自然と物語に引き込まれていく

王道ファンタジーであり、戦記物である。

王道ファンタジーというものは、実際にはとても書くのが難しい。
なぜならば、練りこまれた世界設定と確かな文筆力が無ければ、読む者にすぐにこれはフィクションだと見做されてしまうからだ。

この作品は冒頭より、竜騎士長セイン、ハーネスト国王レオン、騎士長リクターなど人物とその関係性が魅力的に描かれ、自然と物語に引き込まれていく。

お薦めの作品です。ぜひ読んで下さい。