三十五曲目:BLANCO『LAZY』
新型コロナウイルスが再流行し始めて、また大変なことになってきていますね……。
皆さんは感染してしまわないよう充分注意してくださいね。なってしまってはもう遅いですからね。
……と、暗い話はここまでにして。
今日はYoutubeのインディーロックラジオ配信で知ったアーティストの曲です。東京出身のロックバンド、BLANCOの『LAZY』。
彼らの現時点での最新作『Slice of Life』というEPに収録されている曲で、MVもYoutubeの方に上がっています。
音楽性は彼らがBandcampで付けているタグの通りドリームポップとサイケデリックロックの融合といったところで、この『LAZY』ではドリームポップ的側面が大きく出ています。同じく『Slice of Life』収録の『Cycle』なんかはサイケ色が強いですね。
本題に戻ってこの『LAZY』という曲、めちゃくちゃ気持ちよくておすすめです。
気持ち良いと言っても、Air Supplyみたいなスカッとした感じではないです。全体的にモヤがかかっていてどこか気怠げな感じ。疲弊して机に突っ伏してだらけているときのあのなんとも言えない感覚に近いです。
ざらついた音のシンセ(表現が合っているのかわかりませんが)と若干もたつき気味なドラムで始まり、そこにワウがききまくったギターが加わって盛り上がったところでベースも参加。そこから三十秒くらいイントロが続いた後ヴォーカルが入ってきます。
……余談ですけど、最近の曲でイントロが一分を超えるのって結構珍しいですよね。まあほんとにどうでもいい話です。なんかちょっと嬉しかったというだけ(笑)
ヴォーカルは女性と男性が一人ずつ、女性がメインです。すごく高い音で歌うのですが、芯が通っているような通っていないような独特な声で面白い。楽曲の雰囲気によくマッチしている感じがあります。
歌詞は全編英語なのですが、ヴォーカルをとっている女性が日本人なためか思いっきり日本語英語です。なんか好きですねあれ……(笑)
歌詞に関してはあまりうまく語れません(まだちゃんと掴み取れてないんです……ごめんなさい)が、『I’m still not satisfied with hurting(まだこんな痛みじゃ満足いかない)』とか『I really love lazy Sunday(私は怠惰な日曜日を心底愛しているんだ)』といった表現はものすごく好みです。自棄になったような感じが良いです。
今回はここまで。
東京出身のインディーロックバンドの一曲、是非一度聴いてみてください。
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