第10話 花火w

「覚いだしたよ、穂香………」

「川本先輩…?」


「今まで気づかなくてごめん…」

「いいんです、今気づいてくれたじゃないですか、嬉しいです」

「穂香…これ…あげる」

「うさぎの髪ゴム…?」

「射的で取ったやつだけど…昔あげたときのより黒でシンプルだから使いやすいかなって…」


「うっぅ………」

「泣いてる!?嫌だったらつけなくても」


「嬉しいんです!!!毎日つけるし、保存用に同じやつ探します…!!

ありがとう、…」


ドンッ

「二人ともー!花火があがったわよ!!」


危なかった…

完全に穂香に惚れるところだった…


「悠太くんの隣もーらい!」

「悠太先輩の隣は私!!!!!

それ以外潰す!!!!!!!!」

「それはこっちの台詞よ!!」



「花火綺麗だな…」


「「悠太くん

先輩の方が綺麗だよ♡」」

「いや、俺を見ずに花火見ろよw」


おまけ①

「川本先輩…なんでここが分かったんですか?」

「蒼がGPSで…」

「神崎先輩…控えめに言ってきもいです」

「ひどい!!!」


おまけ②

「小豆さん髪ゴム使わないの?」

「恥ずかしいことに、私自分で結べないんです…///」

「しょうがない…悠太くんが使ってないで悲しむとやだから結んであげるわよ」

「はぁ…俺百合にはまるかも…」


おまけ③

「悠太くん…だと神崎先輩と同じ読みかた

一緒やだな…悠太先輩って呼ぼっと!」


おまけ④

(あ…告白するの忘れてた…ま、雰囲気が

そうじゃないから今度告白しよ…)

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