぐっす……ひっぐ……」
風鳴「うぇぇ、きもちわりぃ……。あー?なかまにきまってんだろ、そのすたんすはかわらねーよ。てかてめーがしてきたことじゃねーかやろー」
ゴシュジンサマ「本当にそうかな?実際僕はここに突っ立ってるだけだ。僕が何かしたかい?」
▶元木 セージ ナズーリン 厚い薄い本 購入 毒消し エレメントトラップ[ルーミア]
▶風鳴 ファンブル判定
▶何もなかった
▶風鳴 変質の力(物理10d9) 鉄柵
43ダメージ
▶更に髪の毛が伸び始め、床につくほどです。風鳴の目から獣の腕爪が肥大化して出、勝手に鉄柵に殴りかかります
元木「ふん、どんな手品でもやっていればいい、いつも通り片付けるまでだ!トラップ!」
風鳴「ああー?おまえがそうしむけ……うぃっだぁあああ!?め、めー!?」
ゴシュジンサマ「そうだよなあ。でも、僕に助けられた。とは思わないかい?僕があそこに置いてなければ被害が出たのは鉄柵じゃなくて誰だったんだろうなあ」
風鳴「かぁぁぁ……。おまえにひがいをだしゃよかったんだろちくしょー」
百瀬「おにーさん、だいじょうぶー?」
風鳴「どのおにーさんだよこんなおにーさんいてたまるか」
ゴシュジンサマ「本当に敵なのは誰なんだろうな?僕も一般的に見ると敵かもしれないが、僕が倒れたらその刃は次に誰に向けられるんだろうね?」
▶花園 剛招ビート[鋭招来]通常攻撃[大剣の鈍撃(深赤・辰砂・アグレス・アーンヴァル)] [二重攻勢:フォトン[魔力素(昏鐘・鏗然)刹帝利]][ゴシュジンサマ:矛先ずらし(風鳴に攻撃を受けてもらう)]
13ダメージ[花園:毒 73ダメージ]
▶風鳴 ファンブル判定
▶何もなかった
▶風鳴 変質の力(14d19)(15d20)鉄柵
137ダメージ 170ダメージ
▶花園 致命傷判定
成功
▶喉から抉り出すように肉のハンマーが生え、生身で鉄柵に叩きつけ、背中から獣の顔が出てき、勝手に背中を中心に鉄柵に噛みつきます
風鳴「なあああああっ!?ん、なんだよおおもおおおおお!」
元木「手の込んだ手品だな?次は何を見せてくれるんだ?」
ゴシュジンサマ「そういや、倒さないといけないのは僕とあの化物。どっちなんだろうね?僕は立ってるだけだが、あっちの化物は実害があるよね」
百瀬「あれが悪いやつだね、まほうでふっとばしちゃうよー! ──あれぇ?」
風鳴「ウェッ」
ゴシュジンサマ「賢明な判断に感謝するよ。喋るだけで保身をするのにも限界があってね」
風鳴「んにゃろー……ほんとにようせいみたいなみためだとけっこーいてぇなこれぇ」
ゴシュジンサマ「彼女は現状どちらが脅威か認識したみたいだね。稲生くん、良かったじゃないか。真の仲間になれるかもしれないよ」
稲生「うぅ……なんで、私に、話しかけて……?違う、違う……わた、私は……」
▶花園は苦しみだし全身が緑色になり、粉末状になって消えていきました
花園「う、ぐ、あ…………」
ゴシュジンサマ「キルレ1で収益プラスじゃないか。おめでとう」
風鳴「ばっ、そんなんでたおれてどーすんだ!おこせるのもかぎられてんだぞ!」
元木「ほぉ、今度は人体消失マジックか、手が込んでいるな。ハハハ」
百瀬 「へへへっ。わたし、がんばるよっ」
▶百瀬 特攻魔法 モビルビット 毒消し 通常攻撃[格コン:闃然・鏗鏘] 八重風] 百瀬 ゴシュジンサマ[矛先ずらし]
成功 59+28ダメージ[元木:生命バリア]
▶風鳴 ファンブル判定
▶攻撃禁止
▶思いっきり盾で突撃したが、気づけば風鳴を思いっきり突き飛ばし、樹木が身体を貫いています
百瀬「あの怖い敵にこうげきー! いけー!!」
ゴシュジンサマ「せっかく助け舟を出してあげたっていうのに、やっぱり殺人鬼は殺人鬼だったね。見てるかい?稲生くん。敵には容赦をしないってことは、風鳴くんを味方としてもう見ていないってことだ」
