第9話:進捗報告とライターズハイ


 やっちまいました。


 皆さんライターズハイという言葉を聞いたことがありますか?


 書いていると乗ってきてスラスラと筆が進む状態のことです。コンテストに出品する作品を、昨日の時点で二万五千文字ほど書けていたんですが、今朝早起きしたついでに読み直してみたら……面白くない。引き込まれない。


 たしかに出だしのインパクトはありました。でもそれだけ。冷静になって読んでみると、話が転がりだすのが二万文字を超えたあたりから。


 これでは読者に逃げられてしまいます。


 ということで潔くボツにしました。いや、コンテストにはもちろん出品しますよ。最初の二万文字をボツにしたというだけです。ええ。


 ということで、ライターズハイに陥ると、脳が興奮状態になって面白くないものまで面白く見えてしまう場合があるという実体験でした。皆さんも気をつけましょう。


 今回の教訓:見直しは大事ですよ。一話分書き終わったら少し時間をあけて、冷静になって再読してみましょう。きっといいことがあるかも。


 短いですが今回はココまでです。

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