第50話 Netflixオススメオリジナル作品

※今回は長めです。どうしても暇な時にだけオススメします。 



 前回言った通り、Netflixで観られるオススメ作品を勝手にご紹介。


 前回、前々回、同様に断っておくが決してNetflixやディズニーデラックスの回し者ではない。むしろそんな仕事があるなら回して欲しい。いくらでも観て書く。ロイヤルティより稼げそう。


 とまあこんな具合にボランティア精神と自己顕示欲を同時に満たす為に日々、頼まれてもいない映画やドラマのレビューを続けている。


 おうおう、ロイヤルティプログラムはどうしたんでい?と凄まれても、今はそんな意識の高いことやってらんないっすよ。としか書けない。だって世界が未曾有の危機に際してる時に広告ビジネスでネクストフェーズにいきましょう!とかそんなタフな精神力は持ち合わせていないです。僕にできるのはただただ現実逃避だけ。


 でもインプットだけをし続けていると身体と心のバランスが崩壊してしまうので、定期的にアウトプットしていきます。何卒お付き合いのほど、よろしくお願い致します。



 さて、Netflixを知らない方々にごく簡単に説明をしておかないといけないのだが何しろそれが難しい。


 Netflixを説明する前にまずはサブスクリプション(通称サブスク)を説明せねばならない。しかしそれは余りに遠回りで面倒だ。オススメドラマを見ようとしたら、延々と説明を読まされるなんて。詐欺だろう。


 というわけでwikiで調べたウンチクをひけらかしたいのをグッと堪えてかいつまんで説明する。



 サブスクとは?


・定額制で利用できるサービスのことだよ!


・Apple musicなんかが有名だよ!


・基本は定額で利用し放題だよ!


・飲食もやってたけどほとんどがダダ滑りだったよ!




 Netflixとは?


・定額で利用できる映像配信サービスだよ!


・アメリカ発信だよ!


・既存の映画やドラマ意外にもオリジナルコンテンツが盛り沢山だよ!


・むしろオリジナルの方が多いよ!


・各国のNetflixが面白いオリジナルコンテンツをばんばん作ってるよ!


・日本のは全裸監督意外はそうでもないよ(主観)



 とまあこんな感じで。掘り下げしてもいいけど、今回は作品紹介なので需要があれば後日やります。Netflixに興味あるけど手が出せないという方はコメントください。長々語ります。



 さあそんなNetflixで面白いオリジナルドラマの紹介。最新のものとやや古いもの。暗いのと明るいの。難しいのと簡単なの。色々紹介します。




・フラーハウス


 めちゃくちゃ王道で紹介するの恥ずかしいくらいの作品なんだけど、僕がNetflixに加入するきっかけになった作品。僕はこの作品の前身になったNHKドラマの「フルハウス」世代だった。その続編が!とくれば気になるのが当たり前。


 前作でティーンエイジャーだった女子3人がシングルマザーや独身貴族に成長して様々なドタバタを繰り返しながら家族の絆を深めてくハートフルコメディ。「呼び出しベルピンポーン♪」「いつでも開いてまーす!」が家族の合言葉。


 ハートフルコメディとか書いててクソ恥ずかしい字面なんだけど、それ以外表現がない。まあちなみに前作もNetflixに全シーズンあるから予習できるし、だけど別に観なくても面白い。笑えるし泣けるし、これぞアメリカのドラマだよなあって感じだ。万人受けする作品。新キャストも面白いメンツばかり。


 余談だがこの作品で人気のあった末妹のミシェルことアシュレー&メアリー・ケイト・オルセン姉妹は諸事情により出演していない。姉妹そっくりで現役女優のエリザベス・オルセン(アベンジャーズのスカーレットウィッチ)が代理出演!?という噂もあったがそれもシーズン4で終了となった。オルセン姉妹への呼びかけも劇中で行われていたが遂に叶わなかった。悲しいけど、これってコメディなのよね。


・コメディ、ファミリー、明るい、赤ちゃん、犬、万人受け、ダラダラ観オッケー


 ★と半分



・YOU〜君がすべて〜


 割と最新の作品でシーズン2まで配信済み。ラブ&クライムサスペンス 。と言っても、ラブをするのもクライムサスペンスするのも主人公。つまり、サイコ野郎の恋愛物語。斬新。


