この作品は普通じゃない。間違いなく人気作になる!
ストーリーが圧倒的で、キャラのバランスも素晴らしい。
文章力が高く、難しい言葉は使わずにしっかり小説してて凄い!
一話ごとの字数は多めなので、じっくりと読む人に強くオススメする。
内容を少し紹介すると。
主人公が自分を客観的に評価して、チームをぬけることから始まる。
これだけでも珍しい始まりだが、彼が強いのではなく、”剣”に秘密があるのも面白い。
(師匠の持ち物だったらしいので、今後まだ何かありそう)
それまでの経験であったり、人との繋がりを感じさせてくれるのも良い。
ワードセンスも高く、少年心というか、童心を思い出させてくれる。
よく、シナリオライターには――二種類いるのだという。
一つは、テキストライター。
キャラであったり、その掛け合いで面白さを表現するタイプ。
そして――もう一つは、”プロットライター”。
これは構成力や、ストーリーで魅せるタイプ。
この作者さんは後者の色が強く、かなり作りこんでいるのが伺える!
(だからといって、キャラが弱いわけではない)
書く側の人にも、勉強になるのでオススメの一品!
春村アヤトは【悔恨の柄(リグレット)】というただの剣の柄と思われるものしか固有武装にできなかった。
仲間たちの足を引っ張るからという理由でルインダイバー(遺跡冒険者)のチーム【アルビオン】から自主脱退する。
脱退してゴブリンなどの弱いマモノしか出ない遺跡でたたかっていると、グレムリンの妖精グリンと出会う。
しかしそこに強敵グレンデルが現れアヤトは大ピンチに陥る。
そこでグリンは【悔恨の柄(リグレット)】の真名を告げた。
【リグレス・ブレード】それこそが本当の名であり全ての聖剣の原典にして頂点である。
【リグレス・ブレード】を使い、グレンデルを倒したアヤトは英雄への第一歩を踏み出した。