見ないと損をする!?小説の書き方、面白さなどを考えてみた。

星空かなた

第1話 小説という物語の書き方。振り返って考えてみた

小説や物語を書いた事がある人にとっては『あたり前』と思われる事も多々あると思いますが、自分自身を見直すという意味も含めて、書いていきたいと思います。



以前に、突発的な思い付きで……なんとなく小説を書いてみよう。

一生に一度は『読むだけの読者』ではなく――

物語を、自分自身で考えて文章にする『小説家』として、試しに『挑戦』してみようと思いました。



私と同じ様な事を思って、小説を書き始めた方は多いのではないでしょうか。

あなたも、一度は小説を書いてみたいと思った事はありませんか?



そして、何の前準備もないまま、勢いとやる気だけで、その瞬間瞬間に思い付いただけのアイデアで、私は小説を書いてみました。



書き始めてから、突然の休止をするまで……約二ヶ月くらい。



思い付きで書き始めた文章を見直し、客観的な視点で振り返ってみました……。

これはいったいどんな物語で、どこが面白いんだろう?と自問自答してみる。



そして出した結論は……。

「このままじゃダメだ。ぜんぜん面白くない!書き直したい!」と思って休止する事を決めました。




実際にファンタジー小説を、自分自身で書いてみると……。

文章の書き方がわからない。物語やストーリーはどうしたらいいんだろう。登場人物のキャラクター設定などは、いったいどうすればいいんだろう。などなど――



書くという事に『挑戦』してみなければ、わからなかった事がたくさんありました。

そして、そのまま試し書きという感じで小説を書いてみました。



休止してから時間が経ち、今にして思えば「そんなの当り前だろ!」とは思いますが……。

読者視点からではわからない、様々な事に気づく事が出来ました。





最初に直面した壁



①文章って、どう書けば良いの?

②物語の始まりと終わり。プロットについて


まずはこの2つについて。

そして次回は、本命となるアイデアについても書きたいです。





まず真っ先に行き詰った壁は、文章の書き方がわからない。



・本屋で売っているような、縦書きの小説風に書いてみる?

・なろう小説などでよくある文章のように、横書きで見やすい文章を書いてみる?



実際に書きながら考えてみて、もしも縦書きの小説だったなら、こんな書き方はダメだろう。などと否定をするのではなく……。

自分が実際に読んでみて、読みやすければいいんじゃないか。という事に、結論としてなりました。



書き方といっても、本を出す事に前提を置いた書き方や、行頭を一文字分開ける、一人称視点だったり、三人称視点だったりと、作者によって書き方は様々です。



どんな書き方が正しい!ではなく、自分にとって書きやすい。読みやすいと思う書き方から初めてみるのもありなんじゃないかと思っています。



どの様な書き方が良いのか、自分自身で実際に書いてみて、試行錯誤しながら模索してみるのが、一番良いのではないでしょうか。



改行がおかしい。文章の表現がおかしい。細かい所を見ていくと、技術的な面で至らない部分は多々あります。



でも、冷静に考えてみてほしい。



私はお金をもらってプロの小説家として、物語を書いているわけじゃない。

まずは書き始めてみようと思い始めたばかりの『初心者』



最初からなんでもプロのように書けなくてもいいんじゃないかと思えば、気軽に書き始める事が出来ました。



誤解しないでほしいのは、自己流の書き方を推奨しているというわけではなく、自分自身の書き方を模索し見直す事で、文章力が上がるのではないかと思っています。



詳しい書き方について興味がある方は、調べてみると色々な情報があります。

その道のプロの方を参考にしてみるのも良いと思います。





個人的に思う、小説を書くならここだけは決めておきたいポイント


・どんな物語にしたいのか。その物語の始まりと終わり(プロット)

・どんな文明社会なのかという世界観

・中心となる登場人物

・面白いと思える出来事やドラマ



以前に書いてみた小説では、大黒柱となる物語のストーリーや、中心となる登場人物達のヒューマンドラマなど、最初に何も考えずに書き始めたのもあって、その場その場で書きたくなった文章を、後付けで色々と付け加えてみたものの、何かしっくりとこない。



気づけば、書いている内に……自分自身で決めた世界観やキャラ設定に、これから書く内容を制限されてしまった事もありました。



振り返ってみた結論としては『先に考えるか、後で考えるか』だけだなと思いました。

先と後どちらが良いのか、利点・欠点という事で考えると、圧倒的に『先に考えた方が良いな』と。



先に考えておくと、書く前にどんな物語にするか決める事で、全体の流れを考えながら想像を膨らませる事が出来る。その事前に考えた時点で、面白くなりそうかどうかの判断をしたりも出来る。



後に考えておく場合については、考えてみても『たいして利点なんてないな』という結論に。



プロの作家さんの中には、プロットなどをしっかり考えてから書き始める。という方もたくさん居ます。



プロットって何?そんな言葉聞いた事ないよ!

なんていう方も多いと思います。



読むだけの読者からすれば、まったく必要のない言葉ですが、小説を書く側になった人からすれば、知っていれば物語を書くにあたって、情報を整理しやすいのかなと思います。



簡単に言えば……『物語のイベントを簡単に記したもの』



例 道を歩いていた → 横断歩道でトラックが暴走 → ぶつかって異世界に転生

重要な出来事を、わかりやすくまとめたものです。



実際に書き始める前に、重要となりそうな出来事をメモしておくと、書くスピードが上がるのはもちろん、書く前にこんな出来事があったら面白いんじゃないか。などと想像もしやすいのではないかと思います。



大黒柱となるストーリー。それを彩る様々なヒューマンドラマや出来事。

ちょっとしたアイデアから『無限の可能性』があります。



まだ小説を書いた事がない方も多いと思います。

あなたが思いついた物語……文章を書いて小説にしてみませんか?





次回は、アイデアというテーマで書いてみたいと思います。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

コメントしてもらえると、作者のやる気が大幅にアップするので嬉しいです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る