後編 女王陛下のご懐妊

 エオストラ王国女王、アルテミス陛下。

 闇夜を凝縮したような黒髪、目を刺す暁のような紅の瞳。涼やかな顔立ちは王家の血がありありと現れている。

 彼女を評すべきふさわしい言葉を見つけることは難しい。老獪な魔女のような、慈しみに溢れた女神のようで、戦場で旗を掲げる戦乙女のように彼女は玉座に座る。

 知略に長け、戦を避けながらも積極的な外交政策によりこの十年でエオストラ王国の経済力を底上げした。その分、軍部ではその政策方針を疎まれ不満が溜まっているらしい。女王を頂点とするためか、文官の役職には女性がついているのも多い。宰相や側近と呼ばれる侍従長は女性である。しかし、性質的に軍部に所属しているものは男性が多い。

 朝議が行われる会議の間には男女混ざった重臣たちが集まり、その末席に座るウラヌスは久方ぶりのアルテミスと、その横に座るテルースを見ていた。


「本日は東部の公共事業についての議題があがっておりましたが……宮内府、軍部より緊急議題が提出されまして、つきましては先にこちらを……」

「よい、宰相。わかっておる。貴公らが聞きたいのは余が子を孕んだことであろう?」


 落ち着きのない様子だった大臣たちがぴたりと止まる。あっさりと陛下が認めたこともそうだが、その一声は場を支配するにふさわしい威厳がそなわっていた。

 宰相はすぐに重々しく頷き同意を示した。


「その通りでございます、陛下。我ら臣下一同、いまだ戸惑いも深く、まことにお子を授かられたのか、またこれからの政についての方針を陛下からお聞きしたく」

「貴公らの戸惑いはよくわかる。まず最初にはっきり申す。余が子を宿したことは事実である」


 室内がにわかにざわついた。静かな顔をしているのは陛下の側近と、娘のテルース、そして夫のピメーテウスくらいであろうか。


「陛下、ご懐妊あそばされたこと、お祝い申し上げます。即位後にお子を授かられることは推奨されていない風習はありますが、法で禁じられているわけでもない。何より新たな王家の血を引く子が誕生されるということは国を挙げての祝い事といえましょう。そうではありませんか、皆様」


 陸軍将軍が立ち上がり周囲に賛同を求める。これに対して表立って反論できるものはいない。女王が子を作ることはよしとしない風習があろうとも、先にその言葉を言われては女王の責務放棄を責めることは難しくなる。


「ですが、そうとなれば陛下の御身は一人のものではございません。御子をご無事にご出産されるためには心安らかにお過ごしいただくのが重要。そのために身を尽くすことを厭うものはこの場にはおりませぬ」

「貴公らの忠勤、まことに心染み入るな」

「いいえ、我ら一同、陛下の為にこの身を捧げておりますれば。ですが我ら臣下だけでは及ばないものがあるのが国の王というもの……」

「ふむ、もし余が政務から離れるとなると、まあそうなるだろう」

「ええ……ですので、僭越ながら陛下の代理人をお決めいただきたく」


 それが一番言いたかったことなのだろう。腰をへりくだせながらもその目の欲は隠し切れていない。他に頷くものも何人かいる。


「そなたの進言は確かに一考すべきものである。だが王太女はいまだ成人しておらぬ。たった一人の余の妹は体が弱く、この朝議にも出られぬ身。さて、これでは誰が余の代理人がつとまるか」

「それについては最もふさわしい者がおられるかと」


 気が急いた一人が発言する。


「女王陛下の王配であらせられる、ピメーテウス公でございます」


 その言葉によって部屋中の目がピメーテウスに向かう。しかし幾つもの視線を受けてもピメーテウスは動じず、表情を動かさない。


「我が夫、ピメーテウス公か。だが、この国では王配は女王の代理人となることは認めておらず、女王が一時でも代理をたてるときは王家の者とすることが決められている」

「ええ、その通りでございます。ですが、ピメーテウスはテルース殿下の父君でもあらせられます。陛下の代理人として、王位継承権第一位のテルース殿下がつき、その後継人としてピメーテウスがおつきになられればよいのです。王配がご息女の後継人となることは禁じられておりません。お二方とも、母君と、妻君のために陛下のお力となるでしょう」


