面白くチェコの歴史がわかる

 チェコの歴史といえば、多くの人は「プラハの春」を頭に思い浮かべる。確かにプラハの春は大きな事件だが、チェコの歴史は他にも面白い歴史がある。それが3度もあったプラハ投擲事件だ。
 私は4年間チェコにいたが、チェコの歴史を噛み砕いて説明していて、新しい発見もあった。しかし、作品を読んで、マニアックなところを突いたと思った。ネットが出典ではあるが内容に間違えはない。確かに第一次プラハ投擲は槍で串刺しにされてたな・・・。とか、第二次の方はあの高いところから落としたんだったな。とか懐かしいチェコを思い出した。
 閑話休題
 ともかく、この作品を読むとざっくりだがチェコの歴史に触れられる。ぜひこれを機にチェコの歴史に興味を持ってくれる人が一人でも増えると嬉しい。

 ちなみにこの作品、犬の散歩の途中の話だが、チェコは犬がとても多くそこら中に彼らの落とし物が落ちている。もしかして、チェコ関連で犬が・・・?

その他のおすすめレビュー