身代わり特化型キマイラ

名前:

ギフトフラワー


性別:

不明。様々な人間が混ざっている。


外見:

身長398cm体重2174kg

桃色の蕾のような頭で、花弁は五枚ありそれぞれが巨大な人の舌のように柔らかくなめらか、淵に人のものににた歯が生えている。まためしべおしべの部分に触手とナツメウナギのような口がある。

猫背でブニブニした烏賊のような湿った体は灰色、短い二本足に対して広い肩幅で鳩胸、両腕も長く、先には人と同じ平爪ながら鋭い爪が伸びている。

胸部分は、まるで肋骨を棚にしたように左右に三列、列ごとに二つ三つの人の顔が並んでいる。顔はそれぞれ異なり、叫んでいるように口を開いたり涙を流した入りしている。

体の血は黒いが顔からのは赤い。


性格:

狡猾なハンター。

巨体を隠す知能があり、マンホール下や摩天楼上などに隠れ、闇に乗じて人を襲う。また顔の半分が途絶えた段階で

一方で人格と呼べるものはなく、コミュニケーションは不可能。


経歴:

呪術を能動的に用いれる生物兵器を目標に作られた実験生物。だが結果はそれと似て非なるものであり、それでも有用なので実戦に投入された。

作り方は確定されているが、コストが高すぎる上、複数体作ることで個々の能力が下がる可能性があるため、量産は保留されている。


協力する目的:

そう命じられたから。

本能レベルでプログラムされており、何があっても次元パズルを入手する。

ただしそれを他者に受け渡すためのプログラムを入力する前に担当者が棚に並んだため、暴走状態にある。


能力:

巨体に見合ったパワーに、見合わない俊敏さと身軽さを持つ。トカゲのように壁を這いまわり、どうやって見ているのか感覚も敏感。

『ライフシェルフ』

命の棚。蕾を広げて捕食した人間の頭が胸の顔として浮かび上がる。

その状態で致命傷となるダメージを受け、死亡すると、顔が一つ減った状態で完全再生する。すなわち顔の数だけ生き返る。

顔を先に攻撃して潰した場合、その分生き返れる回数は減るが、それは承知しており、攻撃されると説教的に腕で防御するようになる。


戦闘方法:

初めに顔が十を超えるまで潜伏し、人を襲って数を揃える。

それからゆっくりと偵察を行い、隙を見つけて奇襲、物陰から長い腕だけを伸ばして首を狙ってくる。

正面からの戦闘は格下以外は避け、追い詰められたなら蘇りからのだまし討ちを一度だけ行う。それが失敗した相手には即時再生でのラッシュを仕掛け、それでもだめならば撤退する。それから先はまだ観察されてないから不明。

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