次章予告 貮

OKAZ「んー、なんかなぁ……」


ビンゴ「どうしたんだ?」


OKAZ「あぁ、アツ。新曲の歌詞がな、何度書き直してもしっくりこねぇんだよな」


ビンゴ「お互い大変だね。ぼくも、今度のショーの演出で納得いかない部分があってさ」


OKAZ「タバコでも吸いに出るか?」


ビンゴ「いいね。考えがまとまるかもしれない。屋上に出て吸おうか」


OKAZ「……ん? 誰かいるけど……」


マヤン「必殺! 『マヤン☆ファイヤー』!! ……違うなぁ、もっとオシャレな捻った名前が……必殺! 『終焉の炎』ッ!!」


ビンゴ「……最近、ちょくちょく一人で屋上に行くことが多いなと思ってたら……」


OKAZ「俺らより深刻に悩んでるな」


マヤン「はっ!?」



 次章、認知の凶刃が牙を剥く。

 マッドサイエンティストが生み出した危険な『宝具』が、天秤座の面々に襲いかかる。

 ビンゴたちが不在の中で、新たな仲間と共に、神奈子たちは市民の平和を守ることが出来るのか。

 そして、涼に訪れる変化とは……。


 さぁ、観測しろ。神と人とが紡ぐ現代の神話を。


 第3章

 『100日後に死ぬ神と6時間後に爆発する宝具と詐欺師の本懐』



涼「屋上でヤニ吸おうとしたら、立ち入り禁止って立て札立ってたんだけど。あれ何?」


ビンゴ「少女がひとりで泣いているから、そっとしといてあげて」

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る