異世界転移物にして重厚な近代ファンタジー


 異世界転移・転生物に抵抗感を感じる方がいれば、安心して欲しい。この作品は安易な異世界転移では決してない。
 
 王道と見せかけて、舞台は銃や車がある近現代な世界。いわゆるチートスキルを持ちつつも迷い苦悩する主人公。どれも確かな文章力で描かれており、深く重厚な世界観にも関わらず、設定の出し方が上手く読むのが苦にならない。

 異世界転移が純粋に好きな人、それらにいい加減飽きてきた人、どちらにも声を大にしておすすめ出来る作品だ。

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