第4話 最晩年の作品

普段よく聴くネットラジオOTTAVAの夜番組salone月曜は小室敬幸さん、本日は有名作曲家の最後か最後のほうの作品特集でした。前週は作品1とかデビュー作などの特集なので、対のような企画ですね。


最晩年の名曲というと、重く哀しみも含むような音楽かしら? そうそう、先週の「らららクラシック」とNHKFMと続いた、チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」が典型かしら? モーツァルトの「レクイエム」も有名ですよね。


知らない、あるいは馴染みのない、または最晩年とは知らない曲もありまして。

胸をつかれるような、私の頭にぐるぐるしていた静かな悲しみに沿うような、ピアノソナタ第21番 D 960(1828)より第2楽章を聴きました。


シューベルト、31歳。31歳で最晩年。穏やかであり、優しくもあり、そばにいて「大丈夫」とささやいてくれるような。一緒に泣いてくれるような。

沁みますわー。冷え込むことの多くなった秋にはシューベルトの温かさが良いわ。



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