二度目の自殺企図



大学中退した後、私はどうにか通信制の大学に行く為アルバイトを繰り返しては失敗しての繰り返しでした。

その間、思い詰めすぎてパニック障害や身体表現性障害という、摂食障害のように嘔吐を繰り返したり体に異変が現れる病気を併発したりしていました。

入院も毎年のようにしていましたし、本当にこれが生き地獄なんだと思っていました。

良くなっても長く続かず。

自分の症状をコントロール出来ずに自傷行為や教師になる夢を閉ざされ、もう終わりだと感じていました。


その後、2018年に自殺を図ろうとしたのです。

以前首吊りで失敗していたのと、2018年の夏に辛い事が重なりすぎて毎日ODをしていました。

なのでODで死ねる確率は低いのですがもうこれしかないと思い、遺書を書き、ODをしました。

診断書には180錠の服用と書かれ、「急性薬物中毒」とも書かれていました。

その日、兄と祖母がたまたま家にいました。

恐らく朝だったと思います。

無心になって薬を飲み続け、その時の記憶はあやふやなのですが祖母が部屋に入ってきたのは覚えています。

そしてこの薬の量はなんだ!と言い、兄を呼び、兄には意識が朦朧としていたので頬を平手打ちされていたのは記憶しています。

救急搬送される時、母に連絡が行ったのでしょうか、大泣きしているのを聞き、私も涙が流れ、意識を失いました。

次に意識が戻ったのは胃洗浄される際です。

私は昔からインフルエンザの検査等も苦手で怖いほど鼻に何かを入れられるのが苦手だったのですが、鼻にチューブを入れられる時に気持ちが悪すぎて目を覚ましました。

その時に一瞬嘔吐したのを覚えています。

再び意識は無くなり、トイレに行きたすぎて再び目を覚ましました、、(笑)

オムツをされ、また意識が無くなり、、という感じでした。

気が付けばICUの次に状態が悪い人が入るCCUという所にいました。

看護師さんには「ODとはいえ、あなた(私)の生命は危うかったんだよ」と言われました。命が少し危なかったらしいです。

死ねなかった絶望感。

首吊りでもODでも何をしても死ねない。

私は一生自殺出来ないのかもしれないと、その時悟りました。

普段からODを繰り返し、ワンシート、ツーシートを飲み、そして今回の自殺企図。

後遺症で記憶障害が残りました。

そこまで酷い記憶障害ではありませんが、常用薬も相まって記憶力はかなり低下しています。

そして自殺を図ったその日、家に警察が来たようです。

リストに名前が載っているらしいです。

後悔しても遅いです。

その次の日、退院し、そしてまたその次の日に掛かっている病院に即入院になりました。



これが二度目の自殺企図です。

まだ整理が完全についている訳では無いのでかなり端的になってしまいましたが、その後再び何回も閉鎖病棟に入院になっていました。


次は近況や再び閉鎖病棟入院について執筆させて頂こうかと思っています。


ここまでお読み頂き、ありがとうございました。


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