 自身の名前があげられてもテルースは無表情のまま口を閉ざしている。

 女王は横のテルースを見て、そして少し離れたところにいるピメーテウスに話しかけた。


「我が夫、ピメーテウスよ。そなたはいかがお考えか?」


 ウラヌスが知る限り、初めて女王が自分の夫に話しかけた場面であった。名前を呼ばれたピメーテウスは立ち上がり、深々と陛下に礼をしたあと、朗々と語った。


「私の唯一の妻であり、敬愛すべき女王陛下。最も尊い身であるからこそ、万一のことがないように御子をお産みになるためにはやはり俗世から離れ穏やかにお過ごしになるべきかと……しかし偉大な陛下の代わりを私ごときがつとめられるかどうかは、不安がございます」

「では、そなたはテルースを代理人とし、その後継人になるつもりはないと?」

「私の一存で決められませぬ。しかし、それ以外に道理が通る道がなく、陛下のために尽くす臣下の方々を陛下が私にお任せくださるとおっしゃってくださるのならば、魂を捧げる覚悟でその任につとめましょう」


 殊勝な態度でこうべを垂れているが、すぐに首肯しなかったのは女王自身から臣下を任せる―――つまり形だけの代理人ではなく、確かな実権を握るために陛下自身からの後ろ盾を欲していたからだとわかった。ピメーテウスの派閥は追随し賛成の意を口にしているが、それをよしとしない者たちは明らかに顔をしかめている。

 彼と敵対する各派閥のものが代案をあげようとするその前に女王が口を開いた。


「で、あるか。そなたの覚悟、しかと承知した。しかしな、そなたをその任につかせるわけにはいかないのだ」

「……それはいかな理由でしょうか? 血は違えども王家の一員である私がふさわしくないとすれば、それ相応の……理由が必要となるのかと」


 それは女王の私情でピメーテウスを退けたり、さらには決着のついた『玉落の儀式』の件では理由にならない、ということだ。他にふさわしい者がいない限り、余程の瑕疵がなければピメーテウスが後継人という名の代理人の座につくことが最も筋が通っている。それを覆す理由はウラヌスにも浮かばなかった。


「さて、皆の衆。少しばかり議題を変えさせてもらう」


 重々しくも楽しそうな言葉に誰も異をとなえることなく、一同が女王に目を向ける。

 それらの視線をゆっくりと見回した後、女王は厳かに告げた。


「余が身ごもった子の、父親についてだ」


 瞬間、部屋の空気が変わる。

 ウラヌスでさえ唐突なその話題に―――しかし考えれば当たり前で、けれど誰も触れなかった話題に緊張が走る。

 そう、誰もが避けていた問い。

 本来ならば真っ先に疑問としてあがるのに、テルースも、ピメーテウスも、重臣たちも誰が『父親』なのかについて触れなかった。

 それは幾つか理由があるが、一番は女王が寵愛を授けるものがいて、その人物が新たな権力者として国政に関わる可能性を厭い、下手につついて蛇がでることを恐れて保身に走ったためだ。隠れて「誰が父親なのか」を探っていたものもいるであろう。その一人はピメーテウスであり、だからこそウラヌスに「テルースは何か言っていたか」を確認した。けれど、表立ってそれを聞くことはしない。

 大前提として、「誰が父親であろうと大局に関係がない」と思われていたから。

 そう、父親が誰かなど――――エオストラ王家では、意味がない。


「陛下、あなたに寵愛するものがいて、その者を王家に迎えるとでも? しかし、それでも『王配』は私です。後から迎えたものが、いくら陛下のお気に召したものといっても……」

