第6話

「ギ、ギブ……レフリー、ギブアップ、試合止めてようぅ」

 嫌で恥ずかしいはずなのに、なんか力入らなくて変な感じになっちゃってるよ。凄い大きいものが触れてるし。もう駄目。

「梨紗ちゃん、レフリー聞こえないって。もっと大きな声でお願いしないと。うん?てかこれは何だ?あ、梨紗ちゃんのパッドだ。女の子ってこんなのも入れるの?大変だねぇ」

「ちょっと中に戻してよ!やめてよ、恥ずかしいよ馬鹿!レフリーお願いします!ギブ……アップさせて下さい……」

「梨紗ちゃん、今日はギブ無しだよ知らなかった?とりあえず、パッドはお客さんにプレゼントするね、ほら!凄い取り合いになってるよ フッ」

「パッド……返してよ……お願い……もう触らないで……変になっちゃうよ」

「えぇ?てか梨紗ちゃんパッド凄いことになってたよフッ。防ぎきれてないじゃん。じゃあやめてあげるよ」

「うぅこんなことして、終わったあとどうなると……」

「はいはい。じゃあ上の方も触らないとねぇ!下ばっかりじゃ梨紗ちゃん物足りないんでしょ?ほら! 確かにあんまり大きくないけどちょうど良い感じだわこれ」

「え?ちょっとやだ!もうやめて!お願い……します……。こんなの試合じゃないよ」

「今すぐにでも脱がしたいけど、もっと楽しまないとねぇ。社長の命令だから。とりあえず梨紗ちゃん、上も凄いことになってるよフッ」

「うぅ、あん、くすぐったいよ、離してよお願い、お願いします」

 社長ってまさか、私嵌められたの?あの打ち合わせは?嘘?

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