第14話 コロナウイルス、この敵、侮りがたし!

 まだこの病が、コロナウイルスと名前がつく前、去年の大晦日の前あたりに、中国で原因不明の肺炎だと報じられた。


その頃私は、彼女とデートをしており、カウントダウンの年越しをして遊んだ後ビジネスホテルにいた。


その頃はまだ、対岸の火事であった。


年が明けて、中旬辺りに、その肺炎の状態が判明した。


コロナウイルス……


元々、コロナウイルスは数種類あり、人間に感染するのは二種類であり、実は今のとは別のコロナウイルスは10年以上前にアメリカで感染者が出ていた。


だが、大流行はしなかった。


そして今、毎日のように感染者は増え始め、あっという間に10万人の大台に突入している。


陽性患者を隔離しなかった為、飛沫感染などで爆発的に感染していった。


だが、手を拱いていたわけではなく、水際での食い止めをしたが失敗してしまった。


しかし、それでもめげずに、世界各国の医療機関はこの病と戦うために治療薬を作っている。


早くても年内、遅くても来年ーー多分私の勘では、従来のウイルス治療薬のレムデジビルの効果が判明して仮に有効であれば、これを治療に使い、そこまで長い時間がかからずに収束するであろう。


あくまでもわたしの主観である。


今、皆さんが力を合わせて立ち向かうときなのではないか?

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