「何か勘違いしているようだな、ピメーテウス」


 保身の代表であるピメーテウスは焦りを隠して陛下に詰め寄るが、女王は意に介さない。

 女王は笑う。唇は綺麗な弧をえがき、目は慈しみにあふれ、けれど表情はおかしさをこらえているように。


「まず、慣習といえど、女王が子を宿すのは喜ばしいことではない。もしこれが余の望んだ結果ならば、余は一度国政から離れても致し方なかろう。しかし」


 ぐるり、と女王は部屋を見渡した。


「此度の件、余が望んだものではない」


 一挙に動揺と不安、猜疑が室内を満たした。

 女王が望んだものではない。ということは―――女王の意にそぐわず、女王の身体を傷つけた者がいるという事。

 視線が厳しくなるのは女王の近衛を任されている騎士団長だ。周りから「警備に穴があったのか」「どういうことだ」「責任をとるしかないだろう」と辞任を求める声がもうあがっている。騎士団長は無言でそれに耐え、ただひたすら黙して自分の仕える主を見ていた。


「貴公ら、騎士団長を含め、近衛はなんの責もない。近衛らは常によく余に従ってくれている。此度のことで近衛には何の責任もない」

「で、ですが、それでしたらなぜ陛下は……」


 一人の臣下が発言するがそれも続かない。それ以上の言葉は女王の名誉を汚すことにつながるからだ。


「皆のもの、よく考えてくれ。後宮は勿論子種のない者しかおらぬし、そこに付き従うのは女騎士のみ。そして余のために命を賭す覚悟の近衛騎士が常に余を守ってくれている。そのうえ、余の寝所には普通の男ならば入れぬ」


 とうとうと女王は当然のことのように述べるが、それ以外の者たちはそれでも答えがわからない。女王は常に守られ、害意のあるものは近づけないという。どういうことだ、と誰もが険しい顔をしている。

 そこでウラヌスははっとしてテルースを見た。ざわつく臣下の中でも静寂と無表情を崩さなかったテルースは、ウラヌスの視線に気づき、微笑んだ。

 ぞくり、とウラヌスの身体が震えた。


「しかし、例外が一人いる」


 女王は室内の動揺を意に介さず、はっきりと断じた。


「我が夫、ピメーテウスだ」


 しん、と部屋が静まり返る。

 沈黙が数秒もたった後で、ぽつりと言葉が漏れる。


「……は?」


 それまで威厳を崩さなかったピメーテウスが、呆然とした表情で不躾なままの一言を発する。

 しかしそれを咎めることもなく、女王は続けた。


「普通の男ならば入れない我が寝所に入る権利を持つのは夫のピメーテウスだけ。それにピメーテウスは『玉落の儀式』を受けておらぬ。余の寝所に入れる男であり、そして子供を作る能力を持っているものはそなただけだ。なにより、そなたは余の夫。ならば、子供の父親はピメーテウス、そなた以外にありはしまい?」


 言われれば当然。しかし誰もが思いつきもしなかった話。

 女王が子を宿したというのなら、最も父親の可能性が高いのは夫であるピメーテウスである。

 けれど、そんなこと誰も考えてはいなかった。二人の関係が冷え切っていることも、ピメーテウスには愛人がいることも、忠義など持っていないからこそ『玉落の儀式』を受けていないことも、誰もが承知していた。女王の即位後、ピメーテウスが女王の私室に入ったところを見た者など、誰もいないだろう。