ゴシュジンサマ「怖いよなあ。僕にあんな強烈な打撃、受けれる気がしないよ。化物は化物。敵は敵。ってことだね。化物が処理されたら僕も腹をくくるしかなさそうだ」
百瀬「どうして! なんでこっちに当たらないの!?」
元木 「安心しろ、ベカ!ま、大したことはないだろうがな」
ゴシュジンサマ「おっと。こっちのせいにするのはやめてくれないか。鉄柵がなくなったから君が当面の脅威に怯えただけじゃないか。安全な方に逃げてきてまでよくもまあそんなことが言えたものだね」
ゴシュジンサマ「風の妖精さんよ。明確に攻撃をしてくるのは誰かな?君に攻撃をしてくるのは僕の隣にいるこの女だけじゃないか。本当に和を乱しているのはこいつじゃないのか?」
百瀬「は? あんたが敵でしょ?! 敵を倒して帰るんだから」
稲生 「……違う、違う、違う……!全部、闇の、せい……。みんなの、本心じゃ……うぁぁ……」
ゴシュジンサマ「だって僕の方に来たんだよ?自分は裏切りましたって言ってるようなものじゃないか。現に、元木くんがフォローをしなければいけない事態になっているわけだ。僕がこうやって喋っている間にも、彼女は君に対する攻撃手段を必死で練っているんだ。怖いよなぁ?」
風鳴「ッ、ゲホッ、たぁ……っ。やろー……さっきからきいてりゃ……なんもおかしくねぇだろ」
ゴシュジンサマ「そうだよな。敵認定されてるんだからね。羅刹は滅されるべきだから」
風鳴 「おまえがてきで!おれはえたいのしれないばけものなら!そうなってもおかしくねーんだろ!それでもしなかったのがこいつらだ、ばかにすんな!」
ゴシュジンサマ「そう。確かにそうだ。なら僕の保身のために先に消えてくれよ。僕は死にたくない。君は死んでもいいと思っている。そうだろう?少しでも長く僕は生きていたいんだ」
風鳴「ごめんだね……おれもおれのほしんのためとこいつらのほしんのために、いきてやらぁ!――つーかこれもどせ!なんでこんなちんちくりんになってんだ!!」」
ゴシュジンサマ「怖い怖い。僕が先に死んだら次に消されるのは風鳴、お前だ。化物に安心して暮らせる場所なんてないんだよ」
ゴシュジンサマ「そもそも、僕は”何もしていない”。嘘偽りがないこの空間で擬態していたのは君の方なんじゃないのかい?あんなイケメンオーラ出しても姿までは詐れないよ」
ゴシュジンサマ「もともと、君がこの脅威を滅そうとしただけじゃないのか?僕は自分の保身のために鉄柵を置いただけだ。それも壊したのは風鳴くん。君じゃないか」
風鳴「しるかよ!おれだってああなっていったからそううけいれてんだ。ほろぼすんじゃなくてのりこえんだ、まちがえんな!」
▶稲生 セージ リェチーチ[リストーロ・柳浪・裂帛・レタブリスマン] 花園風鳴稲生
36回復
▶タイムカード セージ ヒール[神籟・リストーロ]花園風鳴稲生
26回復
▶タイムカード セージ リェチーチ[リストーロ・柳浪・裂帛・レタブリスマン] 花園稲生百瀬
稲生 「……違う、全部、闇のせい、そう、だから、私は、私はまだ……まだ、信じる……信じたい……」
ゴシュジンサマ「人のせいにしないで運命を受け入れる化物と、濡れ衣を着せてでも仲間を暗殺しようとする味方。どっちを信じるんだ?化物を信じていいのか?」
ゴシュジンサマ「闇のせいにすれば味方を、仲間を殺しても責任も感じてないんだよ?逃げの空気さえ作ってしまえば許してもらえると思ってるんだ。また仲間を殺そうとしているのは誰だ?少なくとも僕ではないよね?僕はただここで立っているだけだ」
元木 「必要ないだろうが、慈悲をくれてやる、ルヒ!」
風鳴「お?っしゃー、さんきゅー。ここまでなおってももとにはもどんねーのか」
▶ゴシュジンサマ 保身の脱出(シーンから退場する)
ゴシュジンサマ「僕は死にたくないんだ。そこの化物羅刹とよろしくやっておいてくれ」