 想いびとの為なら殺人すら厭わないクレイジー男の目線で展開していく物語。最初はちょっとストーキング癖のある男のネチネチした恋愛ものかな?と思ってしまうが、どっこい、それ以上にヤバい。もしも彼が探偵になってればコナン顔負けの名探偵だったに違いない。しかし物語を見進めていくにつれてただヤバいだけの奴ではなくて、環境によって徐々に歪んでしまった可哀想な男であると分かる。それにしたってヤバいんだけど。


 老舗本屋を営んでいる独身で割とイケメンなのに飾らない博識な男には要注意。そいつはサイコかもしれない。


 シーズン1はいかにもサスペンスって感じの冷たいハラハラした雰囲気が漂っているがシーズン2で舞台が西海岸に変わったせいもあって若干陽気になる。その陽気さが裏で蠢く人間のヤバさを浮き彫りにする。なんか自己啓発のカルトみたいな連中も絡み違う方向でヤバさが加速する。さっきからヤバいしか言ってないから全然伝わってないと思うけど、とにかく見てみることを薦める。特に女の人は言うだろう。「コイツ、ヤバい」と。邦題のサブタイがダサい。


・サスペンス 、恋愛もの、スリラー、クライム、大人向け、やや集中しての観を推奨


 ★★



・セックス・エデュケーション


 タイトルでも察せる通り、ティーンのセックスをテーマにしたドラマ。よくある気取った感じに「ティーンの性生活はものすごくデリケートなんです。真剣に考えてください」の押し付けドラマではなく、大人になった僕らが「あーマジでわかる!」とか「えー!アメリカの若者は進んでるなあ」と笑ったり感心したりするコメディドラマ。中心にあるのはセックスと青春。アメリカじゃ切っても切れない間柄にある。日本は……どうなんだろ?


 主人公は母親がセックスセラピストを仕事にしてるゆえ、童貞なのに歩くエロ辞典。ひょんなことからミステリアスで一匹狼の美少女メイヴとセックスカウセリングビジネスを始める。


 歩くエロ辞典で童貞ってとこまでは大いに共感できたけど(思春期の童貞はみなエロ博士になりがち)そこから更にセラピストへ昇格するなんてさすがアメリカと言わざる得ない。


 一見、無闇やたらに性生活を送る若者たちだがその中で抱えるそれぞれの問題をコミカルに分かりやすく描いている。そこに青春の甘酸っぱさも混じってリアルな擬似体験ができるだろう。見易さもあってかなりオススメだが、セックスがテーマなので惜しみなくセックスシーンが出てくる。なので18歳未満はこっそり夜中に観るか友達の家でみんなで観るかをオススメする。


・ラブコメ、セックス、青春、学園もの、大人向け、本当はティーン向け、ダラ観もオッケー


 ★★と半分



・リバーデイル


 現在シーズン4配信中。まさかのまとめてではなく不定期で更新されるスタイル。シーズン3からその方法が採用されて、最初は週に1回配信されてたんだけどだんだん不定期になり今ではコロナの影響もあってか、いつくるか全く予測できなくなった(一応何月何日に配信と告知されてるけどいきなり2週間後だったりするともはや覚えていない)


 閉鎖的な田舎町、リバーデイルを舞台に描かれるミステリー&サスペンス。高校生が殺人事件の謎を解き明かしていくからストーリー本筋は大真面目ではあるけど、何故か音楽や服装に80sの雰囲気を盛り込んでいる為、全体的にポップな仕上がりになっている。


 主人公は4人。赤毛の夏デビューマッチョことアーチー。グラマラスで都会育ちセレブなエキゾチック転校生、ヴェロニカ。陰キャ兼小説家志望兼ストーリーテラーで変な帽子、ジャグヘッド。アーチーの幼馴染で全米トップランクにクソダサい服センス、残念ブロンドのベティ。


 陽キャ2人と陰キャ2人のチームで難事件に挑むのが基本。筋肉とパワーとギター担当のアーチー、お色気と金と歌担当のヴェロニカ、ナレーションと推理担当ジャグヘッド、同じく推理と犯罪紛いの手段と歌担当ベティ。いい感じのロールプレイができてるんですが、このそれぞれのキャラクター、後々変わってきます。


 ネタバレ含む話ですが言っちゃいます。気になる方はここでブラウザバックをオススメします。




いいですか?





