お姉様大好き、いつまでも一緒に

一ノ瀬 彩音

第1話 姉妹

私の名前は早見薫ハヤミカオル


年齢20歳でフリーターです。


私にはお姉様がいてお名前が早見楓ハヤミカエデ


年齢24歳で作家のお仕事をしています。


現在は親元から離れてお姉様と二人暮らしをしています。


基本的は主な収入源はお姉様の作家のお仕事によるものです。


私はフリーターなのでそこまで稼げていません。


だから私はお姉様に感謝しています。


それにそんなお姉様の事が大好きなんです。


私からすれば憧れのお姉様です。


私自身もそういう女性になりたいです。


お互いに美女ではありますがお姉様の方が美女らしいです。


私にとってお姉様はかけがえのない存在。


居てもらわないと困ります。


今日は私はアルバイトはお休みの日です。


お姉様は作家なので毎日執筆をしています。


私はお姉様のためにお茶を入れて持っていく。


お姉様のお部屋の前に来ると私はドアをノックする。


「お姉様、お茶をお持ちしました」


「どうぞ、入って」


私はドアを開けて中に入る。


「お姉様、お茶です」


テーブルの上にお茶を置いた。


「薫ありがとうね」


「ううん、お姉様頑張ってね」


お姉様は頷く。


私がお部屋から出ようとするとお姉様は椅子から立ち上がってこちらに来る。


すると私の唇に口付けをしてきた。


もう一回口付けをしてくるが深い口付けだった。


「お、お姉様……」


「薫、本当にいつもありがとうね、愛しているわ」


「お姉様、私も愛しています」


二人は口付けを交わしている。


「お姉様、お仕事に続けて下さい、私は平気なので」


「薫がそういうならわかったわ」


お姉様は椅子に座ると執筆を再開した。


私はお姉様のお部屋から出るとドアを閉めた。


リビングに戻ると私は冷蔵庫から飲み物を取り出す。


飲み物をコップに注ぐと私はゴクンゴクンと飲み物を飲み干していく。


飲み物を冷蔵庫に戻すと私は自室に戻ることにした。


自室に戻ってもすることがないのでぼぉっ~としている。


「お姉様は作家のお仕事をしているから毎日執筆している」


お姉様は本当にすごいと私は感心する。


私にはマネできない事だと感じている。


それにしてもさっきの口付けは嬉しかった。


お姉様から口付けをしてくれるなんて……。


お姉様ともっと愛を語り合いたい。


大好きです、お姉様。


するとドアがノックされた。


「薫いる?」


「何、お姉様」


「今ちょっといいかな?」


「はい、大丈夫です、お姉様」


お姉様がドアを開けて中に入ってくる。


「薫はどんなパンツを履いているの?」


「えっ? どうしてそんな事を……」


「気になっているの、見せて欲しいの」


「いくらお姉様でもそれは……」


「私が見せたら見せてくれる?」


「それだったら構いません」


「わかった、見せるね」


お姉様はジーンズを脱ぐとパンツが見える。


私はお姉様のパンツを見ている。


薔薇の絵柄があって赤いパンツだった。


お姉様のパンツは素敵。


「見せたよ、香るのも見せて」


「う、うん」


私もスカートを脱ぐとパンツが見える。


「薫は花柄の可愛いパンツを履いているのね」


「は、恥ずかしい」


「恥ずかしくないじゃない、お互いにパンツを見せているのだから」


「そうだね」


「それに姉妹でしょ、このくらいしてもいいんじゃないのかな」


「お姉様がそう言うのなら私は大丈夫です」


私とお姉様は今、下半身はパンツ姿。


姉妹だからこそ、できる事だと私は感じた。


「お姉様はどうしてパンツが見たかったの?」


「それはね、姉妹愛よ」


「姉妹愛?」


「私と薫が姉妹だからパンツを見せ合うの」


「よくわかりませんがお姉様が言うのならそうなんでしょうね」


「薫もそのうちにわかる時が来るよ」


「う、うん」


お姉様の言う事は時々、私にも理解できない時があります。


姉妹だからパンツを見せ合うって本当にするのかな。


私は他の姉妹がどういう風に過ごしているのなんて知らないから、ぜんぜんわかりません。


私はお姉様が大好きだから全部信じています。


これがもしかして馬鹿というのか阿保というのかはわかりません。


それともお姉様依存とも言えるかもしれません。


そうだとしても私は後悔はしません。


その理由はお姉様とずっと居れると信じています。


「薫、スカートを履きなさい、いつまでもパンツのままじゃ良くない」


「はい」


私はスカートを履いた。


お姉様もジーンズを履いた。


「パンツ見せてくれてありがとうね」


「は、はい」


お姉様はお部屋から出てドアを閉めて自室に戻っていった。


私はベッドの上に座ることにした。


お姉様がどういう意図でパンツの見せ合いをしたのかが不思議でしょうがない。


何かきっと理由にあるに違いない。


これは調べてみるしかない。


私はスマホを取り出すとSNSで調べた。


姉妹でパンツの見せ合いの意味。


えっと、なかなか出てこないのでイライラしてきた。


出てこない。


どういう事なのかな。


もしかしてパンツの見せ合いってエッチな意味なのかな。


もしそうだとしたらお姉様とそういう関係になるのかな。


それとも別の意味があるのかな。


どっちにしても深い意味があるのかもしれない。


お姉様に直接聞いた方がいいのかもしれない。


私はお姉様のお部屋に行くことにした。


私は自室から出るとお姉様のお部屋の目の前に行くとドアをノックをした。


するとお姉様が

「薫どうしたの?」


「お姉様、今お話いいですか?」


「ごめんなさい、今は無理なの」


「はい、わかりました」


仕方がないので私は自室に戻る。


自室に戻ると私はスマホを取り出してLINEを起動させた。


LINEにはお姉様のIDが登録されている。


そこにパンツの事を聞いてみよう。


お姉様、パンツの見せ合いってどういう意味があるのですかと

打ち込んで送信した。


すると数分後にお姉様から返答があった。


薫、それはね、パンツの見せ合いをするという事は

お互いに信頼し、絆があって愛しているという事よ。

と書かれてあった。


なるほどね、そういう事だったのね。


私はこれで安心できた。


スッキリして寝れそうね。


私はベッドの上にのって横になると私は毛布をかけて目を閉じて寝ることにした。


お姉様大好きです。

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お姉様大好き、いつまでも一緒に 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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