風鳴「いいぜ、おれもみきわめてや……はぁ!?おい!!」
▶ゴシュジンサマが消えていくのと同時に、青い草原に空間が切り替わっていきます。風鳴の身体から展開している身体が悪鬼羅刹として登録され、よりイキイキとしはじめます
風鳴「ここは……」
元木「手品も退屈してきたな、さっさとおわらせてくれんか?」
▶元木 ナズーリン 厚い薄い本 購入
▶百瀬 空間把握で判定
成功
▶稲生 にゃーん[柳浪・裂帛・レタブリスマン]
17回復
百瀬「うーん……? なんかすっごくはやてさんの空間って感じがするー」
元木「うん?なんだ?終わったのか?では帰るか、ハヤテ」
風鳴「……どうも、そーはいかねーみてーだ」
元木「どういうことだ?敵はもういない、終わっただろう」
風鳴 「あのやろーがなんかしてったみたいでな。このくうかんはおれにちかいかんじになってるきがすんだ」
元木「ハヤテとこの空間を引き離さなければ、おわらんということか?大したことはなさそうだな」
風鳴「そーなんだろーが、どうしたもんか」
▶風鳴 石 投擲判定 百瀬
成功 3+60ダメージ[パッシブ:ケモノマックススピード(物理追加ダメージ+60)][元木:生命バリア]
▶風鳴の意思に反して石は高速で突撃し、身体を抉るよ。それと同時に身体に展開しているものも動き始めます
風鳴 「……!だめか、うけながせともか!」
▶獣腕 通常攻撃(7d7)風鳴
33ダメージ
▶蛇腸 溶解液(風鳴含全体に6d4物理)
16ダメージ
▶喉槌 通常攻撃(8d8)
▶百瀬 戦闘回避
成功
▶獣顔 通常攻撃(9d7)
▶百瀬 戦闘回避
成功[人間振り直し]
▶足口 全体に食いちぎり(魔法7d5)
21ダメージ[風鳴:厚い薄い本][百瀬:蚊雷 薄い本[軽減の知識]]
▶チームワーク 元木
ストック1獲得
▶風鳴 致命傷判定
成功 ストック消費
元木「ほう、なるほど、そういう仕掛けか。どうするハヤテ?答えを出すのは簡単だぞ」
風鳴「どう、もこうも、ねーよ……。うらみっこは、なしだからな……ただ……」
風鳴「どうせしぬんなら、やしゃのほうが、おまえらにちかかった、のにな……」
▶身体の周りに展開していたものが全て消えていき、風鳴の意識を失ったのと同時に金色の光が出て空間が崩れ落ちていきます
元木「……ふん。どうとでもなる。トモカ、起きてるだろう、レン、ソ……イナオ。手を貸せ」
風鳴「…………」
元木「これでいい、たかが一度死んだ程度――どうということはないな」
花園「ぐ、毒か……。厄介だったな……」
元木「フン、しばらく寝ていたい気持ちは汲んでやりたいが、空間が持たん……。帰還するぞ」
花園 「あー……終わってる、のか?」
風鳴「――うぅっ、ってぇ……。いきて……?あー、くそ。これでももどってねーんだな……かえらねーと……」
元木「自分の弱点が一つ知れたな。次に活かせ」
――光綿市 光綿支部紅葉――
帯刀「ところでぇ~、瀬川さん。私に似てるってどういうことですかぁ?」
瀬川「いや、昔を思い出してね。帯刀くんの闇は自己犠牲を強いるものだったな、と」
帯刀「またまた~。私は私の為にやってるんですよ?」
瀬川「今日はまともみたいだけど……。その、もうソウルジェムを飲み込むのはやめないか……?」
帯刀「――ダメですよ。そうしないと、ここ全滅しちゃいます」
瀬川「いや……。帯刀くんがいいならいいんだが……。僕は日に日におかしくなる帯刀くんを見てるのが辛いよ」
帯刀「私は私……、ですから。ね?」
▶花園と元木、それに風鳴が悪鬼から戻ってきます
花園「うぐぐ……。戦闘の記憶が全く無い……何が起きてたんだ……」
風鳴「――すっげぇぐったりする……。こっちにもどってもだめか……」
風鳴 「いのちはなぁ……」
元木「ぃや……、ヤバイだろ……」
瀬川「おかえり。風鳴くんは大丈夫だったのかい?」
