月影[無季]

 煌々たる街路

 一人

 月影を探す

 衝突

 名も無き常識供の群


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 最早短歌感が消えてしまった代物です。短歌…?散文の方が近くなってしまいました。


 明るい街の通りに月の明かりを探すというのは難しい。という当たり前の話です。多分そんな所で探している人物は周りの人々から「何やってんだ」とか思われているのではないでしょうか。で、説明しても「無理でしょ」って言われて笑われるんです。(偏見)当たり前に存在するはずの物なのに。

 そういう常識という物にぶつかるとまあ少しは傷つくのですが、奇妙な事しているのは此方の方なので文句は言い難いですね。ぶつかったのは謝るからほっといてくれ、と思います。

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