 だからこそ、例え可能でも、女王の夫といえど、その子供の父親である可能性など誰も考えはしなかった。そして何より、野心高い彼がそんな危険を犯すはずもない。

 ピメーテウスは体を小刻みに震わせ、混乱と驚愕を飲み込んだあと憤怒の表情を浮かべる。それは常に自身の心を悟らせないように演じている彼の仮面が崩れた瞬間だった。


「なにを馬鹿な……っ! 私は知らぬ、そのようなことはしておらぬ! 女王の嘘だ!」

「ほう? それならばそなたは、誰とも知らぬ不届き者が近衛の警護をかいくぐり、余の身体を汚したと、そう言いたいのか?」


 その一言に女王の夫は愕然として、何も言えなくなる。

 ピメーテウスが否定するとはそういうこと。女王が「望んでいない」ということは、同意のない行為であったということ。誰かがこの国で最も尊い身体を好きに扱ったということ。

 それは簡単な言葉に言い換えてしまえば、強姦。

 平民の間でも、なんなら貴族の間でも、よくあること。それから泣き寝入りするのか、制裁をするのかは場合による。しかし、一様に同じなことは『女性の不名誉』である、ということ。

 その不名誉が女王に起こったと、そう言うのかと、自身の夫に問うている。

 それを是、とすればそれだけで女王陛下に不敬なことを言ったとして罰せられる。しかし、否と言わないでいても彼にとって大きくは変わらない。


「余は望んでいないのに子ができた。余の寝所に入れたのはそなただけ。父親となれるのはそなただけなのだから、父親はそなたであるのは当然の話。だが、王配は即位後に女王となったものとの間に子供を作ることは禁じられている。そのために『玉落の儀式』があるのだからな」


 女王の言葉が重なるほどにピメーテウスの顔色は悪くなっていく。彼ももう、どうしようもないことがわかってしまっているのだろう。

 ここで真偽など関係はない。理屈として父親になれるのがピメーテウスしかいない、と女王自身が断じたならばそれに誰も否を唱えられない。

 大局に影響しないと考えていた『誰が父親であるか』をおろそかにしたことで彼の未来を決定した。しかし、彼がこの問題を深く考えなかったとしても責められようか。

 この国では『本当の父親』など関係がないのだから。


「そも、余が望んでいないのに玉体たる余の身体に子種をつけることは大罪。………そのようなものに、どうして余の代理人を任せられるであろうか?」


 ピメーテウスも、彼を担ぎ上げようとしていた彼の派閥―――軍部の者たちも血の気をなくし呆然としていた。それでもピメーテウスは屈辱に震えながらも言葉を紡いだ。


「……たとえ父親が私だとしても、いいえ、父親が私であるからこそ、あなたが国政から離れるならば私以外にこの国の王となれるものなどいない!」


 あくまで代理人の後継人、という話でしかないのにはっきりと『国王』といったのは彼の本音であろう。

 女王の権力を奪い、国王と同等の地位を得ようとした野望。

 その発言だけでも彼が処されてもおかしくはないが、女王の一言で全てが終わる。


「ああ……その件だがな。出産の為に国政を離れる、ということはないから、安心せよ」


 ふっと女王は笑った。


「子は、流れた。いま余の腹には子供などおらぬ」


 それが流産であったのか、故意に堕胎したのか。

 その真偽すらもうこの場では関係はない。


「このようなことが再び起こらぬよう、そなたには玉落の儀式を受けてもらう。本来なら処刑も致し方なしであろうが、我が夫ということで酌量の余地ありとして、しばらくは離宮にて謹慎措置とする………そうさな、テルースの即位式の時ぐらいには謹慎をとこうか」