 まあ爽やかマッチョだったアーチーは物語が進むにつれ、ギャングの手下になったかと思えばみなぎる正義感からイキスギタ覆面自警団を設立したり、ムショにぶち込まれたり、そこで賭け試合やらされたり、ボクシングを始めたり、アル中になりかけたり、熊と戦ったりしてキャラがメチャクチャになります。もうね、お前刃牙か、って。最初に熱く語ってた歌手になる夢は途中から一切出てきません。


 ヴェロニカはセレブキャラは変わらないんですが闇酒場を開いたり、親父と死闘を繰り広げたり色々あります。策士で色気たっぷり。裏切らない不二子みたいな感じですね。ある意味一番キャラがブレない。でも高校生は無理がある。


 ジャグヘッドは陰キャだったのに段々イケイケになってきて、ベティと付き合ったりギャングのボスになったり、進学校に転入したりでイケメンキャラになります。陰キャのくせに喧嘩っ早いとこがいい。あと役者さんがマジでイケメン。もはやシーズン3くらいからガチガチの主人公。でも最初からストーリーテラーだったところを見ると、作ってる側はジャグヘッドを主人公としてたのかな?否、原作コミックのタイトルは「アーチー」。


 ベティが一番ヤバイかも。推理キャラは健在なんだけど、自分の中にある闇の正体が分かったり、お色気満載キャラになったり、アーチーとキスしたり、犯罪者に勝手に制裁を加えたり、FBIの訓練を受けたり。まあもう奔放なキャラです。終始貫徹してるのは服がダサい。昭和に日本の小学生みたいな服を着てる。大人っぽいヴェロニカの隣にいると際立ってしまう。ベティの役者さんも凄く可愛いくて色気のある人だから、あえてそれを封じ込めてるのだと思う。優等生スタイルでダサい格好をしてるけど、なんかの拍子に大人っぽい服装に変わると、背筋が寒くなるくらい色気を纏う。役者さんの底力を感じる。


 とまあここまで熱くリバーデイルに関して書いてきたけど、よくあるまとめサイトなんかではこのドラマの評価はわりと低め。


 原因としては更新が不定期過ぎること。ミステリー&サスペンスなのに不定期だといちいち前回までを見直さなきゃいけないから面倒。とはいえ今はシーズン4の途中まで配信されてるから3まで一気見すればノープロブレム。


 もう一つの原因はあくまで個人的な意見だけど、ミステリー要素が雑。主人公たちが推理しながら殺人事件などを追いかけていくんだけど、途中で要らん描写があったりして集中力を削ぐ。しかも結末が毎回「あー、だよね」と予想の範疇を超えてこない。悪い意味で。だから本格ミステリーを望む人はちょっと違うかも。なんかミュージカルやったりするし。


 それでもエンタメとしては十分面白いし、役者さんたちもみんな美男美女揃い。雰囲気作りに関してはお金もかかってる。


 シーズン2までは純粋な面白さで観れるし、シーズン3からは愛で観れる。


 今回、他の作品に比べてリバーデイルに対する文が長めなことからも察して欲しいが、完全にリバーデイル推しです。ジャグヘッド役とベティ役の役者さんが大好き。二人はリアルでもカップル。そういう要素たまんないよね。あと個人的には、シェリルっていうマジキチセレブなチアリーダーとトニっていう女の子ギャングのカップルが好き。


 色々な意味でオススメできるリバーデイル。音楽もいいです。


・サスペンス 、ミステリー?、学園もの、ミュージカル、恋愛、家族向けではないけど恋人とならOK、ティーンもギリギリ見れる、だらだら観てもいいけど途中でわけわからんくなるのでしっかり集中することオススメ


 ★★★





 とまあこんな感じでだいぶ偏ったオススメになります。まだまだNetflixオススメ作品ありますが、次回もし需要があれば続けます。


 最後まで読んでいただきありがとうございました。


 続

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