第4話 バファリンって素晴らしい

 私は10年喫煙10年禁煙者です。そして、15年程頭痛と戦ってきました。タバコを吸い始めて1年後ぐらいから頭痛がするようになりました。肩が凝っているかな?風邪かな?程度の軽いものから始まりました。ひどくなると病院に行きますが、とりあえず風邪薬と痛み止めみたいのを貰いました。風邪ひいてるからタバコ控えよう。当時はまだそれが出来ました。すると、しばらくは落ち着きまたタバコを吸うと頭痛?風邪?みたいな繰り返しでした。医者も肩こりと言う医者も居たので整体も行きました。すると、少し良くなる時もありました。

 そんなある日、バファリンに辿り着きました。頭痛にバファリン。そう、その通り!!頭痛にはバファリンです。バファリン様に出会ったのは、頭痛が出て来て2年目の喫煙者3年目でした。それから私は頭痛が出るたびにバファリンを服用する日々になりました。社会人になって夜勤などがあった時はほぼ毎回頭痛が出ました。バファリン先生と共に歩んできた社会人序盤で、タバコ、バファリン、タバコ、バファリン、タバコ、バファリン、、、いつしか過度に服用しなければ効かない体になってしまいました。

 タバコがやがて7ミリまで上がった頃には、ロキソニンになっていました。そして、冷えピタをいつも貼っている変な人でした。実際のところ頭痛の原因がタバコなのか、頭痛薬の過剰摂取なのか、他の何なのかは分かりませんが、一つだけ確実なのは

始まりはタバコ

だったと言う事です。タバコ辞めて6年ぐらいは、頭痛は続きました。今では耐えがたい頭痛が出るときは稀ですが、少し頭痛が出そうになれば冷えピタを貼る事は続いています。人前で貼らなくても耐えれる様になりましたが、運転中などの1人になるときは今でも貼ってしまいます。

 タバコを吸って居なければ、バファリン様やロキソニン様に出会うことは無かったでしょうか?体調が悪かったこの15年はもう戻って来ません。振り返ると食事もそんなに楽しめて無かった15年でした。

 食後の一服の為に食べて居たような、そんな日々でした。

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