 『王配』の地位が全て地に落ち、ピメーテウスの失脚が確定する。

 膝から崩れ落ちた夫を冷ややかに見やって、女王は一言「連れて行け」と言って終わらせた。






「これでしばらくは軍部で煩かった者たちも落ち着くでしょう」


 テルースに誘われて彼女の部屋に訪れたウラヌスは先ほどの朝議を思い返す。


「ピメーテウス公を代理人として推していた軍部の方々は、公が失脚してしまえば影響力を失うしかありませんからね」

「陛下は現状の政策に不満を持つ軍部に対して何か手を打たなくては、と考えておられましたから。今回の件は不幸中の幸いと言えますわ」


 にっこりと微笑むテルースに対してウラヌスはすぐに頷けない。

 不幸中の幸い、という偶然で終わらせられるのだろうか。軍部は男性が多く、だからこそピメーテウスはその闇をついて自身の派閥を作っていた。

 女王は自分に従属しない夫と、内乱の種になりかねない軍部をまとめて片付けるために一計を図ったのではないのか。

 では、それはどこからどこまでが計算であったのか。偶然子を身ごもり、それを利用したのか。もしかしたらピメーテウスを夫にすると決めた時から考えていたのか。更に女王の言葉は真実ではなく―――。


「ウラヌス様、あなたが婚約者であるということ、私は幸いと思っていますわ」


 思考を中断させるようにテルースの声が響く。


「あなたは父上の言葉に惑わされることなく、『王配』というものをきちんと理解しておられる。陛下も『王配』についてわかっていただくために今回の朝議にお呼びしたのでしょうか……あなた様には不要の心配ですわね」


 王家の血を引いてるとわかるその容姿。見目麗しい整った顔立ち。

 まるで、ピメーテウスには似ていないそのかんばせ。


「私とあなたは、いい夫婦となれますわ。そう思いますでしょう?」


 未来の妻の微笑を見つめながら、ウラヌスは考える。

 この国の王族で『父親』など誰かなど大したことではない。

 それが誰かなど『母親』の一言で決められるのであるから。

 そしてウラヌスは思い出す。数ヶ月前の夜のことを。

 あの夜、ウラヌスはテルースの部屋に呼ばれた。普通ならば婚姻前の婚約者のもとへ夜更けに訪れることはありえないが、この国の特性を考えて、『そういうこと』なのかと考えて闇に紛れて彼女の寝所に向かった。

 けれど、寝台の上に横になっていたのは。

 自分の婚約者ではなく、その母親であるアルテミス女王陛下だった。

 確かに女王の寝所は厳しく警備がされ、普通の男なら簡単には近づけない。

 だが第一王女の寝所に関しては、そうではない。

 信用のできる者だけを警備に配置して、融通をきかせられる場所としてこれ以上密会にふさわしい場所もない。

 まして、その部屋の主人であるテルースが認めているのならば。何が起きても彼女たちの気持ち次第。

 アルテミスが「一夜の夢と思えばいい」と言えば、ウラヌスに逆らうことなどできなかった。

 だから、とウラヌスは考える。

 本当の父親は誰なのか。

 それを考えただけで戦慄し、ウラヌスの心は恐怖で覆われる。

 ピメーテウスだと、女王は断じた。

 けれど、夜を共にした事実を女王も、テルースもいつでも表に出せる上、それを真実とすることができる。

 その上で、更に疑問がわく。

 ああして誘われたのは、自分だけなのかと。

 もしかして本当に女王の戯れの結果で身ごもったのかもしれない。

 しかし、ウラヌスが全く知らない何かで女王が身ごもったとしたら。

 それを利用して、男を寝所に呼んでいたのなら。

 もしも反旗の気配を感じたら、すぐに潰せるための切り札を作るためだとしたら。

 それが真実かどうかなど、わからない。けれども褥を共にした男らの疑いは消えない。

 本当の父親は、自分かもしれない、と。

 そうして愚かな男たちは二人の女神が作った蜘蛛の糸に絡まってしまった。

 ならばウラヌスができることは一つしかない。

 跪き、テルースの手に唇を落とす。

 垂れた首をいつでも切り落とすことのできる、未来の伴侶に。


「永遠の忠誠と愛情を、我が女神に」


 見上げると、テルースは満足そうに微笑んだ。

 そしてウラヌスは思う。

 この先テルースが産んだ子供の父親が本当に自分なのか、きっとわからないだろう、と。


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『女王陛下のご懐妊』 女帝国家の不祥事 コトリノことり(旧こやま ことり) @cottori

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