第21話 タバコスト

 私は10年タバコを吸い続け、10年前に辞めました。

 20年前にタバコを吸うと決断した事でかかってしまった、タバコ関連でかかってしまったコスト、タバコストを、もし吸わないと決断していたとしたらどうなっていたかを考えてみました。

 喫煙者後半は、毎朝777円の買い物をしてからスタートしていました。

 午後の紅茶ミルクティーとKOOL2箱です。

 少なくとも2年はそういう生活を送りました。

 それまでは、一日一箱程度で、平均すると一日250円ぐらいだと思います。

 純粋にタバコだけで、110万程使っていた計算になります。さらに、Zippoを買ったり、ライター買ったりしていたものを考えると、年間1万程は火に消費していたと思われます。

 また、タバコを吸っていたから飲んでいたミルクティーやコーヒーがありました。

 平均すると1日2本程度で、200円ってところです。10年間で73万になります。

 私は、タバコを吸った事でバファリン様とのお付き合いも始まりました。

 ピーク時は毎週購入していましたが、平均すると月1回購入していたと思われます。

 タバコを吸い始めてから数年後から、やめてから数年前はバファリン様とかの頭痛薬みたいなものを服用してましたので、トータルで10年間ぐらいで、およそ50万といったところです。

 また、冷えピタを貼ってしまうのは今も続いています。吸い始めてから5年後ぐらいから貼り始めて、15年間、1日1枚消費したとしても、1枚25円とすると、13万5千円程度までなります。

 その他、ファブリーズであったり、禁煙グッズであったり、のど飴であったり、細かいものにもコストがかかっているでしょう。

 私はあの時に喫煙者になることを決めました。その結果。タバコストは、250~300万にも及びました。

 これを多く感じる人もいるし、少なく感じる人もいるでしょう。

 私は、稼ぎの少ないサラリーマンなので、とても多く感じました。

 10年前にタバコをやめたので、タバコストはそこから減りました。あのまま続けていたら、タバコの値段も上がっているので、タバコストは現在、500万以上になっていたのかも知れません。

 さらに、そこから吸い続け、定年を迎える20年後を想定すると、1000万以上になり、タバコの値段の上がりを考慮すると、もしかしたら2000万ぐらいになってしまうかも知れません。

 怖いことに老後2000万問題とリンクしてくる気がします。タバコさえ吸い続け無ければ、老後資金は確保出来る?少し飛躍しすぎですね。

 ただし、タバコストをかけてまで得たものもあったかも知れませんので、タバコストが全て赤字では無いとも思います。そうは言っても、タバコストをかけて捨てたものもあるので、全て黒字でもないでしょう。

 しかしこの話は、人生にとって、無駄なものも沢山ある的な話になるので、今回は考慮しないことにします。

 私にとってタバコがどんなものだったとしても、250万以上のタバコストがかかった事だけは真実です。

 それが、高所得者ではない私にとっては、決して安くないものであり、タバコストの面では少し後悔すらしています。

 特に缶コーヒーは、非喫煙者になってみると、そんなに飲みません。

 缶コーヒーは喫煙者向けの飲み物の様な気がします。そもそもコーヒー自体がそういった飲み物なのかも知れませんが。

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