花園「気がついたら終わってたんだよな……どんな感じだったかは確認もしたくねえけど」
瀬川「そうか……。生き残りは花園くんと元木くん。それにハコベくんのように拾ってきた幼女か。戦力ダウンが著しいね……」
風鳴 「まぁ、みそぎってのをうけたってことだろ……。うらみっこなしだ、まわってきたつけははらったぜ……」
帯刀「よくこれまで全員無事だったんです。一人や二人は覚悟するって言ったのは瀬川さんですよ」
瀬川「うむ……。そう、だね……」
百瀬「まってまって! わたしももどってこれたよ!」
稲生「違う……。あれは、裏切り、じゃない……。全部、闇のせい……うぅ……」
▶後から百瀬と稲生が瀬川にすりつくように戻ってきますね
瀬川「そうか。犠牲は風鳴くんだけか。フェアトレードにしても戦力低下が痛いね……」
花園「おおお……。やめてくれよ……気を失ってる間に皆死んでたとか気が気じゃねーぞ……」
元木 「あー……、いやー……。俺記憶ないんで確かなことは言えないんすけどー……。多分その……、そいつがー」
風鳴「なー……、おっさん。じぶんをしる、ってなんだろうな。というかきづいてないのかまじか?しにかけてるんだがよ……」
花園 「うん?――まさか、そっちのちっさくなったのが風鳴か?」
瀬川「――?少し、いいかなお嬢さん」
風鳴「ウェッ」
▶風鳴の羽根を触り、丁寧に見ます
瀬川「風鳴くんなのか……!?刻印はごまかせるものじゃないからなぁ……。まあ、妖精だしそういうこともあるか……?」
元木「まーそのー……?俺は記憶ないから曖昧なんすけど……、もっとひどかったけど最終的にこうなったっていうか……。――まぁ記憶ないんすけどね」
風鳴「なぜかようせいっぽくなったかざなりはやてほんにんだぜ……。もどらねぇんだが、どうにかなんのかこれ……?」
瀬川「僕はずっと疑問だったんだ。妖精は本質の概念を正しく受け取った権化だと説明を受けた。風の概念を受け取っているならどうして、植物と関わりがないんだって」
花園「俺的にはちっさくなったぐらいしか違いが分からねえが……。まあ、五体満足で生きてるなら何の問題もないか」
風鳴「8わりぐらいきめらみてーにされてたからな……。よけいなもんがそぎおちてるだけまし……んだって?」
瀬川「本来妖精は属性、というより自然から出来た概念に支配される。風の妖精ってのは本来ありえなくって、雷や虎、酸なども淆じるはずなんだ」
瀬川「木行の妖精の、風メインになるはずなんだ……。君は一体……何の妖精なんだ……?」
花園「あー、『そういう妖精』、じゃねーのか?」
風鳴「――いや、むずかしいはなしはわからねぇし、そもそもおれもわかってねーんだよ。たぶんそうなんだろう、であっただけで……。あんとき1ばんじぶんのなかにはいってきたのがかぜだったんだよ。だから、じぶんがなにかなんてしらないがただしいんだよ。おれは」
瀬川「そうか……。それはすまなかった。おねーさんに確認取ってみるよ。今日は疲れただろう?食材が余ってるんだ。腐らせる前に全部食べていってくれ」
元木 「瀬川さん今日はいつもの『ようこそ』ってやらないんすか……?」
稲生 「……私が、調理、しますから……。なにか、食べたい、ものが、あれば……言って、ください……」
帯刀「瀬川さんは今心が弱っててそれどころじゃない感じなんだって。代わりに私がやるね。ようこそ紅葉へ。私、帯刀は新たな仲間を心から歓迎するよ。仲間が増えるのは嬉しいよね」
風鳴「きをつかってもらってわるいな。えたいのしれないやつだ、どうおもおうとまちがいじゃねぇから、きにしねーでくれよな。――わるかったな、ごしゅじん」
瀬川「あはは……。大丈夫だよ。さあ、歓迎会をしよう」
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