聖人も暴君も「偉い」
「偉い」という言葉には主に二つの意味があります。
①身分・地位の高い人
②能力・人格の優れた人
つまり何が言いたいかというと…
①と②では全く意味合いが違うのに同じ「偉い」という言葉を使うものだから、勘違いする輩が出てきて困るという話です。
たまたま運良く権力者やお金持ちの家に生まれただけの無能な二世三世も「偉い人」。
優れた実績を残した人、他者を思いやり慈しむことのできる人も「偉い人」
賢明な読者様であれば、そのせいでどういう輩が発生するか、もうお分かりでしょう。
「俺は地位が高いから能力も人格も優れている」
そんなわけないのにね。
困った日